写真館を「温泉パイナップル」に更新しました！

　八丈島のお山（八丈富士と三原山）はあまり火山ぽくないけれど、中ではふつふつとマグマが頑張っているらしい。島の南にある地熱発電所では、八丈島で夜間に必要な電力のほとんどを、温泉熱だけで発電していると言うから驚きだ。

　お隣の地熱温室ではトロピカルフルーツの栽培をやっていた。パイン＆ジャーニーの撮影に夢中のぴらにあと、アイスに夢中のちぴら・・・

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愛とゴハンと・・・

　ちょっとした事で知り合ったおじさん（たぶん４０代後半）は、全く料理をしたことがないという、ある意味ぴらにあには羨ましすぎる生活をしているらしい。「リンゴくらい切れるでしょう？」と聞いてみたら、「包丁持ったこと無いんですよ・・・」と、日本男児のカガミのような人だ。伊豆大島へ単身赴任で仕事に来ている人だから、毎日何を食べているのか不思議、エブリディ・ボンカレーだろうか？・・・。その話を横で聞いていた島のおばちゃんが、「アンタ、奥さんが離婚だって言ったらどうするのよ。今どきの男は料理くらい出来ないとダメよ！」キツイ一言。「あの、リコンしたら奥さんの分の晩ご飯作らなくていいから、少し助かるんですけど・・・」とぴらにあが言うと、「あら～、そんなダンナ欲しいわぁ」と笑うおばちゃん・・・

　離婚話はさておき、ぴら夫婦だってどちらか一人だけが大島以外の場所に転勤となったら、離ればなれの生活となるのは間違いない。そんな時、ちぴらは父と母と、どっちと暮らすのを選ぶんだろうか。ママの愛情を取るか、パパの晩ご飯を取るか、それがモンダイだ・・・

パソリで遊ぶ・・・

　あおブンのカードにＥｄｙがついている。前もってカードにお金をチャージしておくと、「チャリ～ン♪」とレジでの支払いに使える便利な機能だ。２００円で１ポイントだけどあおブンのマイルも貯まるし、お釣りいらずで面倒臭くないから、空港の売店なんかでよく使う。初めは空港の売店（あおブン関係）とかお台場とか、東京の限られた場所でしか使えなかったＥｄｙだけど、最近は色々な所で使えるようになった。道後温泉の温泉会館やオミヤゲ屋でも使えたし、八丈島のスーパーまでＥｄｙのノボリが立っていて驚いたっけ。そんなＥｄｙ、便利なのはよいけれど、支払う時にあまりお金を使っている実感がないから、思わず使いすぎてしまうのが難点だけど・・・

　チャージは売店の隅に置いてある機械でやっていたけど、クレジットカードからも入金できるらしいと知った。それには『パソリ』という機械が必要だというから、さっそくインターネットショッピングで申し込む。「品薄なんです・・・」と返信メールが来てから１０日目に、やっとパソリが届いた。開けてみるとパソコンのＵＳＢにつないで使う機械で、見た目は切ったカマボコか小さめのハンペンか・・・。クレジットカードを一回り大きくしたくらいの白い板に、Ｅｄｙカードをかざして使う。ドライバ（パソコンでパソリを使うためのプログラム）をダウンロードして、まずはＳｕｉｃａ用のプログラムを入れてみる。ＥｄｙもＳｕｉｃａも共通では使えないけれど、両方とも『ＦｅｌｉＣａ』というシステム（お財布ケータイも）で元は同じらしい。プログラムを起動してＳｕｉｃａのカードをパソリにかざすと、最近のＪＲの乗車記録が表示される。ふ～ん、簡単じゃん・・・

　お次はＥｄｙのプログラム、こちらも難なくインストール終了。起動してカードをかざすと、やはり最新の利用記録が表示される。なんか楽しい・・・。このままじゃクレジットカードからチャージ出来ないから、インターネットでカードを登録しよう。こうすれば、チャージの時（カードでＥｄｙを買った扱いになる）にもあおブンのマイルが貯まるからさらにおトクだ。色々と情報を入力して、何やらセキュリティ番号というので悩んだけど、なんとか終了して登録完了。さっそく入金と思ったらエラー画面が？・・・

　「このカードでログインできません！」って、何度やっても同じ。もう一度登録してみようと思ったけど、やっぱりエラー画面が表示される。なんか不安だから登録情報の削除をしようとしてもやっぱり同じで、にっちもさっちもいかず。プログラムの不具合かと思って利用履歴を見てみると、問題なく表示されるし全く何がいけないのやら？・・・。もぅ、何かヒントでもないのかと、Ｅｄｙのホームページを穴が開くほど見てみると、「登録には１週間ほどかかります、その間クレジットカードでのチャージはできません」って。ホント、やる前にちゃんと見ようよ自分・・・

