ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

樽前山 平成22年12月19日(日)

2010-12-19 22:35:21 | 支笏湖周辺・冬山
 今日は用事があるのですが、久々に天気がよさそうなので無理して山に行くことにします。
 昼ごろ家に戻る半日登山の予定で考えると・・・朝4時過ぎに自宅出発です。

 tarumae-yamaさんが19日に樽前登山を検討中ということで、お声を掛けようか迷いましたが・・・。
 朝が早いのと、雪が少なかったらランニング登山しようと考えていたので、今回は1人で行くことに。

 樽前のゲートに着き、まずは積雪状況を見ると20cmくらいで、ランニングでも歩くスキーでもいけそうな感じです。
 ちょっと考えて・・・今日は歩くスキー+スノーシュー+軽アイゼンで行くことにして・・・まずは、麦汁(笑)。



 1本なら3時間で血中アルコール濃度は基準値以下、5時間でほぼゼロということなので、1本だけいただきます。

 飲みながらスキーにワックス塗ったり、のろのろ準備して、まだ暗い6時7分出発です!
 ヘッドランプを点けて道路に出ると、昨日降ったばかりなのでノートラックです。



 軽くラッセルしながら進みましたが・・・途中から車のわだちがあってちょっと楽できました。
 
 1時間ほどで5合目に。



 ここからまたラッセルですが、少しずつ傾斜が増して、雪も増えてきます。
 


 振り返ると自分だけのトレースが。



 自分だけの足跡・・・独り占めしてるような感じで好きですね。

 で、だんだん疲れた感じになってきたところで・・・おおっ、樽前が見えてきました!



 7合目の駐車場には8時14分に到着。
 トイレに行って、スキーをデポ、MSRのスノーシューに履き替えます。



 まだ登山道には階段も見えて、吹きだまり以外はつぼ足でもいい感じです。

 

 森林限界を越すと、風が強いせいか、あまり雪が積もっていません。



 苫小牧の海が、まだ朝焼けの雰囲気の色に染まっています。



 外輪山まで300mから400mのところに大きな沢地形があるのですが・・・そこの斜面滑落しそうで怖い・・・!



 今日はピッケルもないし・・・ちょっと考えて、ここから登山道をはずれて山頂(東山)に向かうことにします。

↓東山に向かう斜面。(高山植物ごめんなさい)


 石が多いので、スノーシューから軽アイゼンにチェンジします。
 それでもかなり歩きにくいです。

 東山には、9時19分に到着。
 3時間12分かかった計算です。



 すごい強風で、すぐに退散。
 アイゼンのゴムバンドの調子が悪いので、風当たりの少ないところで休憩して調整します。

 下りていくと、支笏湖が。



 ここで、セミファットスキーかついだ年配の方が登ってきました。
 お話しすると、パウダーを期待してきたといいますが・・・。
 冬の樽前は、いつも風紋でガタガタのイメージしかないので・・・ちょっと不思議な感じが。

 帰りはもうスノーシュー履くのめんどうなので、ズボズボ埋まりながら7合目へ。
 また歩くスキーに履き替え、10時7分、7合目を出発。
 ちょうど管理人さんがスノーモービルをしまうところで、「おはようございます」とごあいさつ。

 この後は、スノモのトレースのおかげでスピードが出でて・・・減速しようとして転倒(苦笑)
   


 歩くスキー、早いですね!
 過去3、4回この道をショートスキーで下ってますが、全然早くて楽チンです。
 駐車場所の樽前のゲートには10時51分到着、7合目から44分、往復で4時間44分でした。

 これでなんとかお昼過ぎに帰れます。


 GPSトラックです。







 今日は-8℃くらいだったのですが、手や足の先が冷たくなりました。
 次回からはもうちょっと防寒を考える必要がありますね。

コメント (6)
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紋別岳 10月のスキー 平成22年10月30日(土)

2010-10-30 17:59:15 | 支笏湖周辺・冬山
 ぴよしろう、前日にバーボン飲み過ぎたのか、朝8時まで起きれませんでした。
 そしてその後もいまいち調子出なくてダラダラ。

 で、昨日のtarumae-yamaさんのブログに紋別岳に雪が降ったと言う記事があって、スキーしたくてウズウズ。
 さらにすづきさんの日記を読むと、雪の中歩いてきたとか書いてあって、さらになんかうずうず(笑)
 結局10時半頃にスキーを持って紋別岳に出発です!

 支笏湖畔を通ると、風不死と雪の樽前がきれいです。



 で、登山口には12時前に到着。
 ・・・あんまり雪がありません・・・スキーは大丈夫でしょうか・・・?
 ちょうど下山してきた女性がいたので聞いてみると、半分から上はスキー使えそうな様子とのことです。

 う~ん、ちょっとテンション上がってきますね!
 今日は麦汁なしで準備して(涙)、12時11分、出発です。

↓出てすぐ振り返って。駐車場はいっぱいでした。



 最初は雪はあまりありませんでしたが、15分ほど登ると少しずつ道路に雪が出てきました。



 で、中盤を過ぎたあたりさらに増え、道が少し狭くなる標高650mあたりから、もう完全な冬です。



 踏み跡があったので、道路をはずれて電線下を進みます。



 振り向くと支笏湖が・・・きれいです!



 そして急斜面を進むと、久々の山頂が。



 山頂には1時間2分かかった12時13分に到着。
 ソフトタイプとはいえ、スキー靴で登ったにしては早かったです。
 先週の羊蹄山2往復の効果でしょうか(笑)
 なんかこのタイムみると・・・もうちょっと急いだら1時間かかんなかったんだなあ・・・とか。
 まあ、早くても意味はないのですが。

 で、山頂からの景色はやっぱりいいです。

↓恵庭岳側。



↓樽前と風不死。



 山頂には若い方のグループと、単独の男性1名が。



 今日はそちらとは絡まず、ちょっと休んでから下山することにします。

 で、スキーを履いて道路を進むと・・・参りました。
 トレースのないところは傾斜がないので抵抗が大きくて滑らず、トレース上は一応滑るけど狭くてガタガタ。
 めちゃめちゃ滑りにくいです。

 まあ、文句を言ってもしょうがないので、休み休みガタガタの踏み跡を滑ります。



 途中、空沼が見えました。
 あ~、いいなあ!
 この冬もまた行きたいですね。



↓ちょっと雪が浅くて傾斜のあるところではトレースから外れてみますが・・・すぐ失速します。



↓久々登場のGASPOのショートスキー。

 

↓なぜか駐車してる車が・・・。よくここまで来たものです。



 標高650mまで下りたあたりでアスファルトが出始めます。
 しつこく滑っていたら、スキーが「ガリッ!」とかいったので焦って終了。

↓こんなに雪が少なくなるまでしつこく滑りました。



 ここからはスキーをザックにくくり歩きます。

 明るくて、ちょっとだけ紅葉も残っていて、きれいで気持ちいいです。
 ここにきて「来てよかった」感が。



 登山口駐車場には14時17分に到着。
 往復2時間6分かかった計算です。
  
 なんかこのタイムみると・・・もうちょっと急いだら2時間かかんなかったんだなあ・・・とか。
 まあ、早くても意味はないのですが。 ←リピートしてみました(笑)

 短い時間でしたが気持ちのいい山行でした。

 紋別岳、やっぱりお手ごろでいい山です。


 GPSトラックです。



※行き方・・・支笏湖温泉街の札幌側のはずれの山側に看板があります。その急斜面をちょっと登ると駐車場が。





 今日はまともなスキーじゃなかったけど、楽しめました。
 もう、これからめちゃめちゃ雪降ってほしいですね!
 
