余市岳の純登山は山仲間のmottiさんが国道393のルートでやっています。
自分も一度はやってみたいなと思い、3つほどの違うルートを考えてました。
今回、前日に札幌駅で山スキーの納会があったのですが、終了後そのまま小樽に向かい、小樽港からやってみました。
↓イメージ図。

前日は夜の12時近くに「小樽温泉オスパ」に入館、寝具を借りて2時間ほど仮眠をとりました。
↓オスパの玄関。出る時撮影。大広間で寝られます。寝具込みで2,500円くらいでした。

2時過ぎに起きて、周りに迷惑をかけないように準備して外へ。
オスパ自体がフェリーが発着する勝納埠頭にあるので、すぐに海に出ました。
↓夜明け前の港。実際はもうちょっと明るく見えました。

3時ちょうど、海水には触れないけど、出発です!
オスパで買った麦汁を飲みながら歩き始めました。

途中、コンビニに寄り、麦汁を追加して飲みながら天狗山に向って進みました。
↓近づいてきた天狗山。

で、天狗山を目指し進んでいたはずが、いつのまにかさびしい道で下り坂に。
なんか変だなー、とスマホで確認すると・・・奥沢に向ってました(涙)
酔っぱらってる上、土地勘もないので気をつけないとだめですね。
往復で約2kmほどロスしましたが、なんとか天狗山に近いコンビニにたどり着き麦汁と食料を購入。
いよいよ山に入ります。
↓天狗山のスキー場。登山口はもう近くです。

4時37分、天狗山の登山口をスタートし・・・5時3分、山頂駅近くに到着して麦汁をいただきます。
↓天狗山から海。いつ見てもすばらしい景色です。

天狗山からおこばち山に抜ける縦走路は本当に久しぶりです。
↓きれいな標識がありますが、ちょっとわかりにくいかも。

この縦走路はあまり傾斜もきつくなくて、きちんと草刈もされていました。
ありがたいことです。
で、おこばち山でちょっと休憩し、さらに少し進んで遠藤山に着くと、そこが穴滝への分岐点でした。
↓おこばち山

↓遠藤山。ここから穴滝へ向います。

穴滝への道はすごく狭い道で、とにかく下に向かって落ちていく感じでした。
せっかく稼いだ標高を落とすのがちょっと悲しかったのですが、まあ仕方ありません。
↓穴滝に向う登山道。

で、川まで降りると、これから向かう小樽峠の反対側に道が伸びており、これが穴滝に行く道のようです。
せっかくなので行ってみることにしました。
穴滝には6時50分に到着。
洞窟のようなところに川が流れているようなイメージでした。
↓穴滝の写真。うーん。ちょっと想像と違いました。

穴滝は、申し訳ないのですが、自分としてはわざわざ見に行くほどのもんじゃないなー、と思いました。
でも、川辺で涼しい感じだったので、ここで休憩して麦汁を1本いただきました(苦笑)
↓暑い時は川辺で麦汁。うまいです(笑)

穴滝から少し進むと、奥沢から赤井川に向かう道に出ました。
とはいっても林道のようなダートなのですが、昔は赤井川から小樽に抜ける重要な道路だったようです。
穴滝で落とした標高をまた稼ぐ感じで今度はどんどん登っていきます。
↓結構登りが長い感じでした。

地図に「小樽峠」とあり、なんかそれらしい標識があるのかと思いましたが・・・
特に標識も何もないようで、知らない間に峠を通り過ぎてしまったようです。
峠を越えると、いつのまにか余市岳が見えていました。
↓やっと目的地が見えてきました!

小樽峠を過ぎると、そこからは長い下りでした。
体に負担にならないようにゆっくりとジョグで降りていきました。
↓途中、長いのでちょっと疲れて麦汁休憩。

下っていく途中、地図に無い道を走っていることがわかり、ちょっと焦りましたが大丈夫でした。
下りきると左手には緑色の湖面の常盤貯水池が。
↓ダム湖なんですね。

で、GPS時計を2つ持っていったのですが、片方の時計が電池が切れ。
もう一方にスイッチを入れたのですが・・・調子が悪いのか、なぜかちっとも衛星を補足しません。
仕方なく、衛星を補足するまでまた麦汁を飲んで休憩しました。 ←飲みすぎですね(苦笑)
で、このまままっすぐ抜けるとまた違うダム湖にでるようですが、廃道を抜けるとショートカットできます。
結構道が荒れてるようでかなり迷いましたが・・・結局廃道に入りました。
↓廃道は約2.4km。それなりに荒れてましたが、なんとか抜けられました。