島が変わればくさやも・・・

　八丈島のくさやはマイルドだった。くさやがあんまり得意じゃないばばも、「これなら食べられる」と、スーパーで買った八丈島くさやをちぴらと一緒にかじっている。それでもぴら奥さんは食べなかったけど・・・

　くさやは伊豆諸島の島々で昔から作られているけれど（源為朝さんも絶賛したというから、少なくとも鎌倉時代にはあった？）、島によってかなり味が違う。一般的に、北（伊豆大島の方）のが匂いがきつくて、南（八丈島の方）のが食べやすいんだと言う。確かに、八丈島のくさやは大島のに比べると、「単なる干物？」と勘違いしてしまうほどソフトな香り。大島の激臭くさやに慣れてしまったぴらにあには、不味くはないけどちょっと物足りない感じ・・・。何でこんな違いが出るのか不思議だけど、新島のくさやも大島のに比べると匂いが少なかったし。くさやビギナーの方は、南の方から試してみてはいかがでしょ～？

やっぱり八丈島も狭かった・・・

　Ｈさんというぴらにあの知り合いが八丈島に住んでいるから、「飛行機で行きます！」とだけ、職場のＦＡＸ宛（自宅の電話番号を知らないから・・・）に連絡しておいた。詳しく打ち合わせをした訳じゃないけれど、土曜日だし暇だろうから、空港に迎えに来てくれるだろうと勝手に思っていたけど、来てくれなかったＨさん・・・

　別に用事も無いから会えなくたって困らないけれど、せっかくお土産を持ってきたから渡したいと思った。しか～し、電話番号どころかＨさんの住所さえ知らないぴらにあ・・・。電話帳で調べてみると、Ｈさんの職場の電話番号が判ったから掛けてみる。でも土曜日の夕方だから、Ｈさんの職場にいるのは守衛さんだけらしい。自宅の住所か電話番号か教えてもらおうと聞いてみたけど、会社の規定で第三者に連絡先は教えられないと言う。そりゃそうだろうな・・・。「携帯電話をお持ちなら、こちらから電話してもらうように連絡してみますけど・・・」と守衛さんが気を利かせてくれたけど、ぴらにあの持っているのは八丈島圏外のａ社だし・・・

　そこである事を思い出した。確かＨさん、「空港からちょっと離れた○○という集落に住んでいる」と言っていたっけ。八丈島の地図を見てみると、○○集落があったから車で行ってみる。それらしい集合住宅（なんの根拠もないけれど）を見つけて入っていくと、なんとまぁ見覚えがあるＨさんの車が停まっている。ウソみたいにあっさりと見つかったＨさん、お土産渡してめでたしめでたし！

　次の朝、民宿でゴロゴロしているとＨさんが訪ねてきた。でも、民宿の名前なんて教えてないのに、どうしてここにいるって判ったんだろう？。「だって昨日、港の近くの民宿だって言ってたからさ、ちょっと探したら見つけた」ってＨさん、やっぱり八丈島も狭い世の中らしい・・・

じじと密会・・・

　じじとばばがジェットフォイルで帰った。ぴらにあが仕事から戻ると、テーブルの上に１００円玉が１０個ほど乗っている。隣にはばばの置き手紙、「ちぴらくんの貯金箱に入れてやって下さい」って。別れの朝、じじ・ばばと一緒に保育園へ行ったちぴらが、「じじとばばがいなくなっちゃうと、さみしいな～・・・」と言ったんだとか。毎度３ちゃい児にして、お小遣いかせぎが上手な若旦那・・・

　その前の晩、ご飯が終わるとじじとちぴらの姿が見えなくなった。奥の部屋からはヒソヒソと何やら話し声が聞こえるから、襖の隙間からそーっと覗いてみると・・・。片手に焼酎のビンのじじと、つまみのチーズを握ったちぴらが、布団の上で向き合って座ってニコニコ笑っている。何やってのかと思ったら、ヒミツの晩酌かい？・・・

八丈島の夜にビックリ？・・・

　やっとこさ、１時間半遅れで八丈島空港に着いたいるかブン、タラップを降りていくと日が暮れかかっている。隣には後から羽田を離陸して先に八丈島についたエアバスＡ－３２０（Ｂ７３７－４００に替わって就航した飛行機）が停まっている。あれ、八丈島ってボーディングブリッジあるの？、こりゃビックリ！

