箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

鼓童と佐藤太圭子

2005-10-19 12:38:33 | 箆柄日記
佐渡島を拠点に活躍する和太鼓集団の鼓童と、沖縄の琉球舞踊家の佐藤太圭子の共演で、11月5日6日に国立劇場おきなわで『島結び』という公演が行われる。


金子さんは、鼓童ができて5年目くらいに参加してずっと活動してきた。

今回の公演の演出を担当される、鼓童の金子竜太郎さんにマジカルに生出演して頂いた。今回は演出に回るが、自身も演奏家でもある。鼓童といえば締め込み姿の筋肉質な男性像がすぐ思い浮かぶので、やたらいなせで「ソイヤソイヤ」な人を想像していたら柔らかな方で意外だった。(舞台ではそうなんだろうけど)


国立劇場おきなわで行われたお稽古場も見学させて頂いた。こちらももっとピンと張りつめた感じの練習かと思ったら、和やかな雰囲気で意外。音楽に合わせて踊っている時には皆集中しているけれど、その他はにこやかな雰囲気だった。

鍛えたりシゴいたりの段階はお互い済ませてここにいるということなのだろうか。怒鳴られたり殴られたりしているうちはまだまだ。時間をかけて鍛え上げて臨んだ場所でなにができるかの方が本当はもっと重要。和やかな雰囲気だったけれど、ホントに厳しいのはこういう場所なのかも知れない。

さて、国立劇場おきなわのお稽古場には初めて行ったが、なんだかいかめしい場所だった。中に入ってみると意外に巨大なのに驚く。分厚いコンクリートでできていて、内部は迷路のように通路が通っている。何かあった時は、海からの侵入に備える施設なのかと勘ぐってしまった(笑)。
コメント
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