ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

充実感

2010-03-29 21:30:59 | レッスン
発表会明け、Mちゃんの初レッスン。

発表会では涙してしまったMちゃん。
でも、「できなかった」という思い出ではなく、
「がんばれた」という思い出を残してほしかった私は、
Mちゃんに無理やり弾かせてしまったのかしら…?
と心配していました。

発表会が終わってから少しだけお話しした限りでは、
満足そうだったように見えたけれど、
でもやっぱり、心配でした。

今日Mちゃんの顔を見た瞬間、安心しました。

Mちゃん。
充実感たっぷりの表情でした。

発表会が終わって、お家に帰ってからも、
何回も発表会の曲を弾いていたんだとか。
今日もレッスン中、
何度も何度も弾いてくれました。

Mちゃんに発表会のことを具体的に聞くのは避けました。
Mちゃん自身で消化してもらいたいと思ったから。

でもMちゃんの顔は、
楽しげな気持ちに溢れていました。

よかった。
苦しい思い出にはならなかったみたい。
頑張れた思い出になるといいな。
次へ繋がる思い出になるといいな。
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子どもたちと芸術家の出あう街

2010-03-28 10:21:13 | その他
午前中から池袋、芸術劇場の外や中でイベント、ワークショップ目白押し。
子どもたちはみな、ハイテンション。
楽しくて楽しくて仕方のない感じ。

夕方、大ホールで日本フィルのコンサート。
4歳以上の子供たちが入れる、
子供OKのコンサート。

コンサートは素晴らしかったのだけれど、
お客様、ちょっとヒドいと感じてしまいました。

いくら子供が入ってもいい、と言われても、
演奏中喋ったり、
ぜんまい仕掛けのおもちゃでジコジコ音を立てて遊んだり、
靴のマジックをビリビリ絶えず貼ったり剥がしたりを繰り返していたり、
もうマナー悪過ぎ!!

に対して、
ハープが演奏に加わると身を乗り出して見る子ども。
知っているメロディーが流れだすと、一緒に口ずさむ子ども。
珍しい楽器が登場すると一生懸命見ようとする子ども。
使ったことのある楽器が演奏を始めると、一緒にエアー演奏を始める子ども。
これらは、聴いているからこその行動だから全く問題なし!
逆に好感さえ持ててしまう。

前者は全く聴いていない。
聴く気がないなら会場から出ていけばいいのに。
で、親を見ると…寝てる。

せっかく子どもたちがこうした場所に出入りできるようになっているんだから、
こうした場所でのマナーを大人が教えていってほしいのに。
理想なんだろうか。

「子どもOK」ってなってると、
何でもOK!な感じになりやすい。
これは、私はかなり悲しいことだと思う。
ちょっとは喋ってしまうこともあるかもしれない。
でも、そこで親が子供に注意しつつ、
そうした場所でのマナーを教えてあげる。
そういう機会をもらっているのだと
私は思うのだけれど。
そうではないのかな~?

演奏は日本フィル。
指揮は海老原光さん。

海老原さん。指揮者では若手だけど、
すっきり分かりやすい、好感度の高い指揮。
楽しそうでした。
MCも上手かったな。

久々のクラシックコンサート。
オケ。大ホール。

客席に入った途端、懐かしいホール独特の匂いがした。
すごくワクワクしてしまった。
娘と初めてオーケストラを聴きに行った。
娘は最初は乗り気でなかったけれど、
演奏が始まったら背もたれに背をつけることなく、
身を乗り出して聴いていた。
また、一緒にコンサートに足を運べそう。
楽しみだ。

生演奏はやっぱりいいな。
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世界選手権~フィギュア

2010-03-28 10:04:35 | その他
やっぱりフィギュア。

高橋大輔バンザイ!!
ライサチェックもプルちゃんもお休み。
でもだからって大ちゃんがラクしてるわけじゃない。

オリンピック疲れもなんのその。
きっちり気持ち入れ直して、
思い切り楽しみながら滑ってた。
よかったわ~。
カッコよかった。
スイスイ伸び伸び滑る高橋大輔。
いつ見ても気持ちよく見られる。
おめでとう!!


女子は全体にみんなお疲れで可愛そうだった。
み~んなオリンピックに向けて照準を合わせていたせいで、
気持ちが続かなくなっている選手ばかり。
体が、故障が…ではなく、気持ちが盛り上がっていない。
「がんばらなきゃ!」と誰もが思ってしまっていた。

ヨナさんの演技、泣けた。
もう許してあげようよって感じ。
オリンピックであんだけいい演技したら、
同じかそれ以上!なんて、精神的にキツイ。
それでも、ミスはしつつも美しさは減らない。
スケーティングは滑らかだし、ポーズ一つ一つがキレイだし、
ヨナワールドはどこまでも。
ミスでは壊されない自分の世界を彼女は手にしているんだね。
それだけのトレーニングと自分との対話ができていた証拠。
ヨナさん、よかったよ~!

真央ちゃんくらい?
気持ち引き締め直して、きっちり臨んで来ていた。
どんな強い精神力をしているのやら。
金メダル、おめでとう!

