ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

意地とプライド

2017-07-30 17:09:02 | レッスン
Yちゃん、いろいろと周りと悶着しつつレッスンにやってきた。

細かいことは伏せるけれど、
とにかく感情、入り乱れていた。

何とか笑顔で教室を後にした彼女を見送って、
私も考えさせられてしまった。

自分のやることにプライドをもつこと、
悪いことではないと思う。
でも、人の意見が全く聞きいれられなくなる頑固は、
ある意味、損なことが多いかな?

人の意見に耳を傾けるのは、
負けではないし、
そちらが正しいと思った時、
素直に柔軟に「そうだね」
と言いたい。
「ごめんね」と言って来られた時、
「いいよ」の一言を意地を張って言わなかったことにより、
事態が恐ろしく複雑になってしまったり。

意地と意地の張り合いになってしまうと、
これはもう、
どうにも収拾がつかなくなってしまう。

プライド、
そして
柔軟さ。

私の中でも、常に課題になることだな…。
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祝!

2017-07-30 17:03:44 | その他
以前、教室に通っていたMちゃん。

結婚の報告をいただいた。
つい先日入籍、
3カ月後にはママになるのだとか。

すごーい!!!!
おめでとう!

っていうか、びっくり(笑)

ほんの数年前、
社会人になり、
会社勤めで悩みが尽きなかった。
Mちゃん、大丈夫かなぁ…
とただただ心配だった。
そんなMちゃんが!
いつの間に(笑)!

Mちゃんを支え励ましてくれる、
信頼できる人に巡り合えていた。
Mちゃん、
思いっきり笑顔。

よかった。
本当におめでとう。


昔からの生徒さん。
これで結婚したの何人だ?
私、年とったな…(-。-)y-゜゜゜
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色々と…

2017-07-23 21:09:01 | レッスン


さぁ弾くぞ!
とばかりにKくんが楽譜を開いた。

で、これ。

何て読むんだろう…?

一生懸命考えた。
でも分からない。
「し」を直しているみたいだから、
「し」ではなくて、
他の字なのだろう…。

「あぁ、これ、
'しっかり’って書こうとしたんだ」
って。

なるほど。
「し」じゃなくて、
「か」が「た」になっちゃったということね。
Kくん、勢いのある人だから(^_^;)

他にも色々書き込みがあった。
弾く時に気をつけようと思うことを、
自分で書き込んで練習している。
えらいなぁ。


と、そんなKくんに聞いてみた。
「夏休み。お出かけするの?」と。
すると即座に
「海!!!」
と元気よく返って来た。
で、後ろで夏休み中の付き添い、
姉のIちゃんが
「え?!」
と驚いた様子。
「聞いてないの?海行くこと?」
と聞いてみると、
「いや、そうじゃなくて…」
とIちゃんが答えているうちに、
「あと、映画!」
とKくんが教えてくれる。
Iちゃんが、
「それ希望ですから!」って(笑)


勢いのあるKくん。
この天真爛漫さが彼の持ち味♪
演奏に集中している時は、
真剣&丁寧。

天真爛漫…。
今度、モーツァルトに挑戦してもらおうかしらん。
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虹の色

2017-07-21 22:39:05 | レッスン
いつも楽しそうにピアノを弾いてくれるRくん。

レッスンの中でドリルをやっていた時のこと。

「好きな色で…」
と色を限定されずに
Rくんの好きな色で指示された所を塗っていた。

で、
「できた!虹の順番で塗ってみた」
って。

え?

よく見ると、
紫・青・緑…
と並んでいる。

本当だ、虹の順番。
しかも、私が虹を描こうと思ったら逆!
赤から描く。
だって
赤橙黄緑青藍紫
って、何となく言って覚えているから、
その順番で。
それを覚えていなかったら、
きっと適当な順番で描くから
変わった虹になるだろう(笑)

なのに、Rくん。
隣にいたお母さまが
「虹が好きで、よく描くし、
図鑑とか見ているので、
それで覚えてしまったのかも…」と。

見て、覚えてしまう。
正にそうなのだろう。
好きな物。
じっくりたっぷり観察しているから、
覚えよう、じゃなくて
覚えてしまう。

「好き」ってすごいな。
Rくんを尊敬せずにはいられない。
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天候不順

2017-07-19 13:37:47 | レッスン
昨日の雹はすごかった。
最初は雷とちょっと雨が降っているくらい。
だから、レッスンは中止せずにいて、
Jちゃんも普通に「こんにちは~」とやって来て、
それでレッスンをしていた。

あ、Jちゃんの前のTさんは、
雨具を一切持たずに来ていて、
さすがに折りたたみ傘を持って(さして)
帰っていただいた(帰る頃には降り始めていたから)。

Jちゃんのレッスン中、
電話が鳴った。
Jちゃんの次のAちゃんのお母さまから。
お話するために廊下に出て、
一瞬で事態を把握。
だって、すごい音。
バラバラと、一体何の音?って感じ。
Aちゃんのお母さま、
「出られません」って。
そりゃそうだ!
防音室の中にいるため、
外が暗くなってきたことくらいしか
分かっていなかった。
激しく雹が降っていた。