 
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フレ岳 平成22年5月16日(日)

2010-05-21 00:48:55 | 支笏湖周辺・冬山
 前日の漁岳では結構雪があったので、オコタンペ湖へ行く道路から丹鳴岳やフレ岳へ行こうと計画します。
 ところが予定していた場所は・・・標高が低く雪がほとんどありません(涙)。

 で、帰ろうかと思ったのですが、高度さえ上がればまだそれなりに雪が付いている状況のようです。
 そこで再度地図とにらめっこし、険しそうだけどいけそうなコースを見つけ、そこから登ることにしました。

↓青のコースを考えてましたが、急遽赤のコースに切り替え。



 で、いつもどおり発酵麦ジュースで退路を断ち、7時26分出発です!

↓この写真の右側から入山。だいぶ雪少ないけど、高度が上ればきっと雪が・・・と信じて。



 登り始めると、右手が急斜面の深い谷です。
 トラバースすると滑落しそうで怖いので、なるべく尾根を歩くことにします。

↓振り返ってみた写真。わかりにくいですが、めちゃ落差あります(汗)。



 でも、尾根は尾根でもう雪が無くて、藪漕ぎすることになります(涙)。
 さらに斜面を登っていっても、薮が多くて突破するのにいちいち体力を奪われます。

↓もうなんかヤブヤブで歩きたくない感じ・・・。
 


 しばらく歩いているうち、疲れてきて後悔します・・・。

 ああ、もういやだ!
 なんでこんなとこ歩いてるんだろう、帰ろうかな・・・。

 とか考えたりしますが、標高700m近くから雪がつながり始めたので、気を取り直して登り続けることにします。

 で、今回のGPSの記録をあらためて確認すると、まあなんと休憩の多いこと!
 めちゃめちゃ立ち止まって休んでます。
 前日の疲労も残ってたのか、なんかめちゃめちゃきつかったんですよね。

 特に1時間半くらい登ったあたりではちょっとですが壁みたいなところもあって、四つんばいで登ったりします。

↓壁登り中に撮影。ガケっぽいですね(笑)。



 まあ、そんなところをなんとか乗り越えて、約2時間ちょいで標高1015mのピーク近辺へ。
 なんかもうおなかいっぱい登った感じですね。疲れました。

 で、景色いいです。
 とりあえず、のんびり景色を楽しみます。

↓堂々とした恵庭岳と支笏湖。



 この辺に来ると、足跡あります。
 最近来た人いるんですね。好き者ですね(笑)。

 で、ここからはフレまであまり標高差のない尾根歩きです。
 もう疲弊モード突入中なので、ゆっくり進みます。

 途中、支笏湖がよく見えるのですが、新鮮な角度です。
 風不死の右に樽前が見えます。



 そして丹鳴が独特の形で強烈にアピールしてきます。

↓丹鳴岳。右端にフレ岳。



 今日は子どもの買い物もあるし、疲れたし、丹鳴岳はもうパスです。
 笹のうるさい尾根を歩き、フレを目標に進みます。

 フレ岳の直前で羊蹄山やルスツ方面が見えるところがあり、そこで食事をとります。

↓竹山とルスツが見えます。



 そして休憩地点から10分歩いた11時3分、フレ岳に到着。
 3時間半以上かかった計算になりますね。



 フレ沼とかいう沼の輪郭が見えます。



 休んだばかりなので、ちょっと景色を目に焼き付けたら下山することに。

 実はスキーを背負ってきてたので、スキーを履いて下山。
 ・・・スキーはいいですね!楽ちんです。
 持ってきてよかった!

↓振り返ってのっぺりしたフレ岳を望む。



 登り返しはスキーを脱ぎ、またつぼ足。
 ピークはできるだけ避けて、トラバースして進みます。
 
 で、ちょっとビビリながら急斜面を1050mピークからスタート地点に向かい、スキーで下りていきます。
 


 ガケみたいなところもスキーだと楽なもんですね。
 っていうか、楽しんで下山できます。



 やっと楽しい山登り(山下り?)です。
 ただ怪我するともう誰もこないルートでしょうから(汗)、気をつけております。

↓伝わるかなあ・・・。結構急斜面なんです。木に激突しないよう気をつけて滑ります。



 最後の方は雪が切れてきて滑りにくくなりますが、かなりしつこく(無理やり)スキーで降りました。

 で、13時12分、駐車場所に到着。
 5時間45分かかった計算です。
 
 麦ジュースも飲んだのは1本だけなので、6時間経過して呪いもとけてます。

 疲れたけど、最後はスキーで楽しめました。


 GPSトラックです。







 いつか美笛峠から漁岳まで歩こうと思っているので、今日はそのコースの一部を下見できた感じでした。

 もうスキーでは近郊は厳しい感じです。
 次は遠出かな。 

コメント (4)
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漁岳焼肉会 平成22年5月15日(土)

2010-05-17 22:19:44 | 支笏湖周辺・冬山
 今月の焼肉会も雪の上でしたくて、昼間に企画。
 残念ながら4人だけだったけど、天気抜群でした!

 

 漁岳、雪が融けてもうだめかと思ってたら、林道あたりの雰囲気ではまだ大丈夫そうです。
 だめなら徳瞬瞥と思ってましたが、漁で問題なさそうです。

 林道の少し奥の方に駐車して、まずは準備しますが・・・。
 
 やみぃ嬢が昨日バースデーだったってことで、クラッカー鳴らして一瞬のお誕生会開催。



 式典(?)が終わったら、すばらしい青空の下、10時4分出発です!



 また歩きながらビール・・・不謹慎ですね(笑)。



 約50分で斜面に取り付くポイントに到着、そして休憩です。

↓ウンコすわりでヤンキーのような雰囲気をかもし出すN野(笑)。



 尾根に上がると景色がよくなります。
 快晴の湖がきれいです!(支笏湖とまだ白いオコタンペ湖)

↓景色に見とれるまっちゃん。



 3月に焼肉した紋別岳やイチャンコッペもよく見えます。(写真では紋別切れてますが・・・)



 今日は遅い出発だし、この辺で焼肉して終わりでもいいと思ったのですが・・・。
 天気もいいし、なんかみんな行けそうなのでもう少し行っちゃいます!

↓今日は好調なN野君。(前回はすぐ死んだのに(笑)



↓青空の下を歩くまっちゃん。なんか素敵な絵ですね。



 そしていつの間にか1時半。
 おなかが減ったので頂上直下で焼肉することに。

 今日は珍しくカネヒロのタレ付きジンギスカンとかです。
 まっちゃんが先週とってきたネギの醤油漬けを持ってきてくれたので、これもおいしくいただきました。



 ほんと頂上のちょっと手前ですね。



 すばらしい景色を見ながらのジンギスカンでした。



 さて、ここまできたら次はやっぱり頂上へ!



 漁の神社でお参り。



 頂上にはすっかり遅くなった14時41分到着。
 もうめちゃめちゃ見通し利きますね。

↓迫力の小漁と左に丹鳴、遠くに徳瞬、ホロホロ、オロフレ。



↓余市や無意根の方。



 しばらく景色を楽しんでから下山。
 
 で、こっからがお楽しみ急斜面尻滑り大会です!
 もう一番上の方から何度も何度も急斜面のある間は滑りました。
 みんな危険過ぎ!

 まずはやみぃ嬢から!
クリックで動画。

 

 次はまっちゃん。
クリックで動画。



 そしてN野。
 N野はもう最初から最後まで頭から突っ込む命がけのウルトラマンスタイル。
 もう、完全おバカです。
クリックで動画。



 N野、ほんとに死ぬかと思いました(苦笑)。

 そして漁岳の大斜面には尻滑りの跡がくっきり。



 そのあとも滑れるところは滑って下山。



 長い長い林道を歩ききり、登山口に到着したのは17時を回ってから。
 すっかり遅くなりました。

 登山口では恒例のシェイクハンド大会で締めくくり。
 みなさんお疲れ様でした!


