ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

久しぶりに・・・

2010-01-31 23:48:56 | その他
久しぶり。とは言っても昨年の夏振りに、
ウィーンに住んでいる先生が日本に。

そして、半年ぶりのレッスンを受けてきました。

たまたま日曜しか都合がつかず、
仕方がないので娘も連れて、
(本でも読んでてよ…と)
いざ、レッスン!!

娘と先生は初対面。

娘が来たことに、先生、喜んでくださり、
「ピアノ弾けますか?よかったら何か弾いてください」って。
(日本語ペラペラなんです)

すると娘。
はいはい、とばかりにピアノに向かい、
発表会のために練習している曲を演奏。
度胸あるな…。
しかも楽しそうに弾いてる。。。

小学校1年生だと言うと、
「学校の勉強、何が好きですか?」と先生。

すかさず娘、
「図工と英語」

英語…なんて、1カ月に1~2回しか回ってこない授業。
あ~あ、言っちゃったよと思ったら、
先生はやっぱり、
「Oh! Nice to meet you.」って。
娘は、条件反射で
「Nice to meet you too.」
(あとから聞いたら、
「意味知らないけど、学校でそう言ってた」って。)

そんな返事を聞いた先生、
次々に英語で娘に質問を浴びせる。
…。無理です。無理だって。
好きなのと、よく出来るのは違うし。
娘は英語の経験、殆どナシですから。。。

というちょっとした面白いやり取りでほぐれたところで、
私のレッスンが始まった。

いつもいつも思う。
Prinz先生は楽譜の読み込み方が深い。
私が「これは無理な指示だな…」と
読み飛ばしている指示も、
「ここは…」と説明、演奏してくださり、
とても分かりやすい。
やっぱり、楽譜には忠実に…。
解釈も変わってしまうものね。
反省。

私にしては珍しく、ガッチリした曲を弾いていたため、
最後まで聴いていただくことはできなかったものの、
充実した内容のレッスンでした。
また、お会いできる時までに、
もっとしっかり楽譜を読みこんで、練習しておきたいと思いました。
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天国の本屋~恋火~

2010-01-27 09:36:03 | その他
「天国の本屋~恋火~」
竹内結子、玉山鉄二、香川照之。

ファンタジーものだったけど、
心がとってもあったかくなる話だった。

それぞれ大事な思いを抱えて生きていて、
夢や、周りの人を大事に思っていて、
それがすごく、切なかった。

竹内結子は、正直どっちでもよかったのに、
見始めたら、この役は彼女しかいなかったね、
って思える感じに、落ち着いてしっとりと、
反面(二役なので)、元気でチャキチャキっぽさがよかった。

玉山鉄二は好きな俳優さんでもあるけれど、
この役、どうだったかな。

二人ともピアノ弾くのあんまり上手くなかったけど、
でもストーリー重視だし、
雰囲気はあった…かな?
何回も映される手書き譜が「小学生か!」って
ツッコミたくなる書きっぷりだったけど、
これはこれとして、
この映画のゆったりした心地よい流れに免じてヨシとしましょ。

何と言ってもよかったのが、
香川さん!!
ピッカピカでした。
彼の悩みに悩んで生きてきた姿が、
心に大きな痛手を持って生き続けていた証のようで悲しい。
セリフが少ない分、存在感がたっぷりだった。
やっぱ、香川さんはスゴイ。

大きい感動ではなく、心地よい映画を観たい時にオススメです。
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・・・疑問

2010-01-26 13:43:13 | その他
ちょっと前から…。
いや、ずいぶん前から。
「アンネの日記」を原書で読んでいる。
(ドイツ語を思い出すためにやっているので、
本気で進みが遅い。停滞も多い。)

最近、Mendelssohnを勉強しているので、
彼のことを色々読んでいるのだけれど、
そこにも出てきた「ユダヤ人迫害」。

ユダヤ人に対するひどい仕打ちを、
初めて知ったのは「アンネの日記」から。

そして同じ時代、アンネたち一家と同じように、
潜伏し、隠れた人々がいた。
アンネたちとは違う道、ドイツ人になりすまし、
そうしなければ生きれなかった人のことも、別の本から知った。

