パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

◆ 都教委包囲・首都圏ネット 2・4総決起集会

2023年01月04日 | 「日の丸・君が代」強制反対

 講演:池田賢市さん(中央大学教育学部教授)
 「学校から始まる改憲と戦争~教え子を再び戦場に送るな」

スローガン
・「日の丸・君が代」強制反対
・「10・23通達」処分撤回
・学校を新自由主義の実験場とするな
・教育の格差を是正しろ
・教育の場に人権を
・ICT教育・GIGAスクールよりも30人学級の実現を
・英語スピーキングテスト反対
・改憲攻撃と闘おう
・軍拡,9条改憲反対
・敵基地攻撃能力保有反対
・学術会議の任命拒否撤回
・戦争に道を開く学術会議改悪反対
・若者を再び戦場に送るな
・教え子を再び戦場に送るな

2023年2月4日(土)13時30分開始
日比谷図書文化館地下ホール
会場費:500円
主催:都教委包囲・首都圏ネット

 

◎ 2023年2月決起集会参加・賛同の呼びかけ

 岸田自公内閣は、国葬強行、三閣僚辞任、原発推進策、マイナンバーカード適用拡大など、労働者民衆のための政治とは反対の政治を進めています。旧統一教会による被害者の救済法案は、被害者救済の実効性が乏しい、と弁護士などから批判されています。
 とりわけ重大なのは、軍事費をGDPの2%に増大する事です。大義名分として「反撃能力」「抑止力」「敵基地攻撃能力」を掲げ、自公は合意しました。背景には国際情勢=ロシアのウクライナ侵略、北のミサイル発射頻発、中国の台湾有事などがあります。
 しかし、憲法9条には「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とあり、それ故、武力を保持している自衛隊は憲法違反であり、「反撃能力」も武力であり、戦争を前提としているので、これも憲法違反です。
 軍事費の増大は、日本を戦争に引き込む危険な政策です。憲法違反の政治を平然と行っている自公政権に改憲を論ずる資格はありまぜん。憲法審査会を真摯に行うのであれば、まず政党は憲法遵守を宣言すべきであり、これまでの違憲の政治政策を改めるべきです。それを行わずに改憲を論議することは、主権者たる国民を愚弄するものであり、断じて容認できません。
こうした政治を許してきた野党や私たち労働者民衆も反省しなければならないし、政治を糺すために活動・行動する必要があります。

 以上のような認識の下で、私たちはこの間、次のような取り組みを進めてきました。
 安倍の国葬に対しては、だれの国葬にも反対であり、今回は憲法改悪と連動していて、国家主義の強化、教育の場に弔意強制は国家による教育のより一層の支配強化・国家主義イデオロギーの浸透が進むもので強く反対しました。
 さらに、それは安倍政治の正当化=民主主義の否定であり、改憲策動につながるもので、労働者民衆の諸権利抑圧の安倍政治の承認を迫るものでした。
 東京都の高校受験のスピーキング・テスト導入に反対しました。それは、商業主義との癒着であり、新自由主義による教育の場への侵入であり、受験生に過度の負担と、公正性を担保できない不透明さを具備しているもので、都教委に中止するように強く申し入れました

 情勢は厳しいです。しかし、国葬反対の声が自然発生的に生まれ拡がり、そして多くの人が行動しました。この意義は大きいものです。
 国際紛争を武力で解決しようとする自公政権や保守勢力にたいし、戦争反対・改憲反対、若者を戦場に送らせない!教育に戦争の手助けをさぜない、憲法改悪の手助けもさせない、労働者民衆が安心して暮らせる社会の形成に向けて共に行動する、という決意を皆さんと共有する場として同時に、教育の場で日の丸・君が代強制と闘っている教職員への支援連帯の場として本集会を開催します。
 皆さんの参加・賛同をよびかけます。

都教委包囲・首都圏ネット


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