 GPSトラックです。







 今日もすごく楽しくてすてきな1日でした。
 でも、ちょっと危険なこともたくさん。
 無事に下山できてよかった・・・。

 下山も遅すぎだったし、少し気を引き締めてかからなくちゃだめですね。
 ぴよしろう、最近ちょっと山をなめてるところがあるので反省します。

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漁岳から空沼岳 衝動的日帰り縦走(笑) 平成22年4月24日(土)

2010-04-28 03:42:26 | 支笏湖周辺・冬山
 今回はちょっと無謀な旅でした
 ちょっぴり反省です・・・。



 
 朝5時半に起きると、天気はもうひとつ。
 でも、風邪の方はだいぶよくなったので、ちょっとどこか山に行こうということで地図を見ながら考えます。
 で、先週予定していた漁岳~美笛縦走計画が風邪で中止になったので、今年まだ行ってない漁岳に行くことに。

 漁岳登山口には8時過ぎに到着。
 途中、雨が降ったりして帰ろうかと思いましたが、なんとか天気も回復してきた感じです。
 
 まずはいつものように、準備しながら発酵麦ジュースをいただき、8時20分出発。
 今日はつぼ足だと足首まで埋まって、ちょっと歩きにくい感じです。


 
 で、追加の麦ジュースをいただきながら歩きます。 ←不謹慎
 あ~あ、これでまた7時間くらいは運転できません、帰れません(笑)。
 
 麦ジュースの効力なのか暑くなってきたので、久々のどんどん脱いでくストリップ登山(笑)。
 半袖Tシャツ姿で登ります。

 で、しばらくすると、漁の方が見えてきて元気づけられます!



 林道から斜面に取り付くポイントでは、歩くスキーがおいてありました。
 前に自分も北広山で林道歩きにこいつを使いましたが、なかなか有効な方法ですよね。

 

 で、ここではじめて前に人が。
 ゆっくり登っておられるようなので、自分はすたすた歩いて追い越し。
 その後も次々先行者に追いつき、結局7名ほど追い越します。

 で、最後の3人グループの方に「スキー背負うと重いでしょう。15Kgくらいですか?」と訊かれます。
 「いえいえ、7~8Kgですよ。」と答えます。

 実際、今日はあまり余計なものは持ってきていないので、まあ軽い方です。
 水もめずらしくたった1Lだけしか持ってません。
 そして軽アイゼンも忘れたし、スキー靴のアタッチメントも忘れましたし・・・軽いはずですよね(汗)。

 皆さんを追い越すと、その先はノートラック。
 淡々と斜面を登ります。
 
 そして高度を上げていくと、雲に中に入り、真っ白に。



 でも、標高1150mあたりから雲が晴れ、景色が見えてきます。
 そして・・・久々の漁岳山頂です!
  


 山頂には10時34分に到着。2時間14分かかった計算です。
 残念ながら、周りはまた真っ白です(涙)。 



 さて、ここで考えます。

 麦ジュースの効力が切れるまで、もう少し歩くことにしたいのですが、小漁に行くか反対方面に行くか。
 はたまたオコタンペ山に行ってみるか。

 考えた末、先日空沼からよく見えた、漁の北側のピークを巡ってみることにして、雲の中、北側へ向かって歩きます。

 ちょっと進むと、少し見通しが利くようになって、きれいな2つのピークが見えてきます。
 


 漁の隣の1327mのピークあたりから、とりあえず右の高いほうのピーク(1319m)を目指して歩き、11時13分到着。
 でも、まわりが見えないので、あまり面白くないんですよね(笑)。

 そして、さらにうろうろすると、今登ったピークが先々週に空沼方面から見えた、白い立派な山だったことに気づきます。

↓白くて立派なピーク。



 そしてここのあたりで・・・空沼まで行っちゃおうか、という気持ちになります。

 実は2週間前に空沼と漁の中間まで歩いて、地図上で縦走ルートを調査済みです。
 そのうち早起きして日帰り縦走に行きたいなあ、と思ってましたが、今日はもうあまり時間はありません。
 はたして間に合うだろうか・・・・。

 ・・・ええ~い!! いけー!!
 
 ということで、勢いだけで空沼行き決定です(笑)。

 あとは天候がいまいちな中、スキーで滑り、



 真っ白で見通しの利かない雲の中を、ちょっと後悔しながら(笑)歩きます。



 あたりまえですが、結構長い距離です。
 GPSを見ながらひたすら空沼を目指します。

 で、一生懸命歩いていくと・・・気が付けばもう、漁岳はもう相当遠くになり、



 空沼が近くに見えてくると・・・うれしかったです(笑)。



 空沼には14時7分到着。
 漁からは3時間半くらいかかりました。
 ちょっと疲れたので、ここで休憩です。

 27日に行く予定の狭薄山が見えます。



 漁岳はほんと、もうはるか彼方です。



 あまりゆっくりしてると危険なので、15分ほど休憩して下山することに。

 ちょっと歩いてスキーを装着。
 ちょいと漕ぎながらスルスルと降りて行きます。



 そして空沼(からぬま)の方に向かって滑り降ります。



 今日は体力温存のため、位置エネルギーを無駄にしないよう、楽しむより効率よく降りることを考えます。
 もう、地形見ながら登り返さないようにトラバースしまくりです。

 それでもまあ楽しめるところはとりあえず楽しんで滑り、



 15時8分に林道に到着です。
 あとはこの林道を確か5~6Kmくらい歩けばOKです!

↓林道。リボンがありました。
 


 林道は地図で見たとおり、あまり起伏がなくて、ひたすら漕いで歩く感じです。
 
 歩いていくと、時々「ピシー!」という音がします。
 どうやら、雪面に自分が入り込むことで、あたり一面が沈み込んででる音のようです。
 すごく面白いのでビデオ撮りしたのですが・・・残念ながらわかりにくいのでUPはしません。

 で、夕方近くなっても気温が高く、雪はべちゃべちゃでホント滑りません。

 踏んだところから水が染み出るような感じです。



 スキーに雪がついて重いので、もうこまめに何度もスキーにWAXを塗ります。



 そして道中、熊が怖いので、こまめに「ハイッハイッハイッ!」とか怪しい雄叫びを上げながら歩きます(笑)。

 暑いので、上半身裸で下はスパッツ1丁になろうかな~、とか考えますが、江頭2:50になるので止めます(爆)。

 途中、恵庭岳が目の前に見えてきます。



 ひたすら歩いて林道のゲートを通過すると、



 もう、林道終点です。



 ここで16時59分。思ったより早くつきました。
 ヘッドランプは持ってますが、暗くなる前に到着できてよかったです。



 ここから舗装道路を歩いて、漁の登山口へ。
 で、自分の車が見えます。(右側ね。)



 車には17時7分到着。出発から8時間47分、23Km。
 長いけど、ちょっと思い出に残る旅でした。

 ちょっといい加減で反省したほうがいいところもありますが、春の縦走、よかったです。


 GPSトラックです。







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空沼岳と周辺散歩(スキー) 平成22年4月11日(日)

2010-04-12 00:21:50 | 支笏湖周辺・冬山
 期待して朝5時過ぎに起きると、雨です・・・。
 しょうがないので様子見でだらだらしていると、おおっ、いつのまにか雨が止んでます!
 朝飯にオリーブオイル&バターたっぷりのあさりのパスタを作って食べ、満腹になって7時に出発です!

 ぴよしろう、冬の空沼は初めてです。
 今日は空沼岳を金山林道コースから登ることにして林道入り口に駐車。
 いつものように退路を断つべく、止むを得ずビールを飲んで(笑)準備します。

 すると車の中から雪山ガイドが出てきます。
 で、空沼のページを見てみると、「金山林道は借地している鉱山会社が立入禁止にしている」という記述が。

 なにー!立入禁止だと~!もう飲んじゃったから移動できないでしょうが!

