![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
『謎の峠のパン屋みつける・・・』の巻!
ホテル・ハイビスカスから名護に出て、2日目に宿泊する本部のホテルへ向かう。ぴら婆ちゃんが「八重岳のサクラを見たい!」というので、名護から先はパイナップル畑を抜けて山間の道を進む。途中、観光パイン園を過ぎた辺りで県道を左に折れ、さらに山の中へ入っていく。対向車もほとんど来ない細い道をクネクネ走っていくと、所々にピンクのサクラや、名前は不明だけどオシロイバナみたいな花がたくさん咲いていてきれいだ。だんだん人家もなくなり心細くなってきた頃、『パン屋この先』という看板をみつけたけど、こんな山奥にパン屋って?・・・
半信半疑で山道を進むぴら一家、峠に差しかかるとホントにあったパン屋。ログハウス風でなんとも立派な建物で、『製造日 日・火・木』と書いてある。今日は金曜日だから売ってないかな・・・と思って通りすぎようとすると、ほっかむりをした人が中に居るのが見えた。Uターンしてお店に戻ってみると、「いらっしゃ~い!」と元気なおばちゃんが出迎えてくれた。手作りのパンは黒糖やらウコンやらヨモギやら、自然素材を練り込んだオリジナルの製品で、全部この峠のパン屋で作っているらしい。なんでこんな場所でやっているのか、おばちゃんは多くを語らないけれど、25年くらい営業していてそこそこ儲かっているという。色々な味のプチパンが10個くらい入った一袋で315円、他のパンもお手頃価格でよい感じ。早速食べてみると、懐かしいシンプルなパンでなかなかのお味。しかし、あんな場所に誰が買いに来るんだろう?・・・
その後、ばばさんの長年の夢だった八重岳のサクラを見て、思いがけず山上で花見渋滞にはまってきました。翌朝、ホテルで出たウコンと紅イモのパン、薄く切ってあるけれど、何処かで見たような、何処かで食べた味のような・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
昨日の天気予報で「明日は春一番が吹くでしょう」と言っていたけど、今朝の大島はその通りで生暖かい風が吹いて、いかにも春だな~!という感じ。いつものように利島や新島を見ながら、快適ドライブで職場を目指していたら、何やら黒い雲が広がってきた。「雨降りそうだな・・・」と思った瞬間、カミナリと共にどしゃ降りの雨。いや、アラレ(ヒョウ)まで降ってる???
ものすごい春の嵐は30分ほど続き、大島を目指して羽田を離陸したいるかブンは、着陸できずに今日も戻っていった。天気は午前中には回復して晴れてきたけれど、南風ビュービューは一日中続き、午後のいるかブンもジェットフォイルも欠航した。調布行きのアイランダーだけは元気に飛んでいたけれど、南向きに離陸する飛行機は向かい風にあおられて空中に止まったまま、ヘリコプターのように上昇していった。北に進路を変えて飛んでいったアイランダーはグラグラ揺れて、中に乗っている人はきっとお祈りだ・・・。という訳で今日の新聞はお休み、明日は来るかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
親戚ご一行様と一緒に大島に来たじじ&ばば、ちぴらと温泉に入ってクジラ見て、たくさん遊んでいるかブンで帰りました。ぴらにあが仕事から帰ってくると、居間のテーブルにスーパーのビニール袋が置いてある。何か知らないけどかなり膨らんで、忘れ物かな?と思って開けてみた。なに~、これ?!!!