「ヒトラーとはどんな人間か…」と
子供の頃、敵対心みたいなものを抱いていたけれど、
情報を見ていくにつけ、
ヒトラーだけが悪かったわけではないのだと分かっていく。

もちろん、ヒトラーのやったことは
絶対に絶対に許されるべきことではないけれど、
ヒトラーはコンプレックスだらけの、小心者だったのだ。
親から愛をもらえなかった、寂しい人だったのだ。

で、なぜ「アンネ」と「Mendelssohn」かというところ。

私は本当に何も知らなくて、
ヒトラーの時代にユダヤ人に対する迫害が起こったのだと思っていた。

でも、それはずっとそれ以前からのことで、
ユダヤ人はずっと迫害され続けていた。

Mendelssohnは1809年生まれ。
彼もずっとユダヤとドイツに悩まされていた人。
でも、彼のおじいちゃん(1729年生まれ)は、
さらにさらにユダヤ人の権利を守ろうと、
色々な努力をしたひとだった。
ユダヤ人解放者として有名なのだそう。

「この時代から?!」
というのが私の率直な感想。驚き。

このおじいちゃんの時代から、
ユダヤ人たちは、上乗せ税みたいなものを取られ、
道を歩けば石を投げられる。
そんなことがあった。

アンネは1900年以降の人だから。
ユダヤ人たちは、一体どれほどの期間、
偏見と屈辱に耐えていたのだろう。


そして私の一番の疑問。

1700年代からユダヤ人に対して、
通行税とかなんやらと、制度として差別されている。
その制度を作った人は誰なのか。
その始まりはなんだったのか。
それを制度として差別するに至った
背景を知りたい。


今頃ですが、このことに関心を抱いています。
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兄弟

2010-01-25 20:45:36 | レッスン
週末に向かって、
何組かの兄弟がレッスンに訪れます。
これが最近、ちょっとした楽しみ。

K兄妹。
「Mブタ、Mブタ」がお兄ちゃんの口癖。
「Rブタ、Rブタ」と負けずに妹が言い返します。
ずっと同じことを言い続けてる。
面白い…。
でも、帰り際。兄が一喝!
「M。ちゃんとしなさい!」
さすが兄ちゃん。


T姉弟。
弟Tくんのレッスンが終わるころ、
後からやって来たお姉ちゃんに向かって弟は、
「弾けんの?弾けんの?」と挑発。
「うるさい!」と返す姉。
お家が近いので先に帰るはずのTくん。
でも帰りません。
姉Rちゃんのレッスンの間、
何やら楽しそうに待っています。

姉Rちゃんのレッスンが終わる5分ほど前に、Tくん。
「じゃ、先帰るね」って。

「え~?!待ってたんじゃなかったの?
もうすぐ終わるよ」と私が言うと、

「そうだよ、待っててよ」とRちゃん。

「そうか、じゃ、待ってる」とTくん。

なんか、すごくかわいい。


I姉妹。
基本、何かの取り合い…?
どっちが先に玄関を出る…とか。
内容が、…すごく普通で、それが逆に面白い。


Y兄弟。
互いのレッスンのちょっとしたスキに、
互いにちょっかいを出して遊ぶ。
挙句、たまに乱闘。
「ここは狭くて危ないから、外に出てからか、
お家に帰ってから続きをやってよ」と私が言うと、
「は~い」と素直なお返事。

果たして本当に、続きをどこかで展開しているのか?
み、見てみたい。。。
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サンドイッチ練習

2010-01-23 21:16:36 | レッスン
ずっとずっと、学校、塾、宿題、宿題。。。
あまりに忙しく、全く時間がなく、
それでも頑張ってレッスンに来てくれていたSちゃん。