 焦ってまわりの看板などを見ますが、特に立ち入り禁止の表示はなし。
 なので、やっぱりここから出発することにします。
 ああ、よかった(笑)。
 


 9時25分、GASPOのショートスキーをはいて出発です。

↓うっすらトレースの残る林道。



 昨日雨が降って表面が凍って硬く、でもその下はモチモチの柔らかい雪。
 スキートップがひっかかってめちゃめちゃ歩きにくいので、つぼ足にすると今度は埋まってだめ。
 いろいろ試してみて、スキーでラッセルのように先をあげて、ゆっくり登ることにします。

 でもまあ、天気も良くなってきていい感じです。



 渡渉地点ではスノーブリッジがちょっと頼りなくてびびったりします。



 林道をはずれて直進、尾根を登っていくと、漁から空沼に続く山並が見えてきます。
 


 そして急斜面を登っていくと、紋別岳なども見えてきます。



 この後は、夏道ではお目にかかれなかった空沼(という沼)の横を通過して空沼岳山頂へ向かうことになります。

 GPSで位置を確認して、空沼の横あたりを少しずつ高度を上げながら登っていくと、おおっ、なんかピークが見えてきます!



 そのピークを登る途中でめちゃめちゃ風が強くなり、雪も氷化。
 なのでスキーは担いで、軽アイゼンを装着。上着も着ます。

 で、振り返ると支笏湖と周辺の山々が。
 そしてさっきはよくわからなかった空沼が白くはっきりわかります。
 いい景色です!



 空沼岳も山頂は細長い形で、結構奥にピークがあります。
 最後の細尾根に到着しますが・・・山頂標識は見つかりませんでした。
 とりあえず山頂到着です。3時間15分くらいかかってます。

↓山頂付近。



 景色も結構遠くまで見えていい感じです。

↓狭薄山(左)と札幌岳(右)。狭薄の後ろに無意根山から中山峠に続く山並み。



↓漁岳方面。



↓羊蹄山は見えませんでしたが、ルスツと先週の竹山。



↓正面上の方は野牛山でしょうか。



↓札幌市街地や藻岩山(ちょっとズーム。)



 景色がいいので、風は強いけどおにぎりタイムにします。

 で、15分程度休んで寒いので出発。
 景色を見ながら下山していきます。



 ここで、ふと。
 まだ出発から4時間経ってません。
 出発時のビールをしっかり醒ますため、もう少し散歩しようかと思い立ち、となりのピークへ向かうことに。
 ズボズボ太ももまで埋まりながらつぼ足で隣のピークへ。

 そしてとなりでは、また少し違った景色が楽しめます。

↓今登った空沼岳。山頂部も見えます。



↓無意根方面の山並みと狭薄。さっきと角度が違ってきます。



 まだ体力的に余裕あるのでもう少し歩くことにします。

↓きゃーこわい。ガケと雪庇。



 で、1時半頃、あまり行き過ぎると帰れなくなるのでそろそろ散歩をやめて下山を開始することに。
 GPSで位置を確認して、元の林道の方に向かい、スキーで降りていきます。

 表面が凍ってますが、日当たりのいいところは少し融けて、なんとかスキー操作できます。



 ほんともうちょっと表面がやわらいいといいんですけどね。

 いくつもの沢を乗り越えながら登りトレースに合流。
 あとは緩斜面を適当に楽しみながら滑って戻ります。



 林道部分も最後の方は斜度こそないものの、大きな登り返しもなく快適でした。

 15時10分、林道入り口に到着。


 
 6時間45分、15Km弱の旅でした。
 これで血中アルコール濃度も限りなくゼロです(笑)。
 空沼岳、いい山でした。
 めでたしめでたし。


 GPSトラックです。







 今日は前の日からの雨で雪がいまいちでした。
 スキーで滑りやすい山だったので、今シーズン、雪の状態がいい時にもう一度行けたらと思います。

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紋別岳 スキー&焼肉登山! 平成22年3月22日(祝)

2010-03-24 20:01:02 | 支笏湖周辺・冬山
 本当は今日は塩谷丸山に行く予定でしたが、風が強いので紋別岳に行くことに。

 まずは準備して・・・。



 abe君のお子ちゃまを含む総勢6名で10時27分出発です!



 abeジュニアかわいいですね。

 今日はのんびり、早めに休憩しながら登ります。



 で、標高520mあたりでお昼近くになったので、途中の風が当たらない斜面に降りて焼肉することにします。

↓焼肉の準備。イスやテーブルを作ります。



 準備完了して焼肉開始しますが・・・食べるのに忙しかったのか、1枚も写真がありませんでした(笑)。

 で、焼肉してると、実はこのあたりが結構いい斜面なのでみんなウズウズ。
 裏山滑降大会の開始です!

 今回は少し動画を載せます。
 ぴよしろう、「ハアハア」言ってて気持ち悪いですが許してください(汗)。

↓abeジュニアのプルークボーゲン特攻隊(クリックすると動画が見れます)



↓息子の元へ向かうabeお父様の雄姿(クリックすると動画が見れます)


 なかちゃんは、地道にジャンプ台を作ってエアーの練習です。

↓きゃー!かっこいい!!



↓ぴよしろう。なかちゃんのあとだと・・・ちょっとつらいですね(笑)。



↓今日のゲレンデ。みんなの滑った跡。



 風が当たらない斜面なので、もうもう天気が良くて気持ちよくて、ほんとのんびりしました。

↓雪中ひなたぼっこするやみぃ嬢。気持ちよさそう!



↓お酒は欠かせません!な2人。




 GPSで確認すると、ここで1万秒近く過ごしたようです。
 ほんとにゆっくりしました。

 で、時間は遅くなったんですが、もう少し登ってから楽しく滑って登山口に降りることにします。

↓登ると景色も良くなります。



↓結構登ったので、ちょっと飽きた感じのabeジュニア。



 標高710m付近に15時過ぎに到着。

 前に滑った沢筋から降りることにします。

 で、さっきの斜面でぴよしろうのファンスキーのビンディングが破損。
 もう古いものなので経年劣化でプラの部分が折れてしまいました。

 で、いろいろ工夫してスキー靴に無理やり固定しようと悪戦苦闘。

↓固定に試行錯誤中のファンスキー。



 なかなかうまく固定できませんでしたが、最後はabe君がザックの締め具でうまく固定。
 助かりました。

 さて、ここからしばらくは楽しい急斜面です!

↓下りのスタート地点とぴよしろうの怪しいシュプール。



↓まっちゃんの滑り。(クリックすると動画が見れます)


↓なかちゃんの滑り。(クリックすると動画が見れます)


↓やみぃ嬢の滑り。(クリックすると動画が見れます)


 みんな、思い思いに楽しんで滑りました。


 
 途中からは傾斜が緩くなってちょっとつまんなくなりますが、まあ、そのへんは仕方ないですね。

 緩斜面をゆっくり進み、すっかり遅くなった17時過ぎ、駐車場に。
 そしてみんなでお互いの健闘を讃え合い、感動のシェイクハンド大会の開催(笑)。



 帰りは恵庭の温泉に入って、またビール飲んで帰りました。

 今日もほんとに楽しい1日でした。
 みなさん、どうもありがとうございました。

 GPSトラックです。





 あ、そうそう。
 ぴよしろう、またしても紋別岳で落し物しました(恥)。
 今回は携帯電話です。

 で、落としたの気づかなかったのですが、拾ってくれた人がのんびり遊んでいた自分らに預かってほしいと置いていったそうです。

 はぁ~、よかった。
 拾ってくれた方、どうもありがとうございました。 m(=_=)m


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紋別岳 今年3度目 平成22年2月28日(日)

2010-03-01 21:01:43 | 支笏湖周辺・冬山
 昨日、自分が予備に持っていたGASPOのショートスキーをtarumae-yamaさんに買っていただきました。
 で、今日はそのスキーのテストということで、2人で紋別岳へ。
 (一緒にいったtarumae-yamaさんのブログはこちら → デジカメ持って野に山に

