ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

弾ける喜び

2012-11-30 10:29:32 | レッスン
最近のKくんはやる気満々!
以前は8小節ほどの曲でも途中で集中力が途切れて、
曲とは全く違うお話をし始めてしまったり…
なんてこともあったけれど、
ここの所、Kくんは1曲をしっかり最後まで丁寧に演奏できるようになってきた。

練習してきた曲がハナマルで、
「じゃぁ、次はこの曲なんだけど…」
と私が説明しようとすると
「弾けそうだから弾いてみるよ」
とニコニコしながら弾いてしまう。

「ね、弾けたでしょ」
と嬉しそう。

私まで嬉しくなってしまう。

マルが欲しいんだ!という感じではなく、
ピアノが弾けることに対する喜びでいっぱいのよう。
たまに連弾曲を一緒に弾いたあとに
「もう1回弾いて」
とリクエスト。
二人でもう一度同じ曲を弾くことも。
弾き終わると、ただただニコニコと嬉しそう。

教材が進み両手で弾く曲が徐々に増え、
それから、知っている曲や、
知らなくても、いい曲に出会えていることも楽しくなってきた要素かもしれない。

Kくんの「弾けたよ」「弾けるよ」という喜びを
いつまでも継続してもらえたら…、
と願わずにはいられない。
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イメージを音にする楽しみ

2012-11-28 10:09:28 | レッスン
教室に通い始めの頃のAくんは、
とにかく弾いて来たものが合格することに命をかけていた(…って言い過ぎか?)
練習していない曲でも、
なんとなく音に出来ただけで「弾いたんだから○ちょうだい」って、
それをお断りすると、肩を落とされてしまう。
「この曲のことがよく分かって、流れもよく弾けて、
そしたら○だよ」と言っても、
当時のAくんには中々分かってもらえないようだった。
そうしたことに、やや膨れ気味で帰ることもあったし、
ガッカリな表情で帰ることもあったし、
でもだからって合格させてあげることはできないし、
難しいところだった。

でも、
「この場面では大きな人がのっしのっしと歩いているみたいじゃない?
そんな風に弾いてみようよ」とか
「小人がダンスしている感じだったら?」とか
そんなやりとりを繰り返すうちに、
そうしたイメージを音にすることが面白くなってきたようで、
最近、Aくんの表情は生き生きしてきている。

私が「ここは、こんな感じじゃない?」
と言うと、
「だったら、ここはどんな場面?」
と聞き返される。
「さて、どんな場面だろう。Aくんはどう思う?」

こんな会話ができるようになってきた。

イメージを表現している時のAくんは、
歌いたい場面では身体もそんな雰囲気に動きだすし、
行進の場面では身体もシャキシャキとリズムに乗る。
不必要に身体を動かして弾くことはないと思うけれど、
Aくんの場合、音楽をイメージすることと演奏することがリンク出来ているので、
そこに不自然さは全くない。

最近は練習している曲も難しく、そして長いものが多くなってきているので、
「練習に苦しんでいることとかないですか?」
とお母さまに聞いてみても、
「いえ、むしろ楽しいみたい。練習時間も以前よりも長くなっているくらい」って。

まだまだ始まったばかりのAくんのピアノ人生。
もっともっとたくさんの曲に触れて、
いろんな音楽の世界をイメージしながらピアノを弾いていってもらえたら、
…私は…この上なくうれしい。
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スノー状態

2012-11-26 23:08:59 | 演奏
今季ハマっているドラマ、東京エアポート。
その中で、スノー状態というのが出て来た。

極度の緊張状態で何も考えられなくなってしまうこと

管制用語のようになっていて、
しかもスノーとか言っていたけれど、
これってどんな職業、どんな人にもあることよね。

頭が真っ白になって…

ってよく聞くもの。

というより、私にだってある。
本番中、ステージにただ一人。
最初の一音を鳴らしてしまったら、
もう決して引き返すことはできないし、立ち止まることもできない。
とにかく前へ進むしかない。
そのプレッシャーの中で、頭真っ白。。。