長洲未来ちゃん。
伸び伸び、4年前の真央ちゃんみたいだ。
プレッシャーも何もなく、楽しそう。
こっから4年、色々な経験をして再びソチへ!!
どんなスケートをするのか、期待大でした。

鈴木明子選手。
今シーズン、頑張ってたよね。
私は彼女の滑り、雰囲気、負けない気持ち、
すべてスバラシイと思いました。
もっと結果が出てもよかったとも思うけど、
そこをブツブツ言わないのが鈴木さん。
お疲れ様~。


ずっと緊張感とともにいた選手たち。
これってすごいことだよね。
どんなに好きなことでも、
緊張の続く中でずっといることは難しい。
たまには緊張感の全くない状態で過ごさないと、
人間しんどいよ~。

真剣な気持ちを見せてもらえた試合だった。
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発表会 終わる

2010-03-23 09:58:27 | レッスン
3月21日(日) 第8回ピアノ発表会を終えました。
当初、春の嵐と予想されていましたが、
運よく天候にも恵まれ、
温かい雰囲気に包まれた、
いい発表会が行えました。

予想を大きく上回るお客様がいらしてくださったのか、
かなり多め…かなと準備していたプログラムがなくなってしまい、
多くの方々にご迷惑をおかけしてしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。

生徒一同、精一杯の準備をして、
気持ちもいっぱい込めて演奏していました。

発表会終了後、
生徒個人個人とお話しすると、
失敗したところ、残念だったことのお話しで溢れていましたが、
それは本番に至るまでの熱い思いがあったからこそのもので、
適当な準備をしてきた時には味わえないモノ。
みんな一生懸命発表会に取り組んでくれていたんだと
改めて感じることができ、とても嬉しく思いました。

一番の反省点は私の最後のMCで、
一体何を喋りたかったのか、
全くもって支離滅裂。
ヒドかった。

で、ここで改めて。

今回の発表会。
本当に優しい気持ちが一杯の温かい会場で、
生徒一同、思いのたけを演奏にぶつけることができました。
最後まで温かく見守ってくださりありがとうございました。

私は、体裁の整っただけの演奏はあまり好きではありません。
心があればこそ、と思っています。
最近、練習段階から、音選び、表現選び、工夫、思考錯誤、
こういったことができる生徒が増えてきていて、
そのことに大きな喜びを感じています。
私はそれのサポートができれば、
また、お客様に伝わりやすい表現方法のアドバイスができれば、
とそんなことを考えながら日々レッスンに当たっています。

私の言うなりではなく、
「自分らしさ」を表現することに、
これからもどんどん取り組んでいってほしいと思います。

今回の発表会に向けて頻繁に
「パーフェクトな演奏がしたい」
「止まりたくない、間違えたくない」
という声を耳にしました。

しっかり練習すればするほど、
ミスがなくなって、途中で止まったりすることもなくなって、
だからこそ、生まれてくる言葉でした。

みんな本当に真剣に自分と対峙しているんだと感心させられました。

何をパーフェクトというかは人によって違うと思いますが、
私の教室では、「ミスなしで弾き終えること」ではなく、
自分の心を込めた、最後まであきらめず表現することにあると、
生徒たちに話しています。

そして、このことを理解してくれている生徒たちに囲まれて、
私はレッスンをしていてとても幸せです。

これからもどうぞ、
叱咤激励しつつ、応援よろしくお願いいたします。

本当にありがとうございました。
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将来

2010-03-10 22:48:33 | レッスン
Hちゃんのレッスンだった。

突然Hちゃんが言った。
「私ね、大きくなったら、
ピアニストかブライダルコーディネーターになりたいんだ」って。

単純にすごく嬉しかった。

本気なら、
すごく厳しいレッスンをしなければいけないかな…とも思うけど、
でもこれは、今ピアノが楽しいということなんだと、
それに携われたというだけで、私はシアワセものです。

ピアノの弾ける、ブライダルコーディネーター。
すごく幸せなお仕事だ。
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そろそろ本腰

2010-03-08 20:16:30 | レッスン
「発表会」という言葉が
ほぼ禁句となりつつあったMちゃんのレッスン。

今日はドリルをやってから、
トコトコとMちゃんがピアノに寄って行って、
「ピアノ弾く」と発表会の曲を弾いてくれました。

もう少しのところをちょこっと弾いてもらって、
よし…次は…どうしようかなぁ、
と思っていると、
「歌も歌うんでしょ」と自ら。

そう、最近ずっと歌を聴かせてもらえていなかったから心配してたの。
こちらもとても楽しそうに歌ってくれて、
「ね、大丈夫でしょ」って。

「おじぎの練習とかどうする?」と聞くと、
「それはまだいい」って。

来週が発表会前、最後のレッスンなんだけど。

でも、せっかくMちゃんが前向きになってくれて、
しかも自分でペースを作ってきているところなので、
ここはMちゃんに任せましょう。

来週確認してくれるということだったので、
今日の発表会の練習はこれでおしまい。


気持ちが後ろ向きになってしまい、
ママにくっついて何もできなかった時、
レッスンの時間が終わっても、
Mちゃんは絶対に「シールちょうだい」って言わなかった。

シールは「レッスンをがんばったご褒美」だということを、
Mちゃんはきちんと分かっていたのだ。

何週かぶりに「シールちょうだい」と言って、
嬉しそうに、そして楽しそうにシールを選ぶMちゃん。

よかった。
何回か、レッスンに来るだけでも相当がんばっているのだから、
…と、シールをあげようかと思ったこともあったんだけれど、
結果的には、あげなくてよかったんだと思った。