↓準備するぴよしろう。



 昨日と同じく雪はガリガリです。
 ちょっとスキーするには不安があります。

 で、とりあえず今日もつぼ足にアイゼンのスタイルを選択、登山口を8時38分、出発です。

↓tarumae-yamaさん、兼用靴で歩きにくそうです。



 今日はtarumae-yamaさんの車なので、1本だけビールをいただいて登ります。

 で、またカーブミラー撮影会です。



 ぴよしろう、今日は昨日と違って体調いいです。



 人と一緒に行くと、自分の写真もあってうれしいですね。

 さて、今日は沢筋を滑ろうってことで来たんですが、あれがたぶんその斜面です。
 それなりに急斜面ですね。
 こんなガリガリの日に大丈夫かと、ちょっと心配になります。

 そしてそのあたりに木が少ないんですが、たぶん雪崩道なんですね。
 今日は雪崩の心配はありませんが、普段は気を付けたほうがいいんでしょうね。



 スキーでの下りはつながりを考えて、雪崩止めのあたりから下りてこよう、と相談します。



 雪崩止めの下の方に、たくさんの雪のロールケーキが。
 この間の暖気で湿った雪が、コロコロと落ちてきてできたようで、そこかしこにあります。



 頂上が近づくと、青空が見えてきます。
 いい感じです。

↓頂上へ向かうぴよしろう。



 頂上には10時34分到着。
 休憩していると、どんどん人が登ってきます。
 人気の山ですね。



 で、一人の方とお話しすると、先週の日曜日にここに来たけどトレースが頂上までなくてラッセルしたとのことです。
 自分は土曜に来て途中までラッセルしましたが、その後日曜日までは誰も山頂には行けなかったんですね。
 重い雪だったもんなあ。

 お湯を沸かしてコーヒーを飲んでしばらくゆっくりして、いよいよスキーです。

 

 山頂から予定のコースを滑ると、もうガリガリでエッジが効きません。
 まともにスキーを楽しめず、横滑りを多用して雪崩止めのあたりに降ります。

 そして、少し道路を登ってから沢の雪崩道に入ります。

↓雪崩コースを下から撮影。木がなくていい感じですね(笑)。



 また、ガリガリかなあ・・・と思ったら、ここは日当たりがよくて雪が少しやわらかくなってます!
 やった~!気持ちよく滑れます!

↓沢を下るぴよしろう。



 天気もよくて、木々の間を滑り降りるのが最高に気持ちいいです。
 楽しい~♪

↓tarumae-yamaさん。



 山スキー、やっぱりいいですね。

 初めてのコースなので、tarumae-yamaさんにちょっと迷惑かけましたが、楽しく下山できました。
 
 11時53分、駐車場到着です。

 今日はまだ2月ですが、暖かくて、春スキーという感じで最高でした。 

 GPSトラックです。

 赤が登り、青が下りです。







 で、楽しい紋別岳でしたが・・・。

 tarumae-yamaさんの家に着いてすぐ、娘から電話が。
 「財布落とさなかった?拾った人が身分証明見て電話くれたって、会社の当直の人から電話あったよ。」

 きゃ~!

 拾ってくれた方、江別のNさん。
 山頂でコーヒー沸かす時に落としたようです。

 とりあえずコンビニでお礼にとビールを買って、速攻で紋別岳へとんぼ返り。
 ほんとうにどうもありがとうございました。

 ああ、よかった~。

 次の日仕事に行くと、ガードマンさんから「財布落とさないようにね。」って言われちゃいました(笑)。

 かっちょわりぃ~。

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リベンジ!冬の樽前山 平成22年2月21日(日)

2010-02-22 00:44:49 | 支笏湖周辺・冬山
 先月樽前に行きましたが、強風で敗退。

 で、一緒に行ったtarumae-yamaさんとリベンジに行くことに。

↓準備するtarumae-yamaさん。



 トレースがあるかどうか心配でしたが、どうやら7合目ヒュッテの管理人さんのスノーモービルが走った跡があるようです。
 でも雪が多くて埋まる心配もあるってことで、今回持ってきた歩くスキーはやめて、シール付の山用スキーを選択。

 ぴよしろう、まずはビール1Lいただいて(笑)、8時43分、出発です!

↓酔いも回って、気持ちよく歩くぴよしろう。



 この林道歩き、長いです。
 7合目ヒュッテまで6.5Kmほどあります。
 でも今日はめちゃめちゃ天気がいいので気持ちいいです!

↓tarumae-yamaさん。間もなく7合目ヒュッテです。



 10時35分、ヒュッテに着くと、管理人さんが除雪中でした。



 ヒュッテの中には入ったことがなかったので、見せてもらいました。

↓こんな感じでした。



 管理人さんに聞くと、昨日から北大生が2名訓練に入っているとのこと。
 ぴよしろう、ビール飲みながらお話聞きます。(←失礼?)

 小屋の前で少し休憩してから、大学生のトレースを追います。



 しばらく登ると支笏湖と風不死がきれいに見えてきます。
 とってもキレイなので、はあ~、きてよかった、と思っちゃいます。

↓写真撮影に立ち止まるぴよしろう。



 森林限界まで登ると、ちょうど北大の2名が頂上から降りてきて、スキーを履こうとしているところです。
 外輪山を1周したそうです。

↓北大の2人。ほかの学校のワンゲルに会ったと時もそうだったけど、ワンゲルの女子ってかわいい子多いんですね。



↓なんだか絵になりますね。



 さて、自分たちもここにスキーをデポしてアイゼン装着。
 急斜面を直登します。

↓急斜面を登るぴよしろう。



 なんか、外国の山を登ってるような気分になる斜面です。
 天気もよくて、なんか幸せな気分になります。

↓tarumae-yamaさん。



 もう少しで頂上です。今まで歩いてきた道も見えます。



 斜面の途中でtarumae-yamaさんが撮影。
 なんか迫力ありますね。
 


 で、12時23分、外輪山東山に到着です。

↓喜ぶぴよしろう。


 
↓撮影するtarumae-yamaさん。



 ほんと、景色最高でした。

↓西山とドーム。



↓支笏湖とまわりの山々。



↓フレ岳、丹鳴岳方向。



 頂上にザックを置いて、しばらくあたりをお散歩。
 3月か4月のように暖かくて、ほんとうに気持ちよかったです。

 13時24分、山頂の美しさを満喫して下山です。

↓ぴよしろうスキーで下山。斜面ガタガタでこわいよ~!



 tarumae-yamaさんのシュプール。



 ぴよしろうのシュプール。



 ちょっぴりだけパウダースノーを楽しめました。

 帰りは林道を滑ります。
 傾斜が足りないので、汗かきながらがんばって下ります。



 前回に比べると順調に下山。
 駐車場所には15時1分到着。

 ほんと汗だくでした。
 で、支笏湖国民休暇村に寄って温泉に。

 ほんと、満足の1日でした。

 GPSログです。







 一緒に行ったtarumae-yamaさんのブログです。

 デジカメ持って野に山に


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紋別岳 まさかの敗退 平成22年2月20日(土)

2010-02-21 21:13:26 | 支笏湖周辺・冬山
 天気予報が悪いので、今日は山には行かないつもりでした。
 でも、朝起きると、めちゃくちゃ天気いいです!
 なので、先週行ったお手軽な紋別岳で、今度は違うコースを滑ろうということで出発します。
 
 9時過ぎに登山口到着。
 で、先週と比べると・・・あれれ、雪が増えてます。

 なので、今日は軽アイゼンではなく、最初からGASPOの1mスキーを履くことにします。

↓登山口です。



 進んでいくと、結構雪が深いです。
 このあたり、結構降ったんですね。
 先週とは全然違って、めちゃめちゃ雪積もってます。



 途中、風で消されたのか、トレースの消えているところもあります。
 ラッセルすると、結構重い雪でつらいです。



 で、300mほど進むと・・・げげっ、トレースがありません。
 消えたのではなく、ここまで来た方も重たいラッセルに嫌気がさしてUターンした様子です。

↓Uターンの後。



 ガ~ン!ショック。

 で、仕方なく泣きながらラッセル開始です。

 で、しつこいようですが重たいです!今日の雪。
 ひざ下10cmですが、表面がちょっと硬くて、もう砕氷船ガリンコ号状態です。(←ちょっとおおげさ)
 もう、あっというまにへばります。
 
