ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

熱心に

2019-06-27 14:52:00 | レッスン
Yちゃんがピアノを弾く。
一曲弾く間、
笑えて笑えて笑えてくる。
Yちゃんが私の様子に気付きつつも
ピアノを弾き続ける。
私、笑いが隠せない。
 
一曲弾き終わったYちゃんが
「どうしたの?
間違えてる?」
と聞く。
 
Yちゃん
ハナマル!!だよ
 
と私が言うと
「じゃあ何でそんなに笑うの?」
とYちゃんが聞く。
 
だって。
別人みたいに
熱心に練習してきているんだもん。
先週、
練習ゼロだったよね。
練習したり
サボったり。
あんまり分かりやすくて
面白いんだもん!
 
ありゃりゃ
な表情のYちゃん(笑)
 
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神対応

2019-06-24 15:32:00 | レッスン
教室の玄関は狭い(笑)
入れ替わりの時間帯、
帰る人とこれからの人、
玄関でカチ合うと、
互いに譲り合う。
 
よくある光景だと、
帰る人が玄関ドアを開け
ドアが閉まらないように押さえ、
これからの人が
その隙にサッとドアをくぐる。
出来た子は
その時にそれとなく会釈したり、
「ありがとうございます」と言って
開けてくれたお礼を言って通り過ぎる。
が、ほとんどの子が
それに気づかずに
無言で抜けてしまう。
「ありがとうだね」
とこちらから振る時には
帰る人は扉は閉まり外に。
 
当たり前のこと、
当たり前に気付けるように
なってほしいなぁ
と思うことしばしば。
そんな中、
事件(笑)は起きた。
 
Aさんの帰り際、
次のレッスンのSくんがやって来た。
Aさんが玄関ドアを開け外に出て
玄関ドアが閉まらないように押さえると、
Sくんが通る。
と、通り過ぎがてら、
「どーも」と言いながら抜ける。
 
出来た子だ。
 
と感心して見ていたら、
Sくん、体の方向を外に出たAさんに向け、
「ありがとうございます」
と頭を下げた。
 
きゃー!
Sくん、すごい!!
通り過ぎながら
ではなく
わざわざ体をAさん向けて御礼。
エラい!
 
それからSくん、
Aさんが押さえいたドアを
今度はSくんが中から
閉まらないように押さえ待つ。
 
 
と思って見ていると、
 
Aさんが
「失礼しまーす」
と私に挨拶して去る。
それを見送り、
Sくんがドアを閉める。
 
えー!!
Sくん、神対応!
 
確かに
ドアを抜けてそのまま閉めると、
Aさんと私の間を
勝手に終わりにすることになる。
だから、
Aさんと私が挨拶を済ませるまで
ドアを閉めずに待っていてくれた。
 
なかなか、なかなかですよ。
小学生男子。
Sくん。
スンバラシイ!
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ふふふ…

2019-06-24 08:16:00 | レッスン
楽譜の読み方が安定して
指の形、使い方のレッスンも
始まったCちゃん。
 
最初は
1番と2番の指だけ。
少しずつ、
段々と3番4番…と
確認しながら
進めていくのだけれど。
 
Cちゃん。
最初の2本の指の使い方、
動かし方が分かって以降、
全ての指を立てて
ピアノを弾くようになった。
 
日本人は
関節が弱いから
多くの人が
ピアノを弾くと
指がつぶれやすい。
指を寝かせて使うこともあるけれど、
結局は指自体に
支える力がないといけない。
 
Cちゃんも関節は
柔らかい。
だから、
相当気をつけないと
指を立てて弾けない。
 
でも
Cちゃんは、
指のトレーニングの本だけでなく、
他の本、他の曲を弾くときも
指の形を気をつけて弾く。
 
気にして弾いてくれてるよね?
 
