◆ <「日の丸・君が代」強制反対・処分撤回「2・12総決起集会」について>
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「新芽ML」・「ひのきみ全国ネット」・「戦争をさせない杉並1000人委員会」・「杉並コモンズ」の渡部です。
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戦前、「日の丸」と「君が代」は天皇制と戦争のシンボルでした。
戦後、新憲法が制定され主権在民と戦争放棄が明記されました。
しかし、自民党政権は一貫して、「日の丸・君が代」を学校現場に復活させることを画策してきました。
これに対し、教員たちは「教え子を再び戦場に送るな!」として反対してきました。
そこで、自民党政権は教員たちへの管理統制と分断を強め、「学習指導要領」に義務付けを書き込み(1989年)、「日の丸・君が代」を「国旗・国歌」とする法律を強行(1999年)し、「民主教育」をうたった「教育基本法」に<愛国心>と<教育振興基本計画>を盛り込み、「民主教育」を「国家主義教育」に変質させました(2006年)。
「日の丸・君が代」強制に反対する教員たちは、「行きつく所、戦争につながる」として反対してきました。
それに対し、「もう戦前と違うからそんなことはない」「戦前回帰などはありえない」というような言葉が返ってきました。
しかしどうでしょうか。
現在、日本社会は明らかに「新たな戦前」になっています。
私が属する「都教委包囲・首都圏ネット」では、2003年に石原都政下で出された「日の丸・君が代」強制の通達(10・23通達)とそれによる処分に反対し、2004年には「都教委包囲デモ」、2005年からは毎年2月に「総決起集会」を開き反対の声を上げてきました。
そして、来年2月12日には第20回の「総決起集会」を開くことになりました。
メインスローガンは「今こそ反戦・平和の運動を教育と社会に」です。
また、講演は、「教育基本法改悪反対闘争」で大きな役割を果たし、その後も学生の「ブラックバイト」とか「奨学金問題」、さらには「英語スピーキング問題」でも先頭に立って闘ってきた武蔵大学の大内裕和教授にお願いすることになりました。
講演テーマは
<21世紀ファシズムと戦争にどう立ち向かうか>、です。
この講演は揺れ動く21世紀を見通したものになると思われます。
集会ビラ(表裏)を添付します。
是非、多くの方々の参加をお願いしたいと思います。
そして、一緒に声を上げ、闘いましょう。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
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