ビニールの中から出てきたのは、大量の『つまみだね』と『チーズ』。きっとちぴらに食べさせようと思って、じじが東京から持ってきたに違いない。どこに隠し持っていたのか知らないけど、とにかくスゴイ量だ。じじってばサービス満点で、この密輸食品の他にジブリのDVDまで買ってきた。現在ちぴらテレビの前に陣取って、魔法使いの女の子がホウキで空飛ぶのをマジ顔で見てます・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
親戚の皆さんとホテルに泊まった時、まだ夜も明けない時間にちぴらの声を聞いた。「ママおいで~・・・」と、どこか遠くで呼んでいるようだ。繰り返し繰り返しママを呼ぶちぴら、いったいどうしたのかと思って薄暗い中で布団を見ると、ちぴら隣で寝てる?・・・
ぴら奥さんに「ちぴら、どっかで呼んでない?」と聞いてみるけど、「ここにいるよ~・・・」と取り合ってくれない。「いや、でも、声が聞こえるんだよ!」と言ってみるけど、「聞こえないよ~・・・」と怪訝なぴら奥さん。空耳か?と思ったけど、確かに「ママおいで~、ママおいで~・・・」と部屋の中の何処かで呼んでいる。ある意味機械的な繰り返し、声もかすれてかなり気味が悪い。あれ、機械的なタイミングって、もしかして???
犯人はぴら奥さんの新しい携帯電話だった。ちぴらの声を録音して、目覚ましの音に設定したらしい。気色悪いから、ホントやめてよぴら奥さん・・・
『ホテル・ハイビスカスの女の子・・・』の巻!
去年の今ごろ、とある映画会で『ホテル・ハイビスカス』を見た。沖縄のやんちゃな女の子が主役の話で、口が悪くて喧嘩っ早くて、家族だったらとても手こずりそうなオカッパの女の子だけど、どうにも憎めなくてよい雰囲気だ。定職が不明でビリヤードがやたらうまい太っちょの父ちゃん、なんでそんな父ちゃんに惚れたのか不思議な美人の母ちゃん、黒人ハーフでボクサーを目指している兄ちゃん、白人ハーフで巨乳女子高生の姉ちゃん、テレビドラマやCMでもおなじみのばあちゃん、それとホテルがある町に熱射病のフラフラでたどり着いたバックパッカーのお兄ちゃんと、ハチャメチャな家族(+1名)が繰り広げる、可笑しくて不思議で、ちょっと悲しい一夏のストーリーだ。ぴらにあはその映画を見た時、あまりのインパクトと映像の美しさで大ファンになった。もう一度どうしても見てみたくて、その為だけにレンタルビデオ店の会員になってビデオも借りた。そして沖縄ツアーに行くちょっと前、ひょんな事からホテル・ハイビスカスは『辺野古』という町にあると聞いた・・・
嘉手納から名護までは、普通は沖縄の西海岸(国道58号線)を進む。万座毛や有名なビーチリゾートがいくつも並び、観光のメインストリートだけど、今回は東海岸の国道329号線を進む。観光バスやレンタカーなんかほとんど走らない国道を、ダンプに囲まれて進む。金武(きん)町を過ぎた頃、国道を反れて海岸の道を東に進む。久志という集落にはいると、平屋で沖縄特有の白い家並みが続くようになった。民家の庭には青いパパイヤが生えていたり、ハイビスカスの花が咲いていたり、なんとも南国っぽい風景だ。狭い道をゆっくり進むと、「あっ、女の子がバスを乗り換えた場所だ!」、少し山の中へ入ると、「女の子がトボトボと歩いたサトウキビ畑だ!」、「女の子が休んだパイン畑だ!」、「キジムナーのじいちゃんに会った場所だ!」と一人で盛り上がる。辺野古の集落にはいると、映画の中に普通に映っていた景色が広がる。「女の子が友達の男の子(子分?)と鉄条網をくぐった海岸」、「アイス食べていた所」、「小学校」、そして「見つかるのかな~?」と思っていた「ホテル・ハイビスカス」も簡単にあった。映画で見たとおり、ヘンな形をした六叉路の所にちゃんと建っていた。もちろん、ホテルはやってなくて(もともと何かのお店跡らしいけど)、閉ざされた扉の中を隙間からそーっと覗いてみると、女の子が沖縄料理を美味そうに食べていた食堂は、ゴチャゴチャの荷物置き場になっていた。やっぱり、映画は映画なんだな・・・と思って入り口のドアの上を見上げると、天窓の汚れの形が、『・テルハイビス・・』とかろうじて読める。だから何だという訳じゃないけれど、半ズボンのオカッパ女の子が「あんた、なにさ~?」と出てきそな感じがして、ちょっと嬉しかった・・・