Mちゃん自身が一番よく分かってたんだね。
あと少しだね。
発表会、楽しもうね
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試験真っただ中。

2010-03-07 21:54:48 | レッスン
今、後期期末試験中のRちゃん。

明日は歴史の試験なんだそう。

ピアノを弾きつつも、落ち着かない様子。

「そこ、もう1回弾いてみよう」と声をかけると、
頭を整理している感じで楽譜を見つめている。
で、ちょっとして、
「○○○って、室町時代だっけ?」って。

ピアノのレッスン中なんだけど…

ピアノで気分転換しつつ、試験もがんばってくれ~い!!
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突然のお休み

2010-03-05 21:22:21 | レッスン
そもそも連絡をいただいていた振替の子や、
突然の振替希望。
重なって重なって、
気づいたら今日はオフになった!!

手帳を見てみると、
丸一日オフは、お正月以来!

のんんびりゴロゴロしてみたい。
録画してある番組も見たいし、
あれもやりたい、これもやりたい。
頭の中を駆け巡る。

しかし、まずは溜まっていた雑務をこなさねばならん。

来年のCon Affettoのためのホールへの使用申請書類を作って、
念のためコピー。
来年の発表会のためのやっぱり使用申請書類も出して。
あっ、今年の分の記念品代、納めに行かなきゃ。
ついでだから、家用のお花も購入。
そだ、楽譜の買い足しも。

…やら何やらと、気付くともう13時をもうとっくに回っている。
しまった。もうすぐ娘が学校から帰ってくる。
今日は午前授業だ。
いかんいかんと大慌てで帰宅。

娘が遊びに行ってしまったので、自分の練習もしたいな。

と、そうこうしていたら、一日が終わってしまった。

ムムム。
雑務のため過ぎだ。
やっぱり毎日少しずつやらなきゃいかんだろな。
反省。

明日から、またがんばろ!
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頑張ってます!

2010-03-04 22:18:01 | レッスン
発表会でこの曲を弾きたい!!
と、初めて希望を言ってくれたRちゃん。

リズムが細かく難しくて、
相当練習しなければ弾けないことを念押しし練習開始。
Rちゃん、日々練習を頑張っています。

だいぶノリが出てきました。
レッスンに来てくれるごとに、
苦労していた部分が一つずつ改善されています。

ホント、エライよRちゃん。
弾きたい曲って言ってただけあって、
練習量がこれまでとは全然違う。

来週末から修学旅行に行くため、
数日ピアノに触れられないことに不安を漏らしていました。

大丈夫。
いっぱいここまで練習しているんだから、
少しくらいお休みしたって崩れない。
逆に思い切り修学旅行を楽しんで気分転換したほうが、
いい具合に力が抜けて、
楽しい演奏ができるかもしれないよ。

がんばろう!!
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速読?

2010-03-02 22:04:04 | レッスン
「楽譜は読めないけど、ピアノが弾きたい」
と通い始めたTさん。

今週はお仕事が忙しかったらしく、
「ほとんど練習ができなかった」と。

使っている教材から何か弾いてもらおうか、
それとも教材を使わずにレッスンをしようか考え、
「本から、少し弾きますか?」
と声を掛けたところ、
「少し」と。

楽譜を広げ、最初に弾いた曲。
すごく速いテンポでほぼ完ぺきに弾き抜いた。

「え?!これは、少し弾いてあったんですよね?」
と思わず念押し。

「いいえ、全く弾いてません。今初めて弾いています」って。

次の曲も、その次の曲も、
かなりの高速で弾けてしまっていた。
しかも大譜表。
視野、広いじゃないですか~!!

「もともと、楽譜、読めてたんじゃ…?」と聞くと、
「いやいや、真ん中辺の音なら読めるようになってきたから」と。

そこから色々聞いていくと、
Tさんは、そもそも読書好き。
本を読むのもかなり速いのだそう。

これでピーンと来ました。

「もしかして、2行読み、3行読みが出来たりしてます?」と聞いてみた。
すると、
「はい」って。

やっぱり~!!

速読です。

1行だけを追うのではなく、
次の行の内容まで見ながらどんどん読み進められるんです。
だから、そもそも視野が広く、
目もたくさんの情報を取り入れるのに慣れていたんです。

これは初見視奏をするときに大いに役立つようです。

な~るほど!
次はもっと、難しいことをやってもらおっと。
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