　予約をしておいたレンタカー屋さんでワゴン車を借りて（飛行機が遅れて可哀相だと思ったのか、おじさん３割引サービスにしてくれた）、とにかく民宿へ急ぐ。初めて走る八丈島の街だけど、なんか伊豆大島と違う雰囲気？・・・。空港に到着した時も思ったけど、ずいぶん街が賑やかだ。空港ターミナルには大きな売店やら食堂やら、観光案内所のお姉さんもニコニコとカウンターに座っていて、なんか都会の空港って感じ・・・。民宿に荷物を置いてから、晩ご飯まで街を一回りしにいく。とりあえずと入ったスーパーでビックリ、とにかく品揃えが豊富で安くて店内が明るくてキレイで・・・。大島の離島系スーパーに慣れてしまったぴらにあには、まるで別天地のように見える。おまけにＥｄｙまで普通に使えるし・・・

　ご飯を食べてから温泉に行く。これも驚いたけど、あおブンと八丈島で『＋１０，０００人プロジェクト』というのをやっている。八丈島民の要望で羽田～八丈島の運賃を安くする代わりに、一定期間の乗客を１万人増やすという計画らしい。乗客増が見込めない場合は元の運賃に戻るらしいけれど、なかなか面白い取り組みだ。その計画を観光客にも協力してもらおうと、あおブンに乗ってきた人に温泉無料券を配布している。この日（１０月１日）はオープニング記念で、全島の温泉が何回入っても無料だと言うから、これもビックリだ。せっかくだから、ちょっと遠いけど末吉という地区（島の南部）の見晴らし温泉に入りに行く。ガケの上の露天風呂は昼間だったらさぞ景色がよさそうだけど、真っ暗で全く景色は見えず・・・（満天の星空は見てきましたけど）

　帰りにまたビックリ、もう９時過ぎだというのにあちこちのお店が元気に営業中。ほとんどの店が７時に閉まる伊豆大島（一番遅い食品店が夜９時まで）から考えると、信じられない夜の光景だ。「なんかのみたい～！」とちぴらが言うから寄ったパン屋は、なんと７：３０～２４：００までやっているというから、またまたビックリビックリ！。う～ん、八丈島なかなかやるな、次の移住先なんてどう？・・・（え～ッ、勝手に決めないでよ！←ぴら奥さんの叫び）

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アンビリーバボーなシメジ…

今年も出ました巨大シメジ、炒めて食うと案外うまい。手前の雑誌はA4版です…

写真館を「亘理のはらこめし」に更新しました！

　魚卵系珍味（特にいくら・すじこ）に目がないぴらにあと、しっかり遺伝しているちぴら。秋の東北に行くとなれば、当然張り切る２人だけど・・・

　「仕事が忙しくて行けない・・・」というぴら奥さんを伊豆大島に泣く泣く残して、またまた男２人（＋じじ＆ばば）で仙台へお彼岸のお墓参り。ついでドライブの阿武隈川河口・荒浜の『はらこめし』はちぴらの大好物が満載（いくら＋鮭＋お醤油ライス）。３ちゃい児にして仙台の笹かまぼこ、牛タン、長ナス、ホヤまでもお気に入りのグルメ若旦那・・・

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大島空港にたむろする人々・・・

　同じ伊豆七島なのに意外と思うかも知れないけれど、今まで伊豆大島～八丈島は直行で行く手がなかった。東海汽船なら一度竹芝（東京）まで出て船を乗り継いでいくか、飛行機でも羽田空港乗り換えか。裏技はコミューターヘリ（愛らんどシャトル）で御蔵島乗り継ぎという方法もあるけれど、片道２３，３４０円と目ん玉ビヨヨ～ん！のお値段だし・・・

　それが昨日（１０月１日）から、あおブンが羽田～大島～八丈島の路線を開設した。「これは乗らなきゃ！」とちぴらをはじめ、じじ＆ばばも一緒に八丈島へ一っ飛び・・・。と思ったら、初日から１時間半遅れのあおブンさん。お詫びに出してくれたドリンクのサービス（チケットを持っていくと、自販機で買ったペットボトルと交換してくれる）を飲みながら待つけど、なんか異様な雰囲気の大島空港ターミナル・・・

　普段は地元民と観光客の人ばっかりのターミナルだけど、昨日はいつもと違ってアキバ系風？のお兄さん（おじさん）が目立つ。首から大きなカバンを下げて、巨大望遠レンズ付きのカメラを抱え、胸のレシーバーから何やら無線（１１８．６ＭＨｚの大島レディに間違いないけど）をイヤホンで聞いているし。う～ん、航空マニアと一目で判る皆々様、どうもご苦労様です・・・（ちぴら＆ぴらにあもその一味ですけど）