できないところ

Ｈちゃんは、耳コピが得意。
その代わり、楽譜が苦手…でした。

ここ半年くらい、楽譜にだ～いぶ馴染んでくれて、
楽譜を読みながら「どんな曲だろ？」と考えてくれるようになりました。

今日は
「この曲はね」
と弾き始める前にＨちゃんが話し始めました。

「あんまりうまく弾けないの」
と。

聴いてみないと分からないので、
「とりあえず、1回弾いて聴かせてよ」
と弾いてもらう。

すると、Ｈちゃんの言うとおり、イマイチ。。。

「このね、ソラファラのところが難しいの」とＨちゃん。

「それなら、このソラファラのところだけ練習してみる？」
と話すと、懸命に練習を始めるＨちゃん。
最後には、通奏できちんと弾くことができました

楽譜から「ここ」と言ってくれたことがすごく嬉しかった。
楽譜と仲良しになってくれたんだね
そして、もっと嬉しかったのが、
「ここができない」という、「ここ」を探せるようになったこと。
弾けないところが見つけられるようになったら、
練習も充実するよ

虹を操る少年

「虹を操る少年」　東野圭吾

東野作品にしては珍しく、
奇想天外な設定。
あんまり現実にありそうにない設定。
（…と言うか、想像しにくい設定）
そして、さらに珍しく、
「悪人」的な人が出てくる。
私利私欲の塊みたいな、
体裁ばかり重んじる…非道な人が出てくる。

それから、「超人」が出てくる。
何をやらせても天才。
ずば抜けた知力と感性をもっている。

このずば抜けた才覚を持った主人公がすごく魅力的で、
あんまりにも完璧すぎで、
この主人公のセリフに少なからず色々な期待を抱いてしまう。
ちょっとした救世主的。

面白かった。

ただ、登場人物全部が上手く絡まない感じ。
提示しきれていないまま動かされていて、
少々、煮え切らない感が残る作品、でした。

顔合わせ

来年の演奏会の顔合わせ、打合せに行ってきました。

動き始めるのが早過ぎるかも知れないですが、
近くなってからバタバタ動いてよかった試しがないので
早いに越したことない…と思っています。

一見、物静かそうなメンバー。
でも、ひとたび音楽の話題になると、
みんな自分の意見をドシドシ出して、
当然収拾がつくはずはないけれど、
何だか楽しかったです。

みんなで言いたい放題言いあって、
その中から接点を見つけて、
良いものを作り出せたらと思っています。

骨組みが決まったり、
詳細が出ましたらご報告いたします。

秋の入口

毎日毎日、暑い日が続きますがいかがお過ごしですか？

つい２～３日前から、寝る頃にはエアコンも扇風機も必要なくなり、
（もちろん、再び必要になるかも知れませんが）
そして、秋の虫の声が聞こえるようになってきました。

秋の虫が鳴き始めたので、
「これで、この暑さともさよなら…？」
という淡い期待を抱き、ワクワク♪

日中は大変な暑さですが、
夜、気温が下がると眠りやすくとってもラクです。

娘の学校ももうすぐ2学期が始まります。
すぐにＰＴＡ活動は再開し、
運動会、学芸祭に向けての準備となるでしょう。
それらが終わるか終わらないか…で、
教室の発表会の選曲～準備です。

忙しそうですが、
何故か、と～ってもワクワクしています

片思い

「片思い」　東野圭吾

題名からすると、少々クサい。
淡くて切ないラブストーリー…なんて、
東野さんであるわけはなく、やっぱりミステリー。。。？

性同一性障害、半陰陽。
そういった難しいことが盛り込まれつつの物語。

読み進めているうちに、
誰が男で誰が女で、誰と誰が…？？？
少々あやしかった。
少々…、少々？


ストーリー自体がやっぱり東野圭吾。
泣かせる。

片思いと片思いが絡みあう…というのでもないけれど、
なんだか、すごく切ない。
東野さん独特な「誰かが悪いわけではない」という
人が人を思う（想う）ことによって殺人が起き、
そして色々難しいことになっていく。