廃道を抜けると細い舗装道路に出ました。
↓余市岳がさらに近くに。

そこから国道393に出て、キロロに向います。
↓キロロへ向う長くてゆるい上り坂。ゆっくりジョグで登りました。

ホテルピアノに着いたのは11時8分でした。

ここにコンビニがあったような記憶があったので2階に行ったものの見当たらず・・・
でも1階にお店があったので、ちょっと高い麦汁を購入しました。
さらに途中の自販機で水やお茶を購入して水分を補給。
スキー場横の林道ゲートについたのは11時35分でした。
↓ここから林道。走って登りたかったのですが・・・疲れて走れませんでした(涙)

余市岳の登山口に着いたのは12時29分。
林道だけに1時間近くかかってしまいました。
で、あんまりゆっくり行くと帰りに温泉入るのがきつくなるなー、と思いつつ進みます。
登山道では、ところどころ残雪もあって、ミズバショウがきれいに咲いているところもありました。
↓ミズバショウ。なんか季節はずれでいい感じです。

で、情けないことに、最近は登りのトレーニングをしていないので、結構登りがつらいです。
「長いなー、疲れたなー」と思いつつ、でも帰りのバスと温泉のことを考えるとのんびりできず、登り続けました。
途中、十数人とすれ違いながらやっとのことで稜線に上がると・・・おおっ!堂々とした余市岳の姿が!
↓疲れたけど、もうすぐです!

コルのあたりに定山渓に抜ける登山道があるのですが、これがうわさどおり笹刈りされていました。
よかった!
↓定山渓へ抜ける登山道。めちゃめちゃ荒れ放題でしたが、これでまたこのコースが使えます。

↓水平に走っているのが定山渓コース。大丈夫そうですね。

へろへろになりながら山頂に到着したのは14時29分。
正直疲れました。
↓羊蹄とニセコ連峰。

↓無意根と中岳。

山頂は暖かくて気持ちよくて、ずっと休んでいたい気持ちでした。
で、ホテルで買った黒ビールを飲んだのですが・・・残念ながら苦くてまずかったですね(苦笑)
さて、温泉に入ってから18時過ぎのバスに乗るためには、17時前にはホテルピアノに到着したいところです。
なので、もっと山頂にいたい気持ちでしたが、約17分休憩した14時46分に下山。
早足で下山し、増水した川の徒渉に手こずりながらも登山口には1時間20分ほどかかった16時5分に到着。
ここで、アクエリアスを飲んで休憩し、時間短縮のために林道をジョグで進みました。
去年までと違って、今年は結構朝ジョグとかやってるせいか、疲れているものの意外とジョグは苦になりませんでした。
マウンテンホテル横の林道ゲートに到着したのは16時35分。
山頂から思ったよりも早い1時間49分で到着できました。
そのまま自販機に行き、水分補給。
そして落ち着いたところでまたジョグで下りて行き、ゴールのホテルピアノには16時47分に到着。
約61km、13時間47分の旅でした。
バスの出発まで1時間半近くあります。
これでゆっくり温泉に入れます・・・よかった(笑)
で、キロロリゾートの温泉、森の湯はきれいでした。
↓自分好みのぬるめのお湯でした。ゆっくりと浸かって、疲れをとりました。1100円。

キロロの施設を利用すると、小樽築港行きの無料バスを利用できます。
温泉に入れてさらにバスに乗せてくれるなんて、ほんとありがたいことです。
↓無料バス。6人くらいしか乗ってませんでした。

駅に着くと、疲労のためか空腹のためか低体温症のような感じで震えが来て、持ってきたダウンジャケットを着ました。
恥ずかしいのでその上にパーカーを着たのですが、周りから見ると怪しい人だったかもしれません(苦笑)
GPSトラックです。
自分のGPS時計の記録は、なぜか専用ソフト以外では標高が読み出せないので、地図の標高を利用しています。



