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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

原発の排水で作ったミルクを幼児に飲ませて良い国

2011年05月29日 | フクシマ原発震災
 ▼ 原発の排水で作ったミルクを幼児に飲ませて良い国

 (略)
 驚くべき記事を読んだ。

 ※異常すぎる日本の「暫定基準値」 乳児に与える飲料の基準は国際法で定められた原発の排水より上
http://news.livedoor.com/article/detail/5591773/
 やがて削除されるだろうから、一部をコピーさせていただこう。
 なんと国際法で定められた原発の排水基準値は1リットルあたりヨウ素40ベクレルセシウムは90ベクレルまでとなっている。つまり、乳児の暫定基準値ですら、現在の日本では原発の排水より高い放射性物質が残留しても良いという設定値になっているのだ。
 つまり政府が定めた数値を守るだけなら、原発の排水で作ったミルクを幼児に飲ませて良いということになる。ちなみにWHOで定められた平常時の飲料の基準は1リットルあたり1ベクレルまでなので、それに比べると乳児ですら100倍まで基準が高められているのである。
 学童には、年間20ミリシーベルトの放射能を浴びせ、
 幼児には、原発の排水基準以上の水で、ミルクを飲ませ、
 国民には、高い放射性物質が残留している牛乳や野菜、ニクとサカナの常食を強いる国の国歌・国旗、どこが尊いのか、橋下知事にご教示頂きたいものだ。
 将来・未来をになう子供たちを進んで病気にする国に未来はありえない。
 国民を守るのが、「普通の」国の責務だろうと、疑いながらも思ってきた。

 日本の政府・国家、国民をゆっくりと殺害していること明白だ。
 風評レベルのいい加減な情報しか出さず、晩発性の病気によっておきる、自国民の緩慢な大量殺戮完全犯罪を推進する国家に、敵意こそいだいても、敬意など全く感じられない。
 残留放射能があると知りながら食品を流通させたソ連政府と変わらない。いやそれ以下。ソ連政府ですら、これほど露骨な緩和はしていない。

 室井佑月氏がNHKのテレビ番組で、「福島の子供に、地産地消といって、野菜を与えてよいものか」と至極もっともな発言をした。
 彼女も、福島原発事故をめぐる政府対応を批判し、子どもたちを疎開させようと呼びかけ、降板させられた山本太郎氏に続くのだろうか?
 あのNHK番組、御用学者が放射能について、しっかり、もごもご?発言していた。

 昨日深夜、NHK-BSで、FacebookやTwitterを活用した、チュニジア反政府運動ドキュメンタリーを見た。国民を虐殺する「とんでもない政府は許せない」というようなことを、在日チュニジアの方が語っていた。
 国民をゆっくりと虐殺する「とんでもない政府は許せない」と、在日日本人の小生も思う。
 (『在日日本人』という言葉、宮本政於著の書名。後に「弱い」日本の「強がる」男たち―お役所社会の精神分析 として講談社プラスアルファ文庫で刊行。この言葉、元々オーストラリア、ラ・トローブ大学社会学部、杉本良夫教授の著作「日本人をやめる方法」から取ったもの。亡国エリート官僚の生態を描いた名著『在日日本人』。残念ながら絶版。今こそ読まれるべきだろう。)
 環境、食品の『暫定基準値』を緩和し、原発を稼働し続け、静かな脱原発デモをすると、警察がでっちあげ逮捕をし、渡部恒三を叔父にもつ佐藤雄平福島県知事が、御用学者代表、山下俊一教授を「県民健康管理調査検討委員会座長」に就任させる等、目・耳を疑わせることばかりのこの国、狂気そのもの。
『マスコミに載らない海外記事』(2011年5月28日)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-aec7.html

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