驚き、笑い、冷や汗…

Ｒくんのレッスン中、
パッと新しい譜面を見せ、ピアノを弾くことなく何の曲か当ててもらう…
ということをしていました。

譜面を読み終わったＲくん、
「曲の名前は知らないけど、これ聞いたことある」って。

曲はそこそこ有名かもしれない「アマリリス」でした。

で、声に出して歌ってもらうと、
立派に「アマリリス」を歌ってくれたＲくん。

「これね、アマリリスっていう名前の曲だよ」
と話すと、
「ふ～ん。この曲、この家でよく聞くよ」って。

この家？って、ここ

急速に私の頭が回りだし…、そして思い当る。

我が家の炊飯器。
炊きあがると「アマリリス」が流れます。
Ｒくんのレッスンは、その日のレッスンの最後。
レッスンの終わり頃に炊きあがるように
炊飯器をセットしていること、はい、よくありました

Ｒくん。
レッスンのどこかで、「アマリリス」が鳴るのを何度も聞いたことがあるそう。

ウケた（爆笑）

が、しかし。。。
ごめんなさい。
防音室だと油断しておりました。
レッスンに集中していた私には全く聞こえていませんでした。
Ｒくん。ごめんなさい。
以後、レッスン終了後に炊き上がるようにセットすることにします

が、Ｒくん。
耳良すぎ～～～

語碌

レッスンに来たＮちゃん。

顔を合わせて早々に
「今日、お砂遊びをしたら、手がパッキンパッキンになっちゃった。
風にあたってパッキンパッキンって」
って。

あ～、何となく分かる…な。

しかし、
「パッキンパッキン」って
かわいい表現だ。
子ども語碌に入るね


子ども語碌…と言えば、Ｍちゃんかな？

「ドって手ごわい？」
と聞くのだ。
「手ごわい？ドの音が探しにくいとか、難しかったりするの？」
と聞くも、
「ううん、手ごわいの」
と。

…分からない

試しに
「じゃ、レは手ごわくないの？」
と聞くと、
「うん、レは手ごわくない」
って。

ますます分からない

で、試しに
「指番号って手ごわい？」
と聞いてみた。
「指番号は手ごわいって言わないよ」
ってさ

全然、まったく分かりましぇん

Ｍちゃんが意味する「手ごわい」が果たしてどんな意味なのか。
はたまた「手ごわい」という言葉（音）だけを気に入って使っているだけなのか。
もう少し眺めてみないと分かりませんが、
ここ数カ月、ずっと「手ごわい」を連発し続けています


小さな子たちのこんな表現が、
私はかなり好きです。
この時期にしか発せられない宝物ですから


そう言えば別のＭちゃんも以前、
「そうか、ここはドッチャン！って感じなんだね」
って言ってたな。
「ドッチャン？？」
と聞くと、
「そうドッチャン！　それでこっちはプワンなんだよ」
って。
カワイイ。

こんな語碌に日々出会うことの出来る私は、
すごく幸せな人間に違いない！です