 で、しくしく泣きながら進んでいくと・・・後ろからスノーシューの方が来ます。
 なんかまだ若い方です。
 苫小牧に住んでる方で、自分と同じく雪が少ないだろうと思って来て、予想とのギャップにめまいしてる状況のようです。
 で、その方と交互にラッセルすることに。

 ちょっと救われましたが、まだまだ2人ではきついです。
 あと3人ぐらいでラッセル交代できるといい感じですが・・・。
 それでもちょっとお話しながら進むとうれしいですね。

 苫小牧の方、普段はテレマークスキーをやっているそうです。
 去年この山がとっても楽だったので軽い気持ちで、長靴にスノーシューできちゃったそうです。

 で、やっと支笏湖が見えるポイントに。



 ここで小休止してまたしばらく進みますが、なんだか天気が怪しくなってきました。
 どうやら天気予報どうりです。
 
 そしてこの感じだとまず体力的に頂上まで行くのは無理です。
 で、苫小牧の方も天気の悪い中でのラッセルは嫌いです、とのこと。
 まあ、確かに(笑)。

 自分も明日はtarumae-yamaさんと樽前山に行く約束をしています。
 なので無理せず下山することに決定。

↓最終到達地点での写真。



↓先に下山する苫小牧の方。



 下りのスキー、雪がめちゃめちゃ重いので、トレースを外れて雪に突っ込むと、といきなり停止します。
 ただ、トレースを滑るだけで、スキーも楽しめませんでした。
 しくしく。

 途中、山スキーの方が上がってきます。
 トレースがないのは苫小牧の方から聞いたようですが、行ける所まで行ってきますと話してました。
 こうやって少しずつトレースができていくんでしょうかね。
 健闘をお祈りします。

 で、途中で苫小牧さん(←勝手に名前つけちゃいました)を抜いて駐車場へ。

↓下山してきた苫小牧さん。



 なんだか予想と違ってがっかりでしたが、苫小牧さんとお話しながら登山できて、ちょっと救われた感じでした。

 GPSログです。
 たったこれだけしか登ってません(笑)。

  
 


 それでも帰りはケンタッキーに寄り、ちょっとだけ幸せな気分に。

 で、明日は樽前ですが、今日の雪の状況を見て心配になります。
 う~ん。
 先月のリベンジ、できるのかなあ。

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紋別岳でスキー 平成22年2月13日(土)

2010-02-13 19:33:09 | 支笏湖周辺・冬山
 ここしばらくの間、風邪で山に行けず寂しい思いをしてました。
 なので、今朝は5時に起きて期待してまだ暗い外を見ますが、雪が降っていてちょと盛り下がります。

 で、部屋でだらだら考えます。
 今日は北広島市内の林道を歩こうかなあとか、セントレジャースキー場を起点に尾根歩きしようかとか。

 結局朝飯食べて、8時過ぎに子どもを学校に送ってからゆっくり出発します。
 すると・・・あれれ、天気はなんだかいい感じです。
 支笏湖方面とか青空くっきりです。

 きゃ~!きゃ~!!

 突然テンションあがって支笏湖方面に向かいます(!GO!GO!GO!)

↓山が浮き上がって見えます!(江別恵庭線から走行中撮影。画質悪・・。左端が紋別岳)



 途中も青空全開なので、もうテンション上がりまくりです(笑)。
  


 で、どこの山に登るか、迷います。

 今日の装備だとイチャンコッペか紋別岳あたりか・・・。
 そう思いつつも、途中で漁岳が美しい姿を見せると、もう我慢できなくなって登山口に車を止めますが・・・。
 この時期、漁岳の山頂部分はたぶんガリガリに凍ってます。
 アイゼン・ピッケルなどは今日は持って来てないので、残念ですがパスします。
 
 そして、イチャンコッペにも行こうかと迷いますが、考えた末、今日はスキーで登り返しのない紋別岳に決めます。
 紋別岳の駐車場につくと、もう5~6台の車が。
 しばらく雪が降っていない様子で、つぼ足OKな感じなので、スキーは背負って軽アイゼンで行くことにします。

 10時5分、ウロコ板を持ってきたという方とほぼ同時にスタートです。

↓駐車場から100mほどのところ。正面にはウロコ板の方が準備中。



 しばらく進むと入山届・・・あったんですね。
 とりあえず記入します。



 すたすた登っていくと、風がないので暑いです。
 で、どんどん服を脱いでいくストリップ登山(笑)。
 最後は半そでTシャツ1枚で登ります。
 あっ、ちなみに下半身はちゃんと着てますよ。 ←あたりまえ。

↓カーブミラーに写る半そでのぴよしろう。なんか足短いのは凸面鏡だからってことにしてください(笑)。



 1時間ほど登ると、前に5人のグループが。
 追いつきそうですが、以外に足が速く、追いつきません。
 足跡を見るとステップソールのスキーとスノーシューでしょうか?

↓前を行く5人。



 そして山頂がすぐ正面に見えてきます。
 で、今日はどういうコースで滑ろうかな、とか考えながら歩きます。



 支笏湖がはっとするほどきれいです。



 で、山頂まであと少しですが、つぼ足では埋まるようになったので、短いGASPOのスキーを装着します。
 服も長袖にチェンジ(笑)。
 


 そして11時50分、山頂到着です。

 ちょっと天気は悪くなったけど、十分景色を堪能できます。





 先に着いた5人のパーティー、全員ステップソール(ソールに半月型のミゾが彫ってあり、シールが不要)のスキーでした。
 金具もシンプルで、サンダルみたいなつっかけにかかとの皮ひもがついてるだけ、というやつです。
 なかなか珍しいなあと思いましたが、お話を聞いて納得。
 まあ、詳しくは書きませんが、仕事の延長というか、自主トレみたいな感じで来た方たちのようですね。 

 このスキーでターンとかできるんですか、と聞くと、下りは斜滑降ですとのこと。
 まあ、仕方ないですね。

 で、その滑りを見たかったんですが、スノーシューの方2名が上がってきて、ステップソール軍団とお話。
 時間がかかりそうなので、自分は下山することに。

↓山頂で話すみなさん。



 今日のコースは、電(話)線沿いというか、電柱沿いに決めます。

 眼下に支笏湖。いい感じです。
 ここから尾根を下ります。



 ちょっと表面がクラストしていて滑りにくいですが、楽しいです!
 クラストしてる分、足にくるので、休み休み滑ります。



 スキー場で、立ち入り禁止のリフト下を滑っている感じですね(笑)。
 ただ、ちょっと急斜面で木とかの障害物も多いので、注意して滑る必要があります。

 昔、このコースがガリガリに凍った状況で、スノーシューで滑落、木にぶつかって止まったことがあります(汗)。
 あまりスキー向きのコースとはいえませんし、雪の状況を見て入るかどうか決める必要があります。



 気持ちよく尾根を下ると最後に怖い橋が・・・。
 そろりそろりと渡りましたが・・・落下しました(涙)。



 幸い水もなく、しばらくじたばたとしながらよじのぼり、なんとかコースに復帰。
 はあ、よかった。

 そしてつぼ足で少し登り返すと林道に合流です。
 林道に出たところでは、林の向こうに山頂が見えます。
 山頂からまっすぐスキーで下りてきた感じですね。



 最後は少しだけ林道を滑り、12時56分駐車場に到着。
 往復2時間51分でした。

 スキーをはずしているとパトカーが来て、「今下りてきたの?」とか訊かれます。
 車上荒らしが出るので巡回しているようで、注意のチラシをワイパーにはさんでいました。

 駐車場を出ると、正面に樽前・風不死が見えます。
 民家の前で写真撮影。
 このあたりの家、観光地のように景色がいいです。
 これが気に入って住んでるのでしょうか。