1月に入ってから、
少しペースダウンさせるんだと、
進学塾を辞めてみた…って。

で、「サンドイッチ練習」をお勧めしてみた。

Sちゃんは、読書家。
読み始めると、楽しくて楽しくて止まらないらしい。

なので、
「1章読むごとに、10分ピアノ…、1章読んで10分ピアノ…。
交互に時間を使うの。やってみない?」
と。

今日のSちゃんは別人だった。

苦手な算数の勉強の合間、
「ちょっと疲れたから…」とピアノ。
「ちょっと疲れたから…」とピアノ。

かなり頻繁にピアノに触れたみたい。
ウソみたいに弾けるようになっていた。
算数のいい息抜きになったのかな。
ピアノが上手く乗れるようになったら、
きっと算数も転がり出すでしょう。

今日レッスンに来る途中、
「今日は結構弾けるかも」と言っていたらしい。


時間の使い方って難しいですよね。
遊びたいし(親だって遊ばせてあげたいと思ってるし!)
宿題もある。
面白いテレビだってやっているし。

全部を丸ごと楽しんでいて欲しい…!!
と願うばかりです。
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ラストサムライ

2010-01-22 10:03:33 | その他
正直、ストーリーの意味が分からんかった。

何故、サムライ潰しが行われているか、
ま~ったく分からない。
最後に天皇が、サムライ魂に敬服し、
話を聞こうとするところが明るい兆し…としたかったのだろうけど、
意図は分かるけど、ストーリーが…ない?

多分、「サムライ魂」を描きたかったんだろうけど、
かなり半端。。。
脚本を書いたのが外国人。
日本の情勢、天皇の存在、…。
諸々イマイチ違う感じに理解していたのではないかと感じた。


映像は綺麗だった。
そして渡辺謙演ずる勝元は大変素晴らしく、
彼によって「サムライ魂」は立派に表現されていた。

…。だからこそ!
なぜ彼が殺されなければいけなかったのか。
全く分からん。
この作品はストーリーは度外視せねば見られない。

天皇に仕えていたという勝元。
アメリカの銃に、天皇が興味をもち、
勝元を征伐…?
意味分からん。
天皇を悪者にしたかったのか?

トム・クルーズもいい味出してた。
サムライの恰好も結構ハマってた。
剣術、がんばってるなぁ~って。

惜しいな~。
もうちょっと、ストーリーをきちんと組み立ててあれば
いい作品だったんじゃないだろうか?
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暖かかった・・・昨日

2010-01-21 09:23:05 | その他
昨日はとても暖かかった。
日差しも手伝って、春先に着れる薄手のコートでお出かけしても、
全然寒くなかった。

我が家のカメたち。
ぬくぬくと日差しを浴びて、
のび~っと過ごしていました。

2匹一緒に甲羅干しをしていたので、
一緒の写真を撮ろうと構えたら、
臆病者のみどりがジタバタしながら逃走。
結局、マイペースのグリーンしか撮れませんでした。

今朝は久々、
暖かくて食欲を取り戻した2匹が、
食べ物の奪い合いで、グリーンの威嚇行動。

グリさんは、食事を目の前にすると、
妙にガツガツしてしまうんだな。。。

「あんさんには、やらんでぇ」
と言っているように見えた。

そんなグリさんには一向お構いなく食べ続けるみどり。

相手にしてくれないみどりに、
グリーンは何を思ったか、
トンネル…お家を独占。

「出っててくれ、出ていかんかい」とばかりに、
押し出しにかかりました。

押し出されたみどりは…。
食べ物が用意されていたトンネルの外。
一人優雅にお食事。

グリーン。
気は強いけど、ちょっと抜けてるんだなぁ~。
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やる気

2010-01-20 21:40:57 | レッスン
ここのところ目標を失っていたような感があったNくん。
何故勉強せねばならんのか、何故ピアノを弾かねばならんのか…。

もちろん、言葉に出したのを聞いたわけではありませんが、
なんとなく、そんな感じでした。

それがここのところ、ピアノにとても熱心です。

Nくんは受験があと数週間のところまできているのですが、
そこに向かって、ピアノは少しペースダウンするんではないかと、
私は勝手に想像していましたが、違いました。
ペースダウンするどころか、ペースアップしています。

