ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

驚いた

2017-09-27 11:31:48 | レッスン
Nちゃんのレッスンの前は
二学年上のIちゃんがレッスンに来ている。
先週、Iちゃんは学校の伴奏譜を持ってきていて、
そのレッスンをNちゃんは興味津々に眺めていた。

今週、Nちゃんは
「私も学校の…」
と合奏の楽譜を持ってきた。
来週オーディションなのだとか。
バスマスター、の。

Nちゃんに弾いてもらおうと
促したけれど、
「あんまり弾けない」
と言うNちゃん。

楽譜、いつもらったの?
と聞くと、
「先週の火曜日」
って。

弾いてもらったけれど、
どうも殆ど練習していないみたい。

先週Iちゃんが伴奏のレッスンだったから
自分も!と思って持ってきたの?
でも、全然弾いていないんじゃ
レッスンにならないよ。
学校のオーディション、
譜読みから仕上げまで、
レッスンする訳じゃないんだよ。
自分でやらなきゃ。

と厳しく言うと、
分かった、とばかりに頷くNちゃん。

「ピアノでも弾けることが分かったから、
お家でも練習します」
って。

ん?

ん?????

もしかしてNちゃん、
お家にバスマスターがないから
学校でしか練習できないんだと思ってた?

あっさり頷くNちゃん。

驚いた!
驚いた、驚いた!

バスマスター。
名前は何だかごっついけれど、
要は低い音の出るオルガンのような楽器。
鍵盤楽器。
ピアノと変わらない。
だからお家のピアノで練習出来る。
…なことに気づかなかったNちゃん。


なんとまぁ。

楽譜を手にしてから2週間後のオーディション。
1週間は過ぎてしまったけれど。

Nちゃんが真面目に練習すれば弾けない曲じゃない。
残り1週間。
本当にバスマスターをやりたいなら
ピアノの宿題はさておき、
頑張りなさい!

とここまででレッスン終了。

なんとまぁ、なんとまぁ。。。

一生懸命どこぞを目指すと、
色んなことが見えなくなっちゃうのよね。

ガンバレ!Nちゃん!
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がんばる!

2017-09-21 22:04:31 | レッスン
練習してきた曲が合格したSちゃん。
次のページを開いて、
「あ~~~、次の曲は、
何だかすごーく難しそう…」
って。

私が言葉を挟もうとした、
その瞬間、

「あ、でも、
練習していれば弾けるようになるから、
だから、がんばる」
って。

あ~~~~。
すごく嬉しい。
積み重ねの効果を
既にしっかり理解しているSちゃん。

投げ出さずに
コツコツ丁寧に。
これはSちゃんの
本当に本当にいい所。

Sちゃんから
嬉しい言葉をもらいました♪
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そろそろ

2017-09-21 22:02:22 | その他
夏の大人会が終わり、
私の中でもひと段落。

そろそろ。

はい。

始めますよ。

チラホラ、
「そろそろだよね?」
の声ももらっています。

え?
何の話か分からない(笑)?

春の発表会ですよ。
発表会。

大きな人、
練習時間の確保が難しい人から選曲、
始めています。

さて、
そろそろ、
ボチボチ。
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雪のクリスマス

2017-09-14 11:37:50 | レッスン
「宿題になる曲、
先生にちょっと先に弾いてほしい」
と言うYちゃん。

それはしたくない。
初めての曲、
どんな雰囲気の曲だろう?って
アンテナ張って譜読みしてほしいの。

「分かってるけど…。
どんな感じか分かると、
楽しくなって練習も進むんだ」
とYちゃん。

でもさ、先生が先に弾いちゃうと
先生が感じている雰囲気の曲にしか
イメージできなくなっちゃうよ。

…なことをしばらく話した後にレッスン。
新曲だった問題の曲を弾いてもらい、
見落としていたらしいポイントを説明、
あぁなるほど!やら何やら、
練習方法も含めて話す。
ひとしきり曲を見たところで

ところでYちゃん、
この曲、
楽しい感じもあるんだろうけれど、
何だか冷たい空気が流れてる?

