姉ってさ…

「こんにちは～」
と、顔を見せてくれた瞬間からＭちゃんの表情が冴えない。
ここのところ、ずっとこんな表情だったけれど、
この日は一段とブルーな表情。

ＭちゃんにはＹちゃんという2歳の妹がいる。
この２歳のＹちゃんが、
言葉を覚えだし意思がしっかり伝えられるようになり、
動きも盛んになってきていて、
ＭちゃんとＹちゃんの間に微妙な空気が流れているのを
最近よく感じていました。

Ｍちゃんの楽しんでいるところに、
必ずＹちゃんが「自分も！」とばかりにやってきます。
Ｍちゃんが持っているものを、同じように使いたがります。
レッスン中も同じ。

レッスンをしていても、
「自分がピアノを弾くのだ！！」とばかりに私を呼ぶので、
「今は、お姉ちゃんの時間だから、ごめんね」
とＭちゃんの時間をしっかり確保する態度をＭちゃんにも見てもらう。

しかしＭちゃん、やっぱりＹちゃんに押されてしまう。

おもむろにお絵かきを始めたＭちゃん。
思いつめた表情で、必死に、半ば紙に感情をぶつけるかのように
クレヨンを動かし続ける。

そんなＭちゃんの様子は分かりつつも、
Ｙちゃんの相手で、中々Ｍちゃんと関われないママも困惑顔。

こんな時は、大人の正論を振りかざしても聞いてはもらえない。
「姉なんだから…」は無理だし、
「一緒に遊んだらいいのに…」なんてのも無理。

とにかく、レッスンの時間だけでも、
私がＭちゃんをきちんとまっすぐ見てあげようと思います。
Ｍちゃんにそれを伝え続けなければと思っています。

ほんの一時のことなんだけれど、
Ｍちゃんにとってはツライ時期だね。
ママもＭちゃんのこと、いっぱいいっぱいちゃんと見てるんだよ。
がんばれ！Ｍちゃん。

運動会

日曜日。
パタパタとレッスンのお休み連絡が入り、
急遽、途中参加させてもらうことにした、町内会の運動会。
娘が幼稚園の頃、何回か参加したことがある運動会。
これが、結構楽しいのだ。

町内会が8支部に分かれていて、
それで争う。

幼稚園生の参加できる宝探しの他は、
小学生以上ならほぼ参加できる。
得点の入る競技になると、いい大人が結構本気。
玉入れだって、色々作戦を考えている大人。
相手チームがスタート前に玉を手にしていると、
本気で「ダメだよ、注意しろよ～」と叫んでいる。

ボーナス競技…というのがあって、
順位のよかった順にクジを引いて、
そこに書いてあった点数が入る…という、
なんとも不公平というか、面白いシステムの競技もいくつか。
要するに、高順位だったからといって、
たくさん点数が入るとは限らない仕組み。
小学校の運動会でやったら、
みんなの士気が落ちること間違いなしなシステム。
でも、町内会の交流運動会だから、これもまた楽しい。

教室の生徒さんＡちゃんや、Ｍちゃん、Ｊくんも参加していた。
普段見ることのない、お友達と遊ぶ姿も見ることができた。

Ｊくんに関しては、
教室に来た頃は小学生だったのに、
すっかり大人の組に入り子どもたちの土台になる役回り。
そうだそうだ。Ｊくんは、もはや高校生だった…。
と、改めて実感。

娘の参加できる競技もたくさんあるので、
私はのんびり観戦…と思っていたけれど、
我が第８支部は参加者が少なく、思い切り借り出されるハメに…。
楽しいことは楽しいけれど、
やっぱり得点競技ともなると責任もあるし、かなりハード。

一番苦しかったのが大縄跳び。
現代の小学校。
校庭は、あれは何て言うんだろう？
土ではなくて、アスファルトでもない。
水はけがいい、弾力性のある地面。
大縄があの地面を打つと、すごく縄が跳ねる。
で、その跳ねた縄を飛ばなければならない。
普通に縄跳びを飛ぶのとは全然違う。（…完全なる言い訳ですが）
必要以上に飛ぶ。飛ぶ。飛ぶ。
かなりの運動量。
10回を超えたあたりから、笑いが出て来る。
「無理だよ。無理」
文字通り、足が上がらない。
しかもそれを練習も含め、何回もやる
しんど～い！
悲しいかな、何度か引っかかってしまった

最後に「リレーもよろしく」と言われるが、
こちらはまぁ、走るだけだしね。
何とかね。
途中、コーナーを回るあたりで、
普段大声など出さない娘が
「おかあさ～ん！！」と叫んでいるのが聞こえ、
個人的に、満足　やるじゃん！

体力の衰えを実感しつつも、よい運動ができました。
娘と合わせて戦利品（すべての競技に参加記念品がもらえる♪）もいただき、
久々に身体を動かした爽快感と共に帰宅しました。

夜、ピアノの練習をしていると、
これまで行き詰っていたところが、軽く動く。
おぉぉぉ！
運動、バンザイ！！
やっぱり、体は動かさなきゃいけないと改めて思わされました。

キリンカップ ペルー戦

勝てそうで勝てなかったな。
もっと攻めていけたかも知れない。

最後の５分。
ペルーの攻撃はすごかった。
でも、負けそうで負けなかった。
川島のおかげ。
すごい集中力。
すごい瞬発力。

がんばれ、ザックJAPAN!!