2階へ上がると、
運よく早帰りの日で帰宅していた娘が、
雨戸をしめてくれていた。

Jちゃんのお家とも連絡を取り合う。
とりあえず、教室待機、ということで。

ほどなくして雹が収まり、
雨だけになりJちゃんを帰す。
外へ出てみると、
雨は殆ど止んでいた。
そして、涼しい~♪

そこら中に氷があるんだもん、
当たり前か。
娘を呼んで、
しばし雹の残骸を楽しんだ(?)

このくらい降り積もっていた


窓ガラスが割れてしまうかと心配した雹。
こんなに降っていたのね。

でも、それも
レッスンが終わるころには溶けてなくなって、
ちょっと蒸し暑い、
でも扇風機くらいで過ごせる気温に戻っていた。

レッスン室にいると、
外の音があまり聞えない。
だから、悪天候を察するのが遅い。
私からの連絡を待たずに、
危険だと思った時には、
ぜひぜひ出発せずに
ご連絡いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
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なんとなく、さりげなく

2017-07-16 16:46:28 | レッスン
毎日暑い日が続く。
そしてエアコン稼働率がアップ。

そして、
なんとなく、さりげなく、
風邪ひきさんが増えている気が…。

聞いてみると一様に
「エアコンに当たり過ぎて…」や
「夜つけっぱなしで、朝起きると…」って。

エアコンに頼らないと
体力的にも相当苦しい夏になりそう。
でも、頼りきりになると、
身体がもたない…。

何とかうまくエアコンを使って、
快適に健康的に過ごしたいモノ。

教室に着くと
「もっと温度下げて~」
と言う子もいるが、
帰る頃に汗が引いているところを見ると、
そう暑いわけでもないのだろう…と。
外から来ると、
急激に涼みたい気持ちも分かるけれど、
涼み過ぎ、いえ、
冷やし過ぎはやっぱり良くない気がする。

あ!
教室が寒いと感じた時は、
すぐに言ってください!

夏はまだまだ続く。
頑張って乗り切りましょう!
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内緒で…

2017-07-13 10:41:00 | レッスン
16分音符がズラズラと続き、
途中、1回でも違う指を使ってしまうと、
その後どこかで指が足りなくなり
必ず止まってしまう。。。
そんな曲を練習中のJくん。

「難しい、難しい」
と言いながら、
レッスン中でも練習に励んでいる。

のに。

どうも、おかしい。

「ねぇ、お家で確かによく弾いていたのは分かるんだけれど、
練習中、私が見ていないからって適当な指で弾いて
つっかえつっかえ、まぁいいや、
って弾いてなかった?」

一瞬、私を見て止まったJくん。

「何で分かるの?」

やっぱり~~~!!!
分かるよ、当たり前じゃない!

で、私が見ていないから適当な指で弾いて、
弾けるようになったの?

と聞くと、

「いや、全然。
レッスンの時に気を付ければ出来るかと…」

できないね、無理だったよね(笑)

この曲の指使いは、そんなに甘くありません。
お家でもじっくり付き合って来てね。

と言うと、
観念した様子のJくんだった。
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やっと

2017-07-11 10:53:58 | レッスン
練習してなくても、
それを隠そうとする心理。
分からなくもない。

どんなに練習していなくても
「いっぱい弾きました!」
と言っていたJちゃん。

「ホント?」
と聞くと
「すごく難しくて、
弾いても弾いても弾けるようにならなかった」
と口にするJちゃん。

ごめんね。
ちょっとピアノを聞くと分かっちゃうんだよ。
これ、初見だよね。

…とは思っても、
アカラサマに疑うのも、
信頼関係にヒビが入るし、
どうしたら傷つけずに、
正直にお話してもらえるかなぁ
とずっと考えていた。

大人の問いに対して、
怒られない答えを用意するのが、
2番目っ子は上手な気がする。
たとえ、それが嘘だとしても。

そこ、ちゃんと口にしていい、
したほうがいいこと、
どうやったら伝わるのかなぁ、
と考える。

お母さまにも聞いてみた。
「家でもそうです、やったやった
と言って逃げ回っています」
…やっぱり。

練習して来なかったよ、
と言ってくれれば、
「ここで練習しよう」
で済むのだけれど、
「弾いて来たもん!」
と言われると、
たいてい
「え~何で弾いたのに○にならないの?」
と返されるので、
レッスンにならないことが多い。

レッスンに慣れてきたら
本当のことを言ってもらえるのかなぁ、
と考え続けて…
おっと、もう1年じゃないか!
いい加減にこちらも本気で出ないと!