怖いんだ、これが。
恐ろしいんだ、これが。

暗譜が飛んでしまわないか、
難所をうまくクリアできるか…とか。
そんなことに意識を奪われていると、
あっという間のパニック状態。

大学在学中から数年、
過呼吸症状で手がしびれて硬直して…
なんてことに演奏中に苦しんでいたこともある。

なんにしても、気持ちの問題。
とにかく集中して、自分の表現したい世界をイメージし、
それを音にしていくこと。それだけ。
それしか、本来できることはないのだ。

なんて書きのけてしまったけれど、
未だに本番には弱い私。
すごくいい状態で弾けることばかりではない。
むしろ逆。
緊張との戦い。

どう克服していくか。

メンタルを鍛える。
メンタルをコントロールする術を磨く。
そして、不安をなくせる練習をしっかりする。
集中できる手順を何度も繰り返す。

できるところから、冷静に取り組む。
うん。
緊張感と戦っているのは自分だけじゃない。
がんばるのだ!
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花粉の前にこちら

2012-11-26 11:45:59 | その他
年を越すとボチボチ花粉のシーズン。
でも、その前に。
最近、ノドがイガイガ。
ベランダの物干し竿は粉っぽく汚れやすく…、
なんだろう?と思っていたら、
友人から黄砂情報。

なるほど、こんな時期にも黄砂。。。

で、チラっと見てたらこんなサイト。
http://kobe-haricure.net/health/e83.htm

ナウシカの瘴気マスクは近未来、必要になってしまうのかしら…?
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一歩一歩

2012-11-23 21:55:51 | レッスン
Cちゃんはマイペースだ。
今日はコレ!と決めたら、それに集中する。
他のこともやってみる…ということは、あまりない。

でもCちゃんの集中力はすごいのだ。
そして、それを楽しんでやり遂げるパワーを持っている。

そんなCちゃんの集中の積み重ねのお陰で、
最近のCちゃんはちょっと違うのだ。

一人で…ができるようになってきている。
お家でもピアノに向かう姿勢に変化が出てきているようで、
お母さまも固唾を飲んで見守るのだという。

何故、固唾…かと言うと、
Cちゃんは、照れ屋さん。
頑張ってる!を見られるとすぐに気持ちを途切れさせてしまう。
Cちゃんの気持ちがピアノに向かう瞬間を大事にしたいから、
つい、固唾。

Cちゃんが一人でがんばる姿に、
私もつい息を止めて見守る。
心の中で「がんばれ!!!」と叫びながら。
Cちゃんの気持ちが途切れないように、息を殺して。。。

Cちゃん。
一歩、そしてまた一歩。
着実に前へ進んでいる。
その姿に私はどれだけ勇気をもらっているだろう。
その姿を、私がどれだけ頼もしく感じているか、
少しでもCちゃんに分かってもらえたらなぁ。

私もがんばるゾ!!
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勝ったぞ!

2012-11-15 10:16:26 | その他
ピアノ教室だけどこんな話題ばかり。

オマーン戦。
勝ちましたぞ!

清武のゴールも良かったけど、
岡崎のゴールも良かったけど、
私は何より岡崎の前の遠藤に感動。
職人。。。

岡崎はよくあの場所に走っていたと、さすが!としか言えない。

見ていた人にしか分からない文章でごめんなさい。

でも。

勝った勝った~~!!!

ホントにピアノ教室なんだけど。。。
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子育て

2012-11-13 11:17:28 | レッスン
Mちゃんは1年生。
一人で教室まで電車に乗って来て、
一人でレッスンを受けて、
一人で帰って行く。

しっかり者

と言われるのは嫌なのだそう。

別にしっかりしたくてしてるわけじゃない

んだそう。


とある突然寒かった日。
教室に辿り着いて早々
「トイレを貸してください」
と。
トイレを済ませてお部屋に入って来たMちゃんが
「お待たせしました」
って。

ちょっと~、一年生でしょ!