今回は、天気もよくて、疲労感と爽快感のある、いい登山でした。
余市岳純登山は、別なルートも考えていたので、またいつかやってみたいと思います。
自分も一度はやってみたいなと思い、3つほどの違うルートを考えてました。
今回、前日に札幌駅で山スキーの納会があったのですが、終了後そのまま小樽に向かい、小樽港からやってみました。
↓イメージ図。

前日は夜の12時近くに「小樽温泉オスパ」に入館、寝具を借りて2時間ほど仮眠をとりました。
↓オスパの玄関。出る時撮影。大広間で寝られます。寝具込みで2,500円くらいでした。

2時過ぎに起きて、周りに迷惑をかけないように準備して外へ。
オスパ自体がフェリーが発着する勝納埠頭にあるので、すぐに海に出ました。
↓夜明け前の港。実際はもうちょっと明るく見えました。

3時ちょうど、海水には触れないけど、出発です!
オスパで買った麦汁を飲みながら歩き始めました。

途中、コンビニに寄り、麦汁を追加して飲みながら天狗山に向って進みました。
↓近づいてきた天狗山。

で、天狗山を目指し進んでいたはずが、いつのまにかさびしい道で下り坂に。
なんか変だなー、とスマホで確認すると・・・奥沢に向ってました(涙)
酔っぱらってる上、土地勘もないので気をつけないとだめですね。
往復で約2kmほどロスしましたが、なんとか天狗山に近いコンビニにたどり着き麦汁と食料を購入。
いよいよ山に入ります。
↓天狗山のスキー場。登山口はもう近くです。

4時37分、天狗山の登山口をスタートし・・・5時3分、山頂駅近くに到着して麦汁をいただきます。
↓天狗山から海。いつ見てもすばらしい景色です。

天狗山からおこばち山に抜ける縦走路は本当に久しぶりです。
↓きれいな標識がありますが、ちょっとわかりにくいかも。

この縦走路はあまり傾斜もきつくなくて、きちんと草刈もされていました。
ありがたいことです。
で、おこばち山でちょっと休憩し、さらに少し進んで遠藤山に着くと、そこが穴滝への分岐点でした。
↓おこばち山

↓遠藤山。ここから穴滝へ向います。

穴滝への道はすごく狭い道で、とにかく下に向かって落ちていく感じでした。
せっかく稼いだ標高を落とすのがちょっと悲しかったのですが、まあ仕方ありません。
↓穴滝に向う登山道。

で、川まで降りると、これから向かう小樽峠の反対側に道が伸びており、これが穴滝に行く道のようです。
せっかくなので行ってみることにしました。
穴滝には6時50分に到着。
洞窟のようなところに川が流れているようなイメージでした。
↓穴滝の写真。うーん。ちょっと想像と違いました。

穴滝は、申し訳ないのですが、自分としてはわざわざ見に行くほどのもんじゃないなー、と思いました。
でも、川辺で涼しい感じだったので、ここで休憩して麦汁を1本いただきました(苦笑)
↓暑い時は川辺で麦汁。うまいです(笑)

穴滝から少し進むと、奥沢から赤井川に向かう道に出ました。
とはいっても林道のようなダートなのですが、昔は赤井川から小樽に抜ける重要な道路だったようです。
穴滝で落とした標高をまた稼ぐ感じで今度はどんどん登っていきます。
↓結構登りが長い感じでした。

地図に「小樽峠」とあり、なんかそれらしい標識があるのかと思いましたが・・・
特に標識も何もないようで、知らない間に峠を通り過ぎてしまったようです。
峠を越えると、いつのまにか余市岳が見えていました。
↓やっと目的地が見えてきました!

小樽峠を過ぎると、そこからは長い下りでした。
体に負担にならないようにゆっくりとジョグで降りていきました。
↓途中、長いのでちょっと疲れて麦汁休憩。

下っていく途中、地図に無い道を走っていることがわかり、ちょっと焦りましたが大丈夫でした。
下りきると左手には緑色の湖面の常盤貯水池が。
↓ダム湖なんですね。

で、GPS時計を2つ持っていったのですが、片方の時計が電池が切れ。
もう一方にスイッチを入れたのですが・・・調子が悪いのか、なぜかちっとも衛星を補足しません。
仕方なく、衛星を補足するまでまた麦汁を飲んで休憩しました。 ←飲みすぎですね(苦笑)
で、このまままっすぐ抜けるとまた違うダム湖にでるようですが、廃道を抜けるとショートカットできます。
結構道が荒れてるようでかなり迷いましたが・・・結局廃道に入りました。
↓廃道は約2.4km。それなりに荒れてましたが、なんとか抜けられました。