と聞くと
 
照れたような笑顔で
コクンと頷くCちゃん。
 
ピアノとの接し方が
とてもとても誠実で
一生懸命。
 
新しく勉強した記号やリズムも、
きちんと自分のものにしていく。
 
Cちゃんとピアノ。
とってもいい関係だなぁ。
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虫博士

2019-06-21 15:08:00 | レッスン
生き物のことに
とっても興味があって
生き物博士なMくん。
 
学校から
「明日、カイコを持って帰るんだ♫」
と喜ばしげに話す。
 
その話から
どう繋がったか
忘れてしまったのだけれど
「世界最大の蛾は
30センチもあるんだよ」
と教えてくれた。
 
30センチ、
楽譜くらいの大きさだよ。
うそー!
30センチもあったらさ、
飛ぶ時、
バッサバッサ音がして
もはや鳥ですけど。
 
 
と私が慄いて聞くと
 
「そうだよ、
鳥くらいあるんだよ。
でも鳥と違うのは
粉がついてるところなんだよ」
 
って。
粉って、
鱗粉のこと…。
いや〜ん。
鱗粉バッサバッサ飛ばしながら
頭上を飛ぶ姿、
Mくん、ごめんね、
私は出来れば出会いたくない。
 
なんて言ったら、
 
「30センチのもいるけど
20センチくらいの
蛾もいるんだよ」
 
と。
 
Mくんの足の大きさくらい
…ですか?
それでも嫌です💦
 
Mくんが帰ってから
ホントかな?
と調べてみたら、
ホントに
30センチサイズの蛾、
いるらしい。
しかも日本にも。
石垣島に。
かなり鮮烈な色してる。
気になる方は
お調べください。
あんまりリアルなので
ここに写真は載せないことにしました。
 
いや〜でも、
さすがMくん。
生き物に関する知識量、
ハンパない!
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春の花

2019-06-20 11:15:00 | レッスン
『春の花』という
タイトルのついた曲を弾くRくん。
 
しかし、
どう聴いても
違うんだよな〜。
 
「春の花って
優しくさりげなく咲いてて
そよ風に揺れて
ユラユラとか
そんな感じしない?
Rくんの演奏だとさ…」
 
と私が言いかけると
 
突如Rくん
「シャキーン」
と言って立ち上がり
背筋だけでなく
手指までピン!
と伸ばした「気を付け!」の姿勢に。
 
ウケる。
 
「だよね。
分かってるね。
それってお花っぽくないような
気がする」
 
と言うと、
 
「シャキーン!って感じの
お花知ってるよ。
ヒマワリ!!」
ってRくん。
 
なるほど、ヒマワリ。
確かに背は高いのにシャキーンって
立っている感じだね。
でもヒマワリ、
夏のお花だよね。
 
そうか〜。
と残念そうなRくん。
 
「じゃ1回、
春のお花の感じで
演奏してみてよ」
と声をかけると、
それはそれは優しく包み込むような
ほっこりな気持ちになる
演奏ができた。
 
「すごーくいいね」
と思ったことを言ったのだけれど、
 
「でもやっぱりシャキーン!がいい!」
ともう一度、ヒマワリバージョン(笑)
 
人の感性はさまざまですから…ね。
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集中すると…

2019-06-20 11:04:00 | レッスン
体も大きい方で、
足も問題なく
床にベタっと付くはずなのに、
ピアノを弾くことに集中すると、
足がどうしても
 
 
こうなるらしい(笑)
 
Aちゃん。
カワイイ。
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念押し

2019-06-18 15:34:00 | レッスン
その月のレッスンの最後の回に
翌月のためのお月謝袋を渡し、
お願いするシステム。
 
先月末、
それをすっかり忘れてしまっていた私。
レッスンが始まってから
思い出したので、
レッスンスケジュールも
出さないといけないタイミングでもあったので、
その日は諦めることにし、
レッスンを続けていた。
 
で、その日最後のレッスンだったJくん。
「今日、今月最後ですよね。
月謝袋は?」
と聞かれ、
事情を話し来週お渡しします
と伝えると、
「忘れてたんだ(笑)」
と笑われた。
 
そして今月。
「次回って4回目でしょ。
月謝袋、忘れないでください」
と念押しされた。
 
忘れん坊の看板を
立派に出せてしまったようで…(⌒-⌒; )
 
