今頃の季節になるとツバキの木にチャドク(ガ)の毛虫が付く。長さ2~3cmの小さい毛虫がツバキの若葉にびっしりと固まってウネウネ動いて、ある意味ラブリ~♪(←かなり悪趣味?)だったりして。しかし、小さくて可愛いからとナメてかかるとヒドイ目に遭うチャドク、ちょっとでも毒毛に触れようモンなら、ものすごくかぶれて痛くて痒くてたまらなくなる。つい先日、ぴらにあもベランダのサンダルにチャドクが乗ってたのに気が付かずに履いてしまって、刺された足の甲がずーっとムズムズしてまいった。一週間くらいで痒みは治まったけど、足の指のつけねに入れ墨みたいなアトが残ってしまった。市販の薬を塗ってもあんまり効かず(オイ○ックスは少し効いた)、マムシ焼酎が一番効くという説もあるけど、ビ~ヘ~が大嫌いなぴらにあには無理な話・・・
そんな困ったチャドクちゃん、明日はぴら家の周辺でチャドク退治の薬剤散布をするらしい。「洗濯物はなるべく干さないように!」と夕方の防災無線で言ってたっけ。今年で4年目の伊豆大島生活だけど、例年よりチャドクが多いような気がする。島のお年寄り曰く、『チャドクが多い年の夏は暑い』んだとか。もう梅雨だってのに雨もあんまり降らないし、チャドク猛暑予報は当たりそうな雰囲気・・・
島言葉では『チャドクガ(茶毒蛾)』を、『チャドク』と最後の『ガ』を抜いて発音する。「チャドクいやだよねぇ・・・」なんて会話を初めて聞いた時、『毒性のある怖~い茶の木でも間違って飲んだ話』かと思った・・・