◆ アベノミクスによる人災=震災上回る過去最大の消費支出マイナス10.6%、
実質賃金23カ月連続マイナス(井上伸) - 個人 - Yahoo!ニュース
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厚生労働省「毎月勤労統計調査」より自作
賃上げの 花が舞い散る 春の風
出典:キャリコネニュース 「賃上げの花が舞い散る…」 安倍首相の俳句にツッコミ殺到「散っちゃダメだろ!」
――安倍首相主催の「桜を見る会」(4月18日、東京・新宿御苑で開催)で、安倍首相が披露した俳句です。
この俳句に対するネットでの反応です。
消費増税で賃上げが「舞い散る」?
賃上げの花が散りませんように……
安倍首相としては、メディアに向けてちょっとしたサービスをしただけかも知れないが、ネットではこの俳句に対してツッコミが相次いだ。
「おい、散ってどうするんだ」「散っちゃダメだろ」「安倍ちゃんこういう部分ほんとセンスないんだよなー」(中略)奇しくも同日、参議院で2015年度税制改正関連法が可決。2017年4月から消費税率10%への引き上げが決まった。そのため、「消費増税によって賃上げが舞い散るということか」と解釈する人もいた。
出典:キャリコネニュース「賃上げの花が舞い散る…」 安倍首相の俳句にツッコミ殺到「散っちゃダメだろ!」
この「賃上げが舞い散る」というツッコミがまさに本質を突いていたことが明確に分かる政府統計データが昨日(5月1日)相次いで発表されましたので、紹介しておきます。
上のグラフは、昨日発表された厚生労働省「毎月勤労統計調査」の実質賃金を私がグラフ化したものです。
グラフを見て分かるように、2013年5月から直近の2015年3月まで23カ月連続でマイナスになっています。
安倍首相は2012年12月26日から政権運営をしていますから、アベノミクスは2013年からになるわけですが、グラフにあるようにアベノミクスの27カ月間で実質賃金がプラスになったのは、2013年4月のプラス0.4%だけです。
実質賃金をマイナスにしてきたのがアベノミクスの実態です。
安倍首相は昨年の「桜を見る会」では「給料の あがりし春は 八重桜」と自作の句を披露しましたが、俳句のでき以前の問題としてまったくのデタラメだったわけです。
アベノミクスによって実質賃金は下がり続けていますから、当然、国民生活は苦しくなっています。上のグラフは昨日発表された総務省「家計調査報告」(二人以上の世帯、2015年3月分速報)の「消費支出の推移」です。
2015年3月の消費支出はマイナス10.6%で、下げ幅は東日本大震災が起きた2011年3月のマイナス8.2%を大幅に上回り、マイナス幅で過去最大を記録しました。
下のグラフにあるように、「勤労者世帯の収入」も2013年10月から18カ月連続でマイナスになっています。
さらに、下の表にあるように、「社会保障のため」と言って消費税増税が強行されたのに、2015年度の社会保障削減額は、小泉政権時の構造改革による社会保障費2,200億円削減を上回る3,900億円もの削減になっています。
賃下げと社会保障大幅削減をすすめる安倍政権は、労働者・庶民の暮らしそのものを「散らそう」としているとしか思えません。
『官製ワーキングプアなくし、誰もが幸せになる行財政へ 井上伸 - 個人 - Yahoo!ニュース』(2015年5月2日)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20150502-00045351/
実質賃金23カ月連続マイナス(井上伸) - 個人 - Yahoo!ニュース
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厚生労働省「毎月勤労統計調査」より自作
賃上げの 花が舞い散る 春の風
出典:キャリコネニュース 「賃上げの花が舞い散る…」 安倍首相の俳句にツッコミ殺到「散っちゃダメだろ!」
――安倍首相主催の「桜を見る会」(4月18日、東京・新宿御苑で開催)で、安倍首相が披露した俳句です。
この俳句に対するネットでの反応です。
消費増税で賃上げが「舞い散る」?
賃上げの花が散りませんように……
安倍首相としては、メディアに向けてちょっとしたサービスをしただけかも知れないが、ネットではこの俳句に対してツッコミが相次いだ。
「おい、散ってどうするんだ」「散っちゃダメだろ」「安倍ちゃんこういう部分ほんとセンスないんだよなー」(中略)奇しくも同日、参議院で2015年度税制改正関連法が可決。2017年4月から消費税率10%への引き上げが決まった。そのため、「消費増税によって賃上げが舞い散るということか」と解釈する人もいた。
出典:キャリコネニュース「賃上げの花が舞い散る…」 安倍首相の俳句にツッコミ殺到「散っちゃダメだろ!」
この「賃上げが舞い散る」というツッコミがまさに本質を突いていたことが明確に分かる政府統計データが昨日(5月1日)相次いで発表されましたので、紹介しておきます。
上のグラフは、昨日発表された厚生労働省「毎月勤労統計調査」の実質賃金を私がグラフ化したものです。
グラフを見て分かるように、2013年5月から直近の2015年3月まで23カ月連続でマイナスになっています。
安倍首相は2012年12月26日から政権運営をしていますから、アベノミクスは2013年からになるわけですが、グラフにあるようにアベノミクスの27カ月間で実質賃金がプラスになったのは、2013年4月のプラス0.4%だけです。
実質賃金をマイナスにしてきたのがアベノミクスの実態です。
安倍首相は昨年の「桜を見る会」では「給料の あがりし春は 八重桜」と自作の句を披露しましたが、俳句のでき以前の問題としてまったくのデタラメだったわけです。
アベノミクスによって実質賃金は下がり続けていますから、当然、国民生活は苦しくなっています。上のグラフは昨日発表された総務省「家計調査報告」(二人以上の世帯、2015年3月分速報)の「消費支出の推移」です。
2015年3月の消費支出はマイナス10.6%で、下げ幅は東日本大震災が起きた2011年3月のマイナス8.2%を大幅に上回り、マイナス幅で過去最大を記録しました。
下のグラフにあるように、「勤労者世帯の収入」も2013年10月から18カ月連続でマイナスになっています。
さらに、下の表にあるように、「社会保障のため」と言って消費税増税が強行されたのに、2015年度の社会保障削減額は、小泉政権時の構造改革による社会保障費2,200億円削減を上回る3,900億円もの削減になっています。
賃下げと社会保障大幅削減をすすめる安倍政権は、労働者・庶民の暮らしそのものを「散らそう」としているとしか思えません。
『官製ワーキングプアなくし、誰もが幸せになる行財政へ 井上伸 - 個人 - Yahoo!ニュース』(2015年5月2日)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20150502-00045351/
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