廃道を抜けると細い舗装道路に出ました。
↓余市岳がさらに近くに。

そこから国道393に出て、キロロに向います。
↓キロロへ向う長くてゆるい上り坂。ゆっくりジョグで登りました。

ホテルピアノに着いたのは11時8分でした。

ここにコンビニがあったような記憶があったので2階に行ったものの見当たらず・・・
でも1階にお店があったので、ちょっと高い麦汁を購入しました。
さらに途中の自販機で水やお茶を購入して水分を補給。
スキー場横の林道ゲートについたのは11時35分でした。
↓ここから林道。走って登りたかったのですが・・・疲れて走れませんでした(涙)

余市岳の登山口に着いたのは12時29分。
林道だけに1時間近くかかってしまいました。
で、あんまりゆっくり行くと帰りに温泉入るのがきつくなるなー、と思いつつ進みます。
登山道では、ところどころ残雪もあって、ミズバショウがきれいに咲いているところもありました。
↓ミズバショウ。なんか季節はずれでいい感じです。

で、情けないことに、最近は登りのトレーニングをしていないので、結構登りがつらいです。
「長いなー、疲れたなー」と思いつつ、でも帰りのバスと温泉のことを考えるとのんびりできず、登り続けました。
途中、十数人とすれ違いながらやっとのことで稜線に上がると・・・おおっ!堂々とした余市岳の姿が!
↓疲れたけど、もうすぐです!

コルのあたりに定山渓に抜ける登山道があるのですが、これがうわさどおり笹刈りされていました。
よかった!
↓定山渓へ抜ける登山道。めちゃめちゃ荒れ放題でしたが、これでまたこのコースが使えます。

↓水平に走っているのが定山渓コース。大丈夫そうですね。

へろへろになりながら山頂に到着したのは14時29分。
正直疲れました。
↓羊蹄とニセコ連峰。

↓無意根と中岳。

山頂は暖かくて気持ちよくて、ずっと休んでいたい気持ちでした。
で、ホテルで買った黒ビールを飲んだのですが・・・残念ながら苦くてまずかったですね(苦笑)
さて、温泉に入ってから18時過ぎのバスに乗るためには、17時前にはホテルピアノに到着したいところです。
なので、もっと山頂にいたい気持ちでしたが、約17分休憩した14時46分に下山。
早足で下山し、増水した川の徒渉に手こずりながらも登山口には1時間20分ほどかかった16時5分に到着。
ここで、アクエリアスを飲んで休憩し、時間短縮のために林道をジョグで進みました。
去年までと違って、今年は結構朝ジョグとかやってるせいか、疲れているものの意外とジョグは苦になりませんでした。
マウンテンホテル横の林道ゲートに到着したのは16時35分。
山頂から思ったよりも早い1時間49分で到着できました。
そのまま自販機に行き、水分補給。
そして落ち着いたところでまたジョグで下りて行き、ゴールのホテルピアノには16時47分に到着。
約61km、13時間47分の旅でした。
バスの出発まで1時間半近くあります。
これでゆっくり温泉に入れます・・・よかった(笑)
で、キロロリゾートの温泉、森の湯はきれいでした。
↓自分好みのぬるめのお湯でした。ゆっくりと浸かって、疲れをとりました。1100円。

キロロの施設を利用すると、小樽築港行きの無料バスを利用できます。
温泉に入れてさらにバスに乗せてくれるなんて、ほんとありがたいことです。
↓無料バス。6人くらいしか乗ってませんでした。

駅に着くと、疲労のためか空腹のためか低体温症のような感じで震えが来て、持ってきたダウンジャケットを着ました。
恥ずかしいのでその上にパーカーを着たのですが、周りから見ると怪しい人だったかもしれません(苦笑)
GPSトラックです。
自分のGPS時計の記録は、なぜか専用ソフト以外では標高が読み出せないので、地図の標高を利用しています。



今回は、天気もよくて、疲労感と爽快感のある、いい登山でした。
余市岳純登山は、別なルートも考えていたので、またいつかやってみたいと思います。