と思わずツッコみを入れてしまった。

そしてまた別の日、再びの
「トイレを貸してください」
でまた
「お待たせしました」

この大人っぽいやり取り。
「お母さんから、こういう時はこういう風に言うんだよ…とか、
そんな教えがあるの?」
と聞いてみた。

「ううん」と笑顔のMちゃん。

「こういうときはありがとうって言うんだよ…とか、
失礼します…とか、そういうのを聞いていただけ」
って。

「あでもね、パパは私には言うのに、自分は言わないんだよ」
って笑うMちゃん。

ハハハ…

同じ子を持つ親として、
頭が下がるばかり。
同じようなことを繰り返ししてきたつもりなのに。
ここぞと言うときに、きちんと自分の言葉として発することができる。
なんてすばらしい子育て。

背筋の伸びる思いがいたします
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リクエスト

2012-11-10 23:05:22 | レッスン
Rちゃんから弾きたい曲のリクエストがあった。

Rちゃん。
ここのところ、曲が難しくなっていることもあり、
少々ペースダウンをしていた。
私からも楽しい曲やこれまでとは雰囲気の違った曲を渡し、
少しのんびり、でもピアノを味わえるように弾いてもらっていた。

これまで、Rちゃんから「これ弾きたい」
などのリクエストはもらったことがなかった。

発表会に弾く曲とは別に弾きたいのだそう。
かなりアップテンポの曲で「大変だよ~」と言うと、
「ものすごくゆっくりでしか弾けなくても、弾いてみたい」って。

Rちゃん、少しピアノに希望を持ってくれたかな…?

Rちゃん自身が挑戦したいと言うのだから大丈夫!
「いいよ、がんばってみようか」と言うと、
「やった~」とRちゃんが笑顔になった。

Rちゃんからのリクエスト。
ちょっと…、
いや、すごくうれしい
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真面目…?

2012-11-09 23:09:02 | レッスン
発表会の選曲に入っているRくん。
希望を聞くと
「真面目な曲が弾きたい」
って。

真面目な曲…?

例えば…と、明るい舟歌を弾いたら
「それは、真面目じゃない」
って。

いや、充分真面目ないい曲なんだけど…。

で、今度は短調の舟歌を弾いたら
「それは真面目な曲、弾いてみたい」
って。

いや、どっちも充分真面目だし…。

悲しい歌を弾いてみたら
「それも真面目な曲」
と喜ぶ。

真面目な曲=短調???

かと予想し、短調のパワフルな曲を弾いてみたら
「それは真面目じゃない」
って。

全然分からん!

思い切ってジャズの定番ソングを弾いてみた。
すると、
「そういうのは弾きたくない」
ってさ。

軽めの短調の曲を弾くと
「それは真面目じゃない」
と言うし、
どっぷり暗い曲を弾いても
「真面目じゃない」と言われたり、「真面目だ」と言われたり。

色々弾いて、色々聞いてもらってみたところ、
どうやら彼の言う「真面目な曲」は、
重厚感のある曲のことらしい…たぶん

というわけで、
曲決めは来週に持ち越し。
出直します<(_ _)>
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フィギュア

2012-11-03 22:26:03 | その他
今年のフィギュアはすごいことになっている。

日本勢が表彰台に乗りまくっている。

中国大会、大ちゃんは(勝手に親しげ)残念だったけれど、
自分の演技を演技直後なのに冷静に見つめていて、
で、笑顔だし。立派だ。
…と言っても、立派な2位だし。

ショートから今回すごかったのが、町田くん(もはや知り合いのよう)。
今年の町田くんは違う。
これまでのうつむき加減の暗い感じがない。
目つきがいい!
今年はやるね。

マオマオ(すでに友だちのように…ごめんなさい)は、
なんかすご~く変わった。
ジャンプ命だったような人が、感情のある演技をしている。
それはそれは素晴らしい。

来週はロシア大会だ!
楽しみ~♪
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