徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

派遣前準備-1

2011年02月08日 | 海外ボランティア

シニア海外ボランティアに合格したものの、23年度2次隊なので訓練開始まで四ヶ月以上ある。正直言って、このお役所の気の長さには付き合いきれない気がするが仕方が無い。この時間を利用して派遣準備でもするか、ということで準備開始することにした。 (ああ、日本人...)

まずは派遣先の情報収集、つまりはブータンと業務に関する情報収集だ。JICAのHPを見ると国別の情報が開示されており、ブータンに関しても50ページ近いレポートがある。これに目を通しておけばなんとか生活開始するには困らないかな... 、図書館でもブータン関連の本を探して見よう。

業務に関しては、先任SVの方がJICAの公開ブログに執筆されているので、それが参考になる。卒論指導でインテル8085をテーマにあげているのを見て懐かしい思いがした。30数年前ではあるが私が大学生の頃、8085、MC6800、Z80等々の8bitマイクロ・プロセッサーがキラ星の如く出現した。私自身も卒論でMC6800を使ったシステムをテーマにしたので、8085なら何とかなるかもしれない。 ちなみにビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブスはこの頃に身を起こした。私も一歩間違えればそうなっていた(...わけ無いか)。

あとは言葉だが、学校では英語一本やりで通せそうなのでこれは何とかなると思う。(ブータン学生が、例のインド巻き舌英語でないことを祈っています。) しかし生活面では現地語がしゃべれるに越したことはない。ブータン公用語はチベット南方方言であるゾン語(ゾンカ)であるが赴任地であるプンツォリンはインド国境なのでヒンディー語も多用されているかもしれない。 えらそうに言っているが現地語習得など、そんなに簡単では無いことは重々承知している。まずヒアリングは二年居ても難しいだろう。ただし、基本単語と基本文例を覚えておくことは生活するうえで必要だ。市場での値段、数詞、値切り方、レストランでの注文、清算、タクシーでの行き先、方向指示くらいは知らないと生きていけない。逆に言うと、それくらいを言えれば後は何とかなるものである。

先は長そうなのでビスタリ、ビスタリ (ネパール語で、ゆっくり、ゆっくりという意味です。)