と聞くと、

「うん!雪の感じ。
クリスマスみたいな♪」

ほらやっぱり!
私が先に弾いていたら
寒い感じの空気は出てこなかったと思うよ。
YちゃんがYちゃんの感性で
曲をイメージするってそういうこと。

立派に自分のアンテナ張って
曲に向かうYちゃんに、
すごく嬉しくなってしまった。

すぐにイメージが出てくることを望んでいるYちゃん。
分かるけど。
まだ、そこに繋がる練習をたくさん積んでいるところ。
まだまだこれから。
ガンバロウ!
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楽しみと、ドキドキと

2017-09-12 09:22:13 | 演奏
もうあと1週間に迫った大人会。
大人の生徒さんを中心にした勉強会なのだけれど、
今回、私はバッハに挑戦。
しかも暗譜。

バッハの暗譜には
とにかく自信のない私。
昔々、恐ろしい失敗をしたこともあって…💧

でも、このままじゃいかん!
と暗譜バッハに挑戦中。

…とは言っても、
したつもり暗譜は
済んでるのだ。
それでも本番に何かやらかしてしまいそうな、
そんな不安と戦ってしまう…ヤレヤレ。

曲はだ~い好きなイタリア協奏曲。
コロコロ楽しげに音符が転がる感じが楽しい。
是非是非、楽しさを伝えたい♪
という思いは、
暗譜への不安を上回る(笑)

そんな挑戦と平行して、
予定になかった伴奏まである。
大学卒業辺りで、
とにかく何回も色んな方と組んで
弾かせて頂いた曲。
懐かしさも手伝って楽しい!
楽しすぎる!
今回は1楽章しか演奏しないのだけれど、
1楽章の楽譜を手にしてみると、
頭の中に曲が流れ出し、
一気に3楽章まで完奏(笑)
勉強していたソロの曲より
覚えているんじゃなかろうか…?

…という、
私個人の想いもあります。
お休みの日の午前。
近くですよ。
聴きにいらしてください。
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ちょっと気になる

2017-09-12 09:14:06 | レッスン
最近、
いや夏休み終盤あたりから
ちょっと気になっていることがある。

みんなの背中が丸い!

楽譜に
「背中ピン!」
と書き込まなければいけなかった人、
かなりいた。

聞くと、
かなりの確率で
夏休み、
お家のソファでのんびり過ごした人のよう。

ソファで背中ピン!
って座ること、
あんまりないね(笑)

ピアノを弾くとき、
あんまりにも丸い背中だと
重心が鍵盤に乗らないから
きちんと音を出せないことあります。

ちょっと気にしてみてください。
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大人会

2017-09-06 11:47:57 | お知らせ
第7回大人会を開きます。
お時間のある方は、是非是非足をお運びください。

2017・9・18(月・祝)
開場 10:30
開演 10:40

ダヴィッド   コンチェルティーノより第1楽章
ブルグミュラー 素直な心
ショパン    ワルツOp.34-1
クレメンティ  ソナチネOp.36-2より 第1楽章
ショパン    ワルツ 遺作
        ワルツ Op.69-2
J.S.バッハ   主よ人の望みよ喜びよ
ショパン    ワルツOp. 34-3
ベートーヴェン ソナタ第8番「悲愴」より第1楽章
J.S.バッハ   イタリア協奏曲より第3楽章
リスト     練習曲「追憶」

会場は、直接石澤にお問合わせください。
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訃報

2017-09-04 06:54:11 | その他
エレーナ・アシュケナージ先生。

大学4年の時に運よくお世話になっていた先生。
卒業後もしばらく、
先生のお宅に伺ってレッスンを受けていた。

先生のレッスンは
パワフルでパワフルで、
それでいてとても繊細。
甘く優しい表現、
強く逞しい表現。
全く妥協を許さず、
「もっともっと」と
言われ続けていた気がする。
ロシアンピアニズム。
言ってしまえば簡単だけれど、
先生の音楽は本当に本当に素晴らしく、
限界を作ることなく、
どこまでも理想を追い求める
すごいレッスンだった。

すごいレッスンだけれど、
腱鞘炎もちの私にはキツくて、
このままだと私はピアノが弾けなくなる?
と恐れて、
先生の元を離れた。

それでも
先生の魂は私の中でずっと生き続けていて、
どこか「このくらい」「先生は弾けていいな」
みたいな諦めを持っていた私の殻を破った
「もっと!」は
あれからずっと私の中にある。

音楽に愛され、
音楽への情熱に溢れ
キュートな大好きな先生。

ずーっと、私の中に先生がいます。
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