こんなに懸命に生きようとしているのに、
自分をさらけ出して生きることができない。
自分とは何者か。
常に考えている登場人物たち。
生きることに真面目だ。
そして、自分が大切に思う人のために何かしようと懸命。


殺人の全貌がかなり初めの段階で明らかにされているが、
東野圭吾だから、それで済むはずはなく、
最後の最後で「そっちだったか～！」と覆される。
面白い、と言っては語弊があるかもしれないけれど、
「なるほどね！」と有無を言わさぬ真実を見せられる。

読み終わって、
何か、こう、重たいものを一つ腹の中に入れたような
何とも言えない思いが残る作品だった。

もう1回聞きたい

レッスンが始まり、
「あ～、手が痛い」を連発していたＭちゃん。

「どうしたの？」
と聞くと、
「来る前に、いっぱいピアノを弾かされた」と。

のんびり、気長に…というお母様だったはずなので、
驚いてよくよく話を聞くと、
１回弾けると、
「もう１回聞きたい」
また弾くと、
「もう１回聞きたい」と。

そんなこんなでお母様のリクエストに答え続けたＭちゃんは、
「10回以上は弾いた！」んだそうな。


「もう1回聞きたい」

なるほど。
それ、いい声のかけ方だな…

反応…薄！

教室の夏休みと、私の個人的な事情から
3週間ぶりのレッスンとなったＨちゃん。

「こんにちは～」と言う声に、
何だかいつもの活気がない。

「暑いね」と話しかけても無反応。
「夏休み、楽しい？」も、ビミョーな反応。
…反応が薄い。。。

どうしたんだろ？
何かあったのかな？

レッスンは…と言うと、
私が言っていることをとってもよく聞いて、
じっくり取り組んでくれている…ようなんだけど、
どこかおかしい。
懸命に弾いていそうで、弾いていない感じ。

なんだろ？なんだろ？

レッスン中ずっと考えてました。

帰りがけのＨちゃんに
「なんだか元気ないね」と言うと、
「昨日まで旅行に行ってて、とっても疲れてるの」って。

な～るほど！！
疲れてたのか～。
そこを、がんばって弾いてくれてたのか～。

ちょっと、ホッとしました。

エアーピアノ

レッスン2回目のＮちゃん。

ピアノが楽しくて楽しくて仕方ない様子。
ニコニコ顔で教室に顔を出してくれます。

まだ、一人で1曲を演奏出来ないので、
私が伴奏として曲の主だったメロディーを弾きますが、
Ｎちゃん、
私がメロディーを弾いている間、
一緒に歌ってくれたり、
Ｎちゃんの出番までエアーピアノをしていてくれたり…。

すご～くカワイイ。

この新鮮なＮちゃんの思いを、
ずっとずっと大事にしてあげたい！！

私も負けずに、がんばろう！

クロニクル 千古の闇

「クロニクル　千古の闇」１～６　　ミシェル・ペイヴァー

子ども向けのファンタジー。
全6冊で完結。
第1巻で始まった戦いが
1冊の中で一つずつおさまり
第6巻で集結という流れ。

1から順に読むことをお薦めします。

諦めない、死ぬ気で立ち向かう、
勇気、仲間、絆、運命。

かなりのめり込んで読んでしまいましたが、
各巻話の流れがほぼ同じ。

戦いに挑み始め、途中拘束、
殺されるかと思いきや、よき仲間に巡り合い、
助けられ、最後に戦いに勝ち…。

この配分があまりにも同じように6回繰り返されるので、
少々飽きに入る傾向あり。

でも、ストーリー全体として、
そして臨場感や気持ちの流れ、
とても面白かったです。

残暑…？

最近友人から「残酷暑」という言葉を教えてもらいました。

まったくその通りで、
今年は、

残酷暑　お見舞い申し上げます

が、ピッタリかも。

今日のレッスン予定だったＭちゃん。
暑さで体調崩したようで、欠席。

水分補給、休養。そしてエアコン。
決してダラダラ怠けるわけではないけれど、
休み休み、出来る範囲で動きましょう。
決して無理はしないように…。

（私は、怠け過ぎ…？）