昨日、じじが帰り際にサビの干物を買ってくれた、ぴらにあにはとても手の出ない1匹780円の高級品だ。サビ(シャビ)はナワキリとも言う伊豆諸島近海の魚でお刺身にもするけれど、脂がかなり乗ってるから焼いて食べた方がうまい。真っ黒で細長いグロテスクな魚(寸詰まりのウツボみたいな感じ)だから、ぴらにあは見た目ちょっと苦手ですけど・・・
干物の大きさは50cmもあるから、夕飯に半身を3人で食べた。もう半分は自然薯のお礼に職場のリーダーへクリスマスプレゼントにしよう。もう1品のおかずにと作ったおでんと一緒に、リーダーの家へ届けに行く。ちぴらと真っ暗な夜道(といってもまだ7時半)を10Km走ってリーダーの家へ到着すると、なんとお留守・・・。でも、駐車場に車が置いてあるから遠くには行ってないはず。近所の居酒屋のドアを開けて、「すいませ~ん、Sさん来てますか?」って聞いてみる。「おっ、なんだなんだ、何かあったのか?」って、やっぱり出てきましたリーダー。狭い伊豆大島、人を捜せば必ず見つかる・・・
リーダーはうまそうにおでんを食っていた。ちぴらもカウンターに並んで座ってジュースをもらう。「これも食べる?」って店長がケーキを出してくれた。さっき、大根のおでんをたらふく食べてたちぴらだけど、夢中でケーキと格闘している。全部食べちゃうのかと思う勢いだったけど、さすがに2/3くらい食べて、「もういらない」ってぴらにあにくれた。仏教徒のぴら家にはサンタもケーキも関係ないと思っていたけど、居酒屋でケーキなんて、なかなか洒落たクリスマス。ぴら奥さんにはナイショ・・・
家に帰って、「あのね、ママにはナイショなんだけどね、イチゴのケーキたべたんだよ!」って、ニコニコでぴら奥さんへ報告しているちぴらでした・・・