夕暮れとベランダ

昨日は業務終了後にジムに行くかベランダで夕陽見ながら晩酌するかで迷った。
そしてベランダでスカイツリーの右に沈みつつある夕陽を見て即断した。

すぐに晩酌。

そんなわけで、ベランダにテーブルと椅子を設置し先ずはビールで開始。
晩酌の最初の相手は沙和。
本を読みながらと思ったが、沙和がこちらを見て笑っているので
集中できない。
沙和と夕陽をを眺めつつ缶は空いていく。

夜の帳が降りてきて、金星が輝くころにはおつまみが続々と到着。
妻も着席出来た頃には日本酒へ移行。
先日購入したマル秘シリーズの「竹林」。
これは岡山のお酒で特別純米酒。
呑み口は柔らかいが、味わいは濃厚。
今年の俺の好みはこんな味だ。

西の空を眺めていたわけだが、金星以外に星は見えない。
それもそのはず、（うちから見る）東京の西の空はビルの明かりで眩い。
それ自体が星の輝きに匹敵する。
まもなく主役の座を奪われるであろう東京タワーも１９時になるとライトアップが始まっていた。

夜景を楽しもうとテーブルの上の灯りはローソクを使用したが、
沙和には暗く不安になるらしいので部屋の電気もつけた。

しっぽりしたシチュエーションでの晩酌は、意外に効いてしまい、
リビングに戻るとぐったりしてジムどころでななくなった。

たまにはいいね、夕暮れのベランダも。