去年の今ごろ、とある映画会で『ホテル・ハイビスカス』を見た。沖縄のやんちゃな女の子が主役の話で、口が悪くて喧嘩っ早くて、家族だったらとても手こずりそうなオカッパの女の子だけど、どうにも憎めなくてよい雰囲気だ。定職が不明でビリヤードがやたらうまい太っちょの父ちゃん、なんでそんな父ちゃんに惚れたのか不思議な美人の母ちゃん、黒人ハーフでボクサーを目指している兄ちゃん、白人ハーフで巨乳女子高生の姉ちゃん、テレビドラマやCMでもおなじみのばあちゃん、それとホテルがある町に熱射病のフラフラでたどり着いたバックパッカーのお兄ちゃんと、ハチャメチャな家族(+1名)が繰り広げる、可笑しくて不思議で、ちょっと悲しい一夏のストーリーだ。ぴらにあはその映画を見た時、あまりのインパクトと映像の美しさで大ファンになった。もう一度どうしても見てみたくて、その為だけにレンタルビデオ店の会員になってビデオも借りた。そして沖縄ツアーに行くちょっと前、ひょんな事からホテル・ハイビスカスは『辺野古』という町にあると聞いた・・・
嘉手納から名護までは、普通は沖縄の西海岸(国道58号線)を進む。万座毛や有名なビーチリゾートがいくつも並び、観光のメインストリートだけど、今回は東海岸の国道329号線を進む。観光バスやレンタカーなんかほとんど走らない国道を、ダンプに囲まれて進む。金武(きん)町を過ぎた頃、国道を反れて海岸の道を東に進む。久志という集落にはいると、平屋で沖縄特有の白い家並みが続くようになった。民家の庭には青いパパイヤが生えていたり、ハイビスカスの花が咲いていたり、なんとも南国っぽい風景だ。狭い道をゆっくり進むと、「あっ、女の子がバスを乗り換えた場所だ!」、少し山の中へ入ると、「女の子がトボトボと歩いたサトウキビ畑だ!」、「女の子が休んだパイン畑だ!」、「キジムナーのじいちゃんに会った場所だ!」と一人で盛り上がる。辺野古の集落にはいると、映画の中に普通に映っていた景色が広がる。「女の子が友達の男の子(子分?)と鉄条網をくぐった海岸」、「アイス食べていた所」、「小学校」、そして「見つかるのかな~?」と思っていた「ホテル・ハイビスカス」も簡単にあった。映画で見たとおり、ヘンな形をした六叉路の所にちゃんと建っていた。もちろん、ホテルはやってなくて(もともと何かのお店跡らしいけど)、閉ざされた扉の中を隙間からそーっと覗いてみると、女の子が沖縄料理を美味そうに食べていた食堂は、ゴチャゴチャの荷物置き場になっていた。やっぱり、映画は映画なんだな・・・と思って入り口のドアの上を見上げると、天窓の汚れの形が、『・テルハイビス・・』とかろうじて読める。だから何だという訳じゃないけれど、半ズボンのオカッパ女の子が「あんた、なにさ~?」と出てきそな感じがして、ちょっと嬉しかった・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
昨日の晩は、大嵐の大島に遊びに来た親戚の人と一緒にホテルへ泊まる。ちぴら、夕方くらいまでは「おんせんとまる~!」と張り切っていたけど、夜祭りのあたりから調子が狂い始めた。「おうちかえる~・・・」とぴら奥さんの腕の中でゴネ始め、「今日はみんなでお泊まりだよ!」と教えても、「イヤだ~、おうちにかえるんだ~」と聞く耳を持たない。そういえば、大島に移住してから、最初の二晩だけ引っ越しのゴタゴタで外に泊まったけど、それ以外はお家でしか寝た事がないちぴら。意外と小心者なんだな、ぴらにあと同じで・・・
結局、ちぴらホテルへ戻る車の中で潰れてしまったから、どこで寝たかはご本人不明のままなんですけど・・・