 今日もケンタッキー経由で帰りました。
 幸せでした(笑)。


 GPSログです。
 赤が登り、青が下りです。
 






 4度目の紋別岳、実はちょっとなめてたんですが、お手軽で楽しい山でした。
 また行きたいと思います。


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恵庭岳 敗退。 平成21年1月31日(日)

2010-01-31 19:04:55 | 支笏湖周辺・冬山
 朝起きると天気もいいようなので、前から気になっていた冬の恵庭岳に行くことに。
 恵庭岳、コースにもよるんでしょうが、下の方は木が多く、登り返しも多くてスキーではいまいち楽しめないという話です。
 さらに上の方は氷化してカリカリだった、などの話も聞きます。
 なので、今回は、スキー&MSRスノーシュー&アイゼン・ピッケルと、たくさんの装備を持って行くことに。
 
 8時過ぎにオコタン分岐に到着、ゆっくり準備して8時半に出発です。
 出るちょっと前に、オコタンペ湖で釣りをしていたという方が戻ってきます。

 そして次に、ここで工事しているという方がやってきます。
 お話してみると、結構たくさんの人が入っており、昨日から大学生のグループが泊り込みできているとのことです。
 で、今日は工事休みだけど、様子を見に来ているのだとか。

↓ゲートのカギを開ける工事の方。


↓除雪された道路。

 
 とりあえず、除雪された道路をオコタンペ湖方面に進みます。
 そして適当なところから斜面に取り付いていきます。

 ふくらはぎあたりのラッセルです。
 天気もよくて、きれいで、なんか新雪を踏む感覚もちょっとうれしくて、木々の間をどんどん進みます。



 でも、やっぱり疲れますね、これは。
 で、このままいくと、たぶん途中でへばるの確実です。
 なので、たくさんの人が入っているならトレースがあるだろうと、尾根を横断してトレースを探すことにします。

 ところが・・・ありません。トレース。
 仕方ないなあと思い、ラッセルしながら尾根を登ります。

 で、出発から1時間ほどすると・・・、おおっ、立派なトレース発見です。



 トレースに乗るとやっぱり快適。
 ときどきGPSを確認しながら、どんどん進みます。

 このコース、前評判どおり、ずいぶんアップダウンがあります。
 帰りはきっと大変です。
 そして高度を稼いでいくと、ところどころで景色が見え始めます。

↓イチャンコッペ。


↓漁岳。

 
 約2時間かかって、標高952m地点へ。
 この後は、急斜面の登りになります。  ここを登り始めると・・・雪質が急変しました。
 ややクラストしてますが、あっさり崩れる雪で、すぐに滑ってうまく登れません。

 なので、いったん斜面を降りて、スノーシューに履き替えて再チャレンジ。
 それでもめちゃめちゃ滑ります。
 何度も滑落しそうになりながら、危険な思いをして、苦労して登っていきます。

 急斜面を登りきると、オコタンペ湖が見えます。



 そして右手には山頂の方が。だいぶ近くなってきました。



 でもなんか天気が悪くなってきます。風も強いです。
 あたりが少し暗くて、みるみる天気が悪化していくようです。
 
 そして、山頂の方も見えなくなってきました。



 GPSを見ると、山頂までは1Kmない感じですが、雪質などから、あと1時間はかかりそうです。
 ここでちょっと不安になったので考えます。
 
 天気が悪いこと。 一過性のものかもしれませんが、このまま悪化して視界が悪くなると、帰りは相当厳しいことになります。

 次に、足場が悪いこと。
 この雪質だと急斜面で滑落の恐れがあり、天気が悪化したり疲労すればその危険は高まります。

 予備の電池を忘れたこと。
 GPSの電池はあと2~3時間は持ちますが、その後はちょっと危険なことになります。

 しばらく考えた結果、下山することに決めます。
 11時9分、標高1045mでした。

 そして滑落しそうになりながらも、木につかまってゆっくり急斜面を降ります。


 
 危ない思いをしながら、下山して正解だと確信します。

 でも下山していくと・・・、あらら、天候が回復していきます。
 山頂の方もきれいに見えます(笑)。



 まあ、いいや。 安全第一です。

 あとは美しい雪景色を楽しんで歩くことにします。



 で、ちょっぴりパウダースキーも楽しみます。木が多く、そして登り返しが多くてたいへんですが。



 12時40分、駐車場所に到着です。 同時に駐車場にスノーシューで来た方が。 オコタンペ山にいったそうです。
 きっと今日は、オコタンペ山やイチャンコッペ山なんかの方が良かったんでしょうね。 


 GPSログです。
 なぜか最後の方、グチャグチャです。 なのでグラフはなしです。



 恵庭岳、残雪期にでもまた挑戦したいと思います。




旅行情報 航空券 国内予約


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北広山 歩くスキー&MSRテスト 平成21年1月11日(祝)

2010-01-12 20:29:14 | 支笏湖周辺・冬山
 先日、娘の高校の先輩から、学校の授業で使っていた歩くスキーを譲ってもらいました。
 で、前日の1月10日、1人でこっそり歩くスキーを初体験。
 自転車道を歩いてみたのですが、思ったよりスピードがでます。
 ウロコ板なので、多少の登りでもOKです!
 緩斜面では非常に効率のいい道具だとわかり、めちゃめちゃ気に入りました。

 で、北広山はいままでに2回行ってますが、2回ともスノーシュー。
 林道歩きが長かった記憶があるので、今回は歩くスキーで行ってみることに。
 それと江別の某NPOさんから中古で買ったMSRのスノーシュー(1回3時間だけ使用だそう)も一度も使っていません。
 なので、斜面に取り付くところからはこちらの方のテストもしてみることにします。

 家を8時過ぎに出発して、北広島市仁別のペットクラブの手前、ゴルフ場入り口の除雪終点に駐車して準備。
 8時35分出発です!



 誰もいないペットクラブを過ぎると、林道にトレースがきれいに残ってます。
 ありがたくトレースを使用。

 寒くてストックで雪を突くたび「ギュウギュウ」と音がします。



 歩くスキー、なんだか昨日に比べるとあまり滑らない気がします。
 まあ2日前の樽前の疲れ、昨日の初の歩くスキーと水泳の疲労も残っているのであまり急がず歩きます。

 で、考えてみると、ワックス塗ってません。
 まあ、持ってもいないのですが(笑)。
 ちょっと失敗したかなあ、とか考えながら歩いていると、20分ほどでゲートに到着です。



 ここから少し急な坂を登って5分、2つ目の新しい方のゲートに到着。



 このゲートを越えるとすぐに右に「北広山登山口」の表示があります。



 しばらく進むと斜面に取り付くポイントです。
 ピンクテープがたくさん。



 ここで歩くスキーからスノーシューに履き替えます。
 初めて履くのでもたつきます・・・でも実戦投入前に一度は履いてみますよね、普通(笑)。



 で、MSR、軽いです!
 そして急斜面でもめちゃめちゃグリップしますね。
 すばらしい性能です。
 今まで使っていた平地用のスノーシューとはだいぶ違います。

 足取り軽く先行者のトレースを追って、森の中をすたすた進みます。



 白樺の込み入った林(たぶん白樺平とかいうところ)を抜けます。
 細い木が密生しているので、スキーの方はここでやめたらしく、以降はスノシューのトレースだけが残っていました。



