ぴらにあの実家(東京某所)がお引っ越しだ。と言っても、長年住んでいたボロ団地がとうとう立て替えになるので、同じ敷地内に先に建った新居へ移動するだけ。その距離たった100mなり・・・
家電(冷蔵庫や洗濯機)とかタンスなんかは引っ越し業者に運んでもらうとして、小物類はチマチマと自分たちで運ぶ。引っ越しの猶予は1ヶ月だから(その間は旧居と新居を両方使える)、毎日少しずつ荷物を運んでもどうにかなる。日曜日の今日は、朝から段ボール箱を一つだけ抱えた人とか、手押し車に適当に荷物を積んで運んでいる人とか、あるいはFAX電話機だけ持って歩いている人とか、なんとものんびりした引っ越しの光景が広がるボロ団地・・・
ちぴらも張り切ってお手伝い。新居用のパソコンラック&ビデオラックを組み立てるための工具袋を首から提げて、手にはトイレのブラシを抱えて、なんとも都会で成長した男は頼もしい。かと思ったら、段ボールを何箱もピストン輸送していたばばさんが、何やらブツブツ言ってるし。「まったくねぇ、もっと持って行きゃいいのにさ、じじったら一個だよ、一個・・・」ってフマンタレブ~のばば。「だって、段ボール一箱くらいなら当たり前じゃん?」とぴらにあが言うと、「違うよ、温度計だよ、温度計一個だよ・・・」だって。一番ノンキなのは家主のじじらしい・・・