今日、始めに弾いた曲は、これまでと全然違う音を出していました。
これがNくんの音?
と聞き返したくなるくらい、違う音でした。
それは芯のしっかりした、意思のある、
がっしりしたいい音でした。

受験への集中力、やる気。
一緒にピアノへも全力投球となっているのでしょうか…。
生き生きとしたいい目をしたNくんになっています。

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上手になったら

2010-01-20 09:14:28 | レッスン
今週、驚くほど自発的に
「弾けるようになったよ」とレッスンに来てくれたRちゃん。

ほんとにビックリするほど、
Rちゃん自身の力で弾けるようになっていて、
とても嬉しくなってしまいました。

「こんな練習を毎日続けていたら、
きっとすご~く上手になってしまうわね」
と私がウキウキしながら言うと、
「上手になったら、ここ(教室)に来られなくなっちゃう」
ってRちゃん。

正直、ビックリ。
まだ小学生のRちゃん。
こんな年齢から、そんなこと考えてしまうの~?!
と驚きを隠せませんでした。


ずっとずっと以前教えていた生徒さん。
他の先生のところから移って来た生徒さんで、
最初はかなり頑張らないといけない感じでした。
が、レッスンを重ねるうちに、
自力で大体の楽譜を読める力がつき、
それをそこそこ形にすることができるようになり、
ポリフォニーにも挑戦していたり。
音楽をとても楽しんでいました。
発表会では、「ただ弾く」だけでなく、
曲を練り込んで創り上げることの楽しみも、
見出していました。
で、その生徒さんはそこでピアノを辞めて行きました。

理由は、
「弾きたくなったらいつでも弾くことができる自分になれた。
深く曲と付き合う楽しさも分かった。
また、もっと色々な曲を深く勉強したいと思ったら来ます。
それまではお家でピアノを楽しみます。」
でした。

この生徒さんは、かねてからそう宣言していたのでした。
「音楽的な自立ができたら辞める」って。

だから、この生徒さんに会えなくなるのは、
寂しかったけれど、
私の中では、とてもいい意味での卒業だと思い、
嬉しくもありました。

この生徒さんは当時中学生。
まだまだ色々なことに挑戦したいのだと言っていました。


もちろんRちゃんとこの生徒さん、
同じラインでの発言ではないかも知れないけれど、
Rちゃんは、個人練習をする、ということが
少し分かりかけているのかもしれない、
と感じました。
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びっくり~

2010-01-18 22:24:46 | レッスン
Mちゃんのレッスンでした。

五線の音符。
しっかり覚えているのに、
何故か両手奏にハードルを感じているようでした。

やってみようか、と声をかけると
「難しそうだから無理じゃない?」と
返されてしまっていたのです。

先週、発表会の曲を何の解説もなしに渡しました。
Mちゃんが好きな曲を、隠れてコソッと両手奏にアレンジ。
どうするかなぁ…?と思いつつ、わざとスルーで渡しました。

今週。
「弾けたよ」とMちゃん。

弾いてもらうと、本当に最後までしっかり弾けています。
両手奏の部分もしっかり弾いてるじゃぁありませんか!!

びっくりして、うれしくて、
「すごいね、すごいね」と
Mちゃんに驚きを表現。

「簡単だよ~」とうれしそうなMちゃん。

で、
「もう一曲、コレ、トライしてみない?」と私。
貪欲です。

「え~、無理だよ~」とMちゃん。

「だって、こっちが弾けたんだから、コレも弾けるよ。
やってみよう!!やってみよう!!」

私に押し切られて、渋々Mちゃんはもう一曲トライ。
すると、こちらも弾けてしまいました。

「弾けたね。すごいね。」と私が言うと、
「びっくり~!!」とMちゃん。

Mちゃんにはたくさんの可能性があるんだよ。
もっともっと、色々なことにチャレンジしていこうね!
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