それにしても
Jくん。
しっかり者。
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移調奏

2019-06-18 15:26:00 | レッスン
ピアノを始めて1年ちょっと。
ガツガツではなく
丁寧にコツコツと練習を重ねるHちゃん。
 
耳が良くて、
習い始めて間もなく、
新曲視唱がとっても上手なのを発見。
知っている曲、
でも音名では分からない曲も、
歌いながら探り弾きをしていくうちに
メロディーをピアノで弾けるようになってしまう。
それらに伴奏を付ける勉強を
この1年して来たので、
別に勉強して来ていた
スケール&カデンツと組み合わせる段階に。
 
ハ長調のスケール&カデンツを弾いてもらう。
ハ長調でメリーさんやブンブンブン、
チューリップなどを弾いてもらう。
それにカデンツを弾く時に使っていた和音を
好きなように合わせてもらう。
 
Hちゃん。
最初から
これが抜群に良く出来た。
色んな曲でこれが出来たので、
他の調で練習していた
スケール&カデンツでもやってみよう!
と声をかける。
 
最初、
かなりビックリした表情で、
「無理でしょ」的な尻込みも見られたけれど、
コツを掴んだHちゃん。
あっという間に、
色んな調で伴奏付けをしながら
弾けるようになった。
 
「すごいねぇ」
 
と私が言うと、
えへへと笑うHちゃん。
 
最近では
「ホ長調のスケールください」
などと私が言うと、
「げっ、来たな…」
とリアクションしつつも
伴奏付けまで
とっても丁寧に音を選びながら
弾いてくれる。
「じゃ次、イ長調ね」
と声をかけると
「やっぱり色々やるのか」
と苦笑いしつつ弾いてくれる。
 
勢いで弾くタイプではない。
じっくりと
自分の音をよーく聴きながら
一音一音丁寧に弾いていくHちゃん。
 
これからまだまだ、
もっともっと自由に、
ピアノとお付き合い、
してもらえるといいなぁ。
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思い出した!

2019-06-16 08:35:00 | レッスン
先週、
初レッスンだったSくん。
すでにお勉強が盛り盛り出来る年齢での
ピアノとのお付き合いスタートだったので、
わりとサクサクと
楽譜のルールを説明していった。
 
どのくらい理解してくれているかは、
宿題になる曲を
その場で弾いてもらいつつ
確認していった。
 
…のに、
結構大切なことをすっかり忘れて
今週、レッスンにやって来た。
 
「これって、どういうことだったっけ?」
 
ん?
 
と「?」マークの表情のSくん。
 
これがこうで、
あれがこうで、
ということは、
これは…
 
と覚えている情報から
考えてもらおうと進めていくと、
 
「あ!」
と一言Sくん、固まる。
思い出した様子。
 
「かなり重要なことだと話しましたよね」
アハハと苦笑いのSくん。
 
「先週のレッスンからしばらく、
ピアノの練習はしなかった?」
 
「いや、帰ってすぐ弾いた」
 
「忘れるの早すぎないか?」
 
アハハのSくん。
 
…さては。
「楽譜を読む宿題ではない、
楽しげな宿題ばっかり弾きましたね?」
 
「はい」
とSくん。
 
正直者(笑)
 
その証拠に
そちらの課題は
先週とは別人なくらい
達者に弾いていた。
 
興味を持って練習してもらえて
何よりです(^_^*)
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格差

2019-06-16 08:18:00 | レッスン
レッスンを待つ間、
学校の宿題をして過ごすMくん。
小学校1年生の頃から
ひらがなの宿題の様子を見ているけれど、
本当に本当に驚くほど
丁寧に字を書く。
一筆一筆、
ゆっくりじっくり書く。
今は漢字の宿題。
一画一画、
角度や長さ、止めはね、はらい
に気を配りながら、
一文字一文字丁寧に書く。
だから、
仕上がった字も
とても美しいフォルム。
小学生男子の字とは思えないほど、
キレイな字。
 
そしてピアノのレッスンに移り、
ドリルの時間。
びっくりするほど、
乱雑な字を書く( ̄^ ̄)
 
「差が激しすぎない?」
と聞くと
「だって丁寧に書く必要ないもん」
と。
 
そーだけどー!!!
 
格差を感じ続ける今日この頃。
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