*香港の波浮港が呼んでいる・・・の巻!
「ディズニーランドへ行きたい!」と香港のガイドブックを見ていたちぴら、「どうせなら大仏を見に行こうよ」って単にディズニーランドが苦手なぴらにあ、全然説得になってないじゃん。「だいぶつぅ~?」ってあんまり乗り気じゃなかった若旦那だけど、「新しいロープウェイがあるみたいよ」という一言で気持ちが変わったみたい。そんな訳で、香港2日目は大仏とディズニーランド(には行かないけど)のあるランタオ島へ向かう・・・
ランタオ島は香港で一番大きい島で、今は新空港ができたから電車や車で行けるけど、ぴらにあが初めて訪れた10年前は船でしか行けないホントに田舎の島だった。一番奥の大澳(タイオゥ)という漁村なんて観光客はほとんどいなくて、水上家屋がまるでジャッキー・チェンの映画のセットみたいで、民族衣装を着たおじいさんやおばあさんが干物臭い路地を歩いていた。昔の大澳はランタオ島の表玄関でたいそう賑わったと言うけれど、今の大澳ゆっくりゆっくり時間が流れて、「こんな静かな島に住めたらいいなぁ」と本気で思った。まぁ、ある意味その夢は叶ってるんだけど・・・
そんな大澳もずいぶん変わった。観光客(大陸から?)がたくさん来ていて、何より前と違うのは日本語の案内板がいたる所にある。地図にもちゃんと日本語で説明してあって、ずいぶん親切になった感じ。でも、ランタオ島観光の間、日本人には一人も会わなかった。やっぱり日本人はブランド品ショッピングの方が好きなのかな、ぴらにあは生活感のある特になんでもない場所に行くのが面白いんだけどなぁ・・・
【まずは喫茶店で香港モーニングを。定番のパイナップルパン、目玉焼き、雪菜(高菜みたいな漬け物)入りマカロニスープ、ミルクティーのセットで23ドル(300円)。ちぴらはフワフワのメキシコパン5.5ドル(70円)がお気に入り・・・】
【ペニンシュラホテルの前からわざわざバスに乗ってスターフェリー乗り場へ、歩いても2~3分なのに。まぁ、3.5ドル(40円)だからいいか。2階の一番前は眺めいいし・・・】
【ワンナイトクルーズから戻ってきた大型客船がスターフェリーの前を通り過ぎる。まさか、このバカでかい船の前を横切るのかとヒヤヒヤしたけど、さすがにそれは止めたみたい・・・】
【香港の交通機関は平日と休日で料金が違う事があるので注意、離島行のフェリーや離島内のバスはほとんど休日は高くなる。できれば空いてて安い平日に行きたいけどそうもいかず・・・】
【とはいえ高速船に30分乗っても休日料金で36.7ドル(450円)は安い、どこぞの○○汽船の9割引かな、しかもほぼ24時間営業とな。懐かしいシーガルとソックリですけど熱海港ではありません・・・】
【ランタオ島のフェリーターミナル(ムイオウ)は田舎の港という雰囲気、でもセブンイレブンもマクドナルドもあるから都会。ムイオウから超満員のバスに揺られて一時間で大澳へ到着、こちらにはコンビニは無し。カラスミはあり・・・】
【大澳のバス停から小さな橋を渡ると旧市街へ、干物屋にやたら魚の浮き袋の干物が並んでいるけど何に使うのか不明。あと、真っ黒い灰みたいなのに埋まっているタマゴ(塩漬け?)もよく売ってるけど謎・・・】
【干物屋の次に多いのは放し飼いのワンコ、気持ちよさそうに寝ている所を見ると野良犬ではないみたい。でも、歩いていると群れで寄ってきてちょっと怖い。囲まれて歩けなくなったちぴら、そのワンコを大声で叱る香港婆ちゃん。ワンコより婆ちゃんの方が怖い(ビビって写真撮れず)・・・】
【迷路のように続く大澳の路地、この赤い橋を渡ったらどこに行くんだろうか。と、不安な気持ちになっている時が一番好きなぴらにあ・・・】
【水路の両側に水上家屋が並ぶ、この辺の家は電気は来ているけど水道とガスは無いらしい。おばちゃんが水瓶の水と小さいかまど(七輪みたいなの)で料理をしていた。右側の家がちょっと新しいと思ったら、7年前に大火事で焼けたとか・・・】
【生活排水はそのまま家の下へ、満潮になれば自然にキレイになる仕組み。携帯電話は絶対に持って入ってはいけない究極のエコトイレ?、こんな街が大都会から1時間の場所に・・・】
【香港にはどんな場所にもゴミ箱がある、ちぴらの立っている道路のすぐ脇にも。なのに、どこでもゴミだらけなのはどうしてなんだろう・・・】