と言う訳で、
相当覚悟を決めて、
Jちゃんが練習していないこと分かっちゃうこと、
そこを責めているわけではなくて、
これだとレッスンができないこと、
練習量が減ってしまったこと、増やせないこと、
一緒に何か考えていきたいんだ、
と真剣に話す。

と、泣きだしてしまったJちゃん。
「本当はちょっぴりしか弾いていません」
って。(…いや、全然だと思うんだけど(^_^;))

本当のところが見つかってしまって、
とても不安そう。
その日は、
完全に心が通じるところまでお話できず、
(次の生徒さんが来る前に
泣いているのを、話し合いがあったことを
見つからずに帰してあげたかったので)
終了。
来週、笑顔で来てもらえるかなぁ。
と案じていた。

翌週。
「こんにちはー」
と何事もなかったようなJちゃん。
でも、違った。
「今週は弾きました」って。
ピアノを聴かせてもらうと、
本当に久しぶりに(笑)練習した跡が。

そしてそれから数回して、
「今週はお出かけがいっぱいで、
あんまり練習できませんでした」って。
お!言えた!
言えたね、Jちゃん。

またまた別の週は
「なんとなく今週は弾けませんでした」って。
おぉぉぉ!

そして。
初見らしくピアノを弾いた後、
「で、どうしよう?」
と問いかけると、
Jちゃん、
「ココとココが弾けないから、
3回弾けるまでココだけ弾く」って。
すごいね、練習メニュー考えられてる。
3回弾けるまで、
も自分でチェックしながらクリアした後、
「どうする?」
とまた聞くと
「ちょっと前から通して見る」
って。
で、弾けなくて、
「もうちょっとココだけやってみる」
って。

Jちゃん。
立派に練習できているじゃない。
すごいわぁ。
と、感動の嵐だった私。

Jちゃんと、
少しずつこうして近づいて行けることが嬉しい。
一つずつ、問題を解決しながら、
ちょことずつ進んで行きたいなぁ
信頼関係が壊れず、
本当に本当にホッとした、のが私の正直なところ
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お願い

2017-07-10 08:07:43 | お知らせ
夏休みに向かって、
振替希望のご連絡をいただくのですが、
振替は何回でも構いません。
が、振替希望のメールをお送りいただく際に、

ご希望の日程、
もしくはレッスンを入れられない日程

を具体的にお知らせくださるととっても助かります。

皆さまのご協力、
どうぞよろしくお願いいたします。
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連続3回

2017-07-08 21:41:58 | レッスン
ちょっと前に、
私の先生の生徒さんRちゃんを
ちょっとだけレッスンすることがあった。

先生から
「1回でも間違えたり止まったらもう…」
と、怒り心頭っぷりを伝え聞いていたので、
Rちゃんの演奏に心構えがあった。

そのRちゃん、
私の前で演奏し始めると
暗譜が覚束なく、
あやふやな感じ、
あっという間に止まって泣きだしてしまった。

なるほどね、やっぱりこれね。

止まるということに対して
あまりにも気にしていなくて、
間違えるということに対して
全く記憶に残らず
弾いていた集大成。

そこで
「ここのパーツ、3回連続で弾けるまで練習するよ。
3回目で間違えたら1回目のチャレンジからやり直しね」
と提案。

1回弾けたくらいじゃ、
マグレかもしれないし、
2回連続で弾けたのは、
マグレとマグレの奇跡かもしれないし、
だから3回連続でできるまでやろうよ、と。

Rちゃん。
恐らく練習の目安が分からなかっただけ。
どのくらい弾かなければいけないか、
分からなかっただけ。
と、先生から滅茶苦茶「止まらない!間違えない!」
と言われ続けていたお陰で、
方法が分かれば頑張れる。

というわけで、
Rちゃんは、めでたく先生から
「よくやった!」
と褒められる演奏ができたのだ。
Rちゃん曰く
「腕が折れそうなほど練習した」
のだそう。


…で、その後始末。
私がこの間、先生の所に
久しぶりにレッスンに伺った。

「いい方法を教えてくれてありがとう」
と言われ、
「いやいや…」とそんな会話の後。

私がレッスンを受ける。
ちょっとつっかえると
「ココ、イシザワをやるのよ!」
と。
「へ?」
と聞き返すと、
「あれ以来、私の所では、
連続3回出来るまで、をイシザワと呼んでいるの。
みんなにそう言って話して勧めているのよ」
って。

ガビョーン

少しばかりの予感はしていた。
自分の言ったことは自分に帰る。
まさしくその通り。

先生の生徒さんと一緒に開催する大人会。
いよいよ、演奏しにくくなってしまった。

これは…。
一部の生徒さんには既に
折に触れトライしてもらっている「3連続」
いよいよ、本気モードでオススメする時期に、
…なったようでございます(笑)
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