羽田~韓国のエアチケットは予約したモノの、『ちぴらとビビンバの旅』はツアーじゃないから、自力でホテルを予約しなくちゃいけない。いつものように現地の案内所(クレジットカード会社の)に電話して予約してもらおうと思ったけど、まずは国内旅行で御用達のホテル予約サイト(海外も予約できる)で情報収集してみよう。とりあえず、ソウルは明洞(ミョンドン:ソウルの新宿みたいなところ)~南大門市場の近くという条件で検索してみると、かなりの数のホテルがヒットした。つらつら見ると、「コレが大都会のホテルの値段なの?」と信じられないほど安い。もちろん、1泊数万円のホテルもいくつかあるけれど、小さいホテル(日本の民宿みたいな宿?)なら食事無しで20,000~30,000ウォン、レートは10ウォン=約1円だから1泊2,000~3,000円というところ。しかも1人分の料金かと思ったら、ちゃんと2人分でビックリ。う~ん、こんな値段なら国際電話でゴチャゴチャ言ってないで、インターネットで予約しちゃおうかな・・・
しかし、韓国のホテルはお風呂とトイレの事情があまり良くないと聞く。安いホテルだとバスタブ無しが当たり前でシャワーのみ(しかもぬるい水がチョロチョロとか)、トイレもトイレットペーパーが流せない場合(使用済みでウン○付きの紙もゴミ箱に入れる?)もあるんだとか。あと、エアコンが全然効かなくて暑いとか、逆に効き過ぎて寒いとか、割と大きなホテルで夜中の0時で館内空調が切れてしまうなんて信じられない情報も・・・。それで色々比較して、三つ星(ソウルのホテルは☆~☆☆☆☆☆までのランクがついている、☆☆☆は中級クラス)のRホテルに決めた。洋室ダブル1泊(食事無し)で69,000ウォン、地下鉄の駅から徒歩1分&国鉄ソウル駅にも近くて便利そうだし、インターネットも無料で使えるらしい。現地払いかと思ったら、ネット予約時にカードで全額支払いだったけど、ソウルのホテルはなんとか確保・・・
お次は釜山だ。同じくネットでホテルの情報(部屋の写真)をちぴらと一緒に見ていると、「あのね、ベッドじゃなくて、おへやのほうがいい!」って。「お部屋って、この下の方にあるやつ?」とぴらにあが聞くと、「そう!」ってオンドル部屋(韓国式)の写真を指している。オンドル部屋(冬場は床下暖房になる)は和室の畳がフローリングになったような感じで、ちょっと室内の色彩が鮮やかだけどなかなか快適そうだ。ご存じ寝相がすこぶる悪いちぴら、いくらダブルで広いとはいえベッドだと床に落ちるキケンがあると心配したのか、やけにオンドル部屋が気に入ってしまったようだ(もしかして布団がカラフルだから?)・・・。「じゃぁ、釜山は韓国式のお部屋にしようね」と言うと、「ソウルのホテルもね、おへや(オンドル)にして!」とねだるちぴら。「もう予約しちゃったんですけど・・・」と言っても理解されず(もしかして、わからないフリ?)、泣く泣くソウルのホテル(ダブルの部屋)を一度キャンセルして、同じRホテルのオンドル部屋を予約し直しましたけど。まさかキャンセル料なんて取られないんでしょうねぇ、それが心配だ・・・