 で、そのままトコトコ歩いて、見覚えのある最後の急坂を登り、



 9時50分、北広山に到着です。
 


 1時間15分かかった計算です。
 振り返ると藻岩山と札幌市街が見えます。



 反対側は苫小牧方面。
 海が光って見えます。



 定山渓や支笏湖方面は残念ながら雲がかかってよく見えませんでした。

 近辺を少しウロウロして休憩。
 山頂標識がついている白樺の木、いつも思いますがなかなかいい感じです。



 で、ちょっと休憩して下山することに。
 今日はいろいろあって、午前中に自宅に戻る必要があります。
 9時58分下山開始。
 
 歩くスキーのデポ地点には20分で到着です。
 ここでまたスキーに履き替え。
 こっからは下りです。

 しかしまあ、歩くスキーの下りの早いこと。
 車の駐車地点まで20分かかりませんでした。
 往復で2時間6分。
 去年の北広山は2時間半だったのでだいぶ早い感じです。



 ゴルフ場の入り口にはもう一台車が止まってました。
 あっというまだった帰り道、男女1組、男性単独1名とすれ違ったので、たぶんどちらかの車ですね。



 歩くスキー、また林道の長い登山なんかでスノシューと併せて使ってみたいと思います。

 GPSトラックです。






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冬の樽前山 平成22年1月9日(土)

2010-01-10 23:08:36 | 支笏湖周辺・冬山
 千歳のtarumae-yamaさんから樽前山か紋別岳登山のお話が。
 冬の樽前は2年前に7合目まで行ったきりです。

 今回は頂上を目指すということになります。
 雪が結構深いという情報がある一方、上の方は氷化しているという話もあります。
 なので、スキー、スノーシュー、アイゼン、ピッケルと、様々な状況に対応できるように道具を準備して行くことにします。

 樽前へ向かう道路のゲート前に駐車して、9時過ぎに出発です!
 しっかりとしたトレースを短いシール付きのスキーで進みます。

 

 ぴよしろう、今日の道具は67cmくらいのファンスキーにゲレンデ用ビンディング+アルペントレッカーです。
 手入れしてなくて滑んなくて、結構重い感じです。

 7合目ヒュッテまでは6Kmくらいでしょうか。
 すごくゆるい傾斜で、かなり長い感じです。

 2時間ほど歩いてヒュッテに近づくと、おおっ、真っ白な樽前が。
 


 ヒュッテには11時20分ころ到着。
 途中で先に行った方がちょうど出発するところでした。
 tarumae-yamaさんが声をかけ、少しお話。
 苫小牧から来た方のようです。



 で、少し早いですが、まずはお昼にします。
 ぴよしろう、おにぎり忘れたのでSOYJOYを3本食べます。

 ヒュッテはカギがかかって入れません。
 なので小屋の前で食事です。



 名簿に記入して、約20分ほど休憩して出発します。
(名簿、帰りに時間を記入するの忘れました・・・。もしかして遭難扱い?)
  
↓ヒュッテから登ってくるぴよしろう。(tarumae-yamaさん撮影)



 登山口に温度計があり、tarumae-yamaさんが確認すると-9℃。
 かなり気温低いです。

 しばらく登ると、支笏湖や風不死岳がきれいに見えてきます。





 景色最高。いい日です。
 頂上に向い、ゆっくり進みます。

↓tarumae-yamaさん。今日はぴよしろうのGASPOのシール付き1mスキーを使用。



 進んでいくと、先に行った方が下山してきます。
 風が強くてあきらめたとのこと。
 上のほうは状況が全然違うそうです。

 自分たちはとりあえずもう少し進んでみることに。

 で、確かに森林限界が近づくと、風がどんどん強くなります。

↓強風のなか、森林限界近くを歩くぴよしろう。(tarumae-yamaさん撮影)



 そして、斜面が氷化して、スキーでは厳しい状況に。
 ここでスキーをデポしてアイゼン&ピッケルに切り替え。

↓アイゼンを装着するぴよしろう。



 tarumae-yamaさんはMSRのスノーシュー&ピッケルに。

 しばらく進みますが、MSRのクランポンもさすがに食い込まなくなります。
 そして、すごい強風で危険なので、12時半過ぎに標高835m地点で頂上はあきらめて下山することに。

↓雪煙の舞う頂上付近。



↓氷化した斜面に立つtarumae-yamaさん。



↓風で顔が痛いので手で防御しながら下山。



 森林限界地点からスキーに履き替えてちょっとだけゲレンデみたいに滑りを楽しみます。
 このあたりだと、もう風はないんですよね。
 (遠くにぴよしろう。影はtarumae-yamaさん。)



 無事にヒュッテまで戻り、休憩。



 ここからはゆるくて長い下りの林道になります。 

 なんだか自分たちのい後につぼ足で登ってきた人がいるようで、トレースがでこぼこ、というか穴だらけ。
 67cmの短いスキーなので、穴にひっかかって非常に不安定になります。
 そして太ももにめちゃめちゃ負担がかかります。
 ・・・きついです!

 林道を滑る動画、一応載せますが、ぴよしろう、「危険!危険!」しか言ってません。
 お恥ずかしい・・・。

 
 
 で、5合目を過ぎるとほとんど傾斜がないので下りでも歩かなくてはなりません。
 長い下りをせっせと歩き、14時40分ころゲートに到着。

 樽前には今度リベンジを果たしたいと思います。
 
 GPSトラックです。







 帰りは支笏湖国民休暇村の温泉で暖まって帰りました。

↓tarumae-yamaさんのブログです。

デジカメ持って野に山に


 
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初冬の不風死岳 長靴登山 平成21年11月29日(日)

2009-12-05 21:05:19 | 支笏湖周辺・冬山
 メーリングリストで朝里岳でスキー登山した方からの投稿がありました。
 もう行ける様子のようなので、もうもうスキー登山がしたくなって、いそいそと前日から車にスキーを積み込み準備。

 でも翌日起きてみると、ちょっと考えが変わります。

 スキーはこれからいつでもできる。
 でも歩いて登れる山はもうすぐ終わり。
 無理にスキーするよりも、今のうち歩いて登れる山に行こう。
 そんな気持ちになり、一度車に積んだスキーを下ろします。

 で、まだ雪の多くない支笏湖方面、先月も登った不風死岳にのんびり向かうことにします。

 で、不風死岳、まだ雪は少ないとはいえ軽登山靴ではちょっと無理そうな気がします。
 なので、中にボアのついたゴムのブーツ、まあ長靴みたいなので登ることに。

 10時46分、軽く雪の積もった登山道を出発です。
 


 長靴、大きくてがぽがぽです。
 登山靴と比べてこんなに歩きにくいものかと驚きます。
 う~ん、失敗です。
 
 そして今日はのんびり登ることにしたのですが、それでもこの山は急斜面が続き、結構息切れします。

 4合目あたりで、スリップがひどくなってきたので長靴にアイゼン装着。
 朝、軽アイゼンが見つからなかったので今日は12本爪アイゼンです。
 装着してみると・・・だめです・・・これは歩きにくい・・・。
 長靴、がぽがぽしてぐにゃぐにゃ変形するので、しっかり食い込ませるように気をつけて歩かないと危ない感じです。

 5合目あたりでしょうか、湖面がよく見えてきます。
 先月とはまたちょっと違う雰囲気ですね。



 頂上近くで見える雪の樽前がいい感じでちょっと感動します。
 


 頂上には12時6分、1時間20分ほどかかり到着。
 結構景色いいです。
 木の枝の雪もきれいで、しばらく景色みてのんびりすることに。





 遠くに札幌方面も。



 苫小牧もよく見えます。



 20分ほど景色を楽しんで下山。

 がぽがぽの長靴だと、つま先がぶつかり痛いです。
 なるべくかかとから足をつけるように、ゆっくり下ります。

 そしてゆっくり歩いていると、ぼ~っといろんなこと考えちゃいます。
 妄想登山ですね(笑)。

 で、13時46分、下りも1時間20分かけて下山。
 不風死岳みたいな急斜面の山は長靴じゃだめですね。 

 自分と同じくらいの年齢のご夫婦が長靴で登ってきましたが、やっぱり大変そうでした。

 GPSログです。







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