ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

シュウさんと手稲山純登山&迷沢山探検登山 平成29年7月28日(土)

2017-07-31 21:24:22 | 札幌・夏山
かなり昔、「秋に迷沢山から送電線下を駆け下りた」という記録を見たことがあります。
これを見てから、いつか自分もやってみたいなあ、と思っていました。
先日登った朝里天狗岳も登山道の半分は送電線管理用作業道でした。
送電線の作業道はかなり使えるんじゃあないだろうかと思い、今回、シュウさんに協力
してもらい、手稲山を登った後に迷沢の送電線下を探検することにしました。

当初の計画です。


滝の沢川沿いをさっぽろ湖に抜けるルートは、過去にやってみたことがあります。
なので、もし迷沢山まで行ければ定山渓まで行こうと考えていました。
結果は残念でしたが・・・(涙)


2時25分、大浜の銭函寄りの海岸にシュウさんと到着。
海にタッチして麦汁で出発を祝いました。
元気な若者がこの時間でも花火をしていました(苦笑)

人に撮ってもらうのは久ぶりですね。


そこから歩いて手稲山へ向かい、金山登山口にはやや明るくなった3時39分に到着。



朝露で靴がべちゃべちゃになりながら淡々と登り・・・山麓駅には5時9分に到着。


そして山頂には5時57分に到着しました。
すべて歩きでしたが、海から3時間半でした。
到着をいつものように麦と米(おにぎり)で祝いました。

山頂で。シュウさんとこれから登る送電線と麦汁と。


山頂でしばらく休憩してから、平和の滝コースへ下山。
送電線と登山道が交差する地点から、今回の本題の送電線コースへ入りました。



まずは琴似発寒川を渡渉。

川の中に石を置き、靴を濡らさないよう努力したのですが、結局濡れました(苦笑)


足場が悪く、それなりにきつい斜面をゆっくりと登りましたが・・・
アカウシアブと蚊の攻撃が激しく、虫よけスプレーを何度も体に散布。
おまけにダニも結構いて、ちょっと油断してると体をよじ登ってるやつがいます(汗)

一度草刈りはしてあるようですが、結構草が伸びています。


かなり草が深い、藪漕ぎ状態のところもありました。


送電線は直線で引かれているので、登りと下りの繰り返しが多く、疲れました。
また、沢地のようなところも多く、ぬかるみに足をとられることも度々。
苦労しながらも迷沢山に近づきます。

そして、昔、上の方から見て「ずいぶん深い沢だなー」と思っていた沢に到達。
まずは100mほど下りましたが・・・ガケが崩れて道がなくなっていました。
もともと急斜面だったところで道がないのでは降りられません。
回り道できないか登り返して検討したりもしましたが、シュウさんと相談し、
30分ほど考えた末、危険なのでやめました。

林道まであと300mでした・・・残念。(地図の等高線は2m間隔です)


正直なところ、ロープがあれば問題なく降りることができたと思います。
ただ、自分の麦汁登山のスタイルは、そういう登山ではないので仕方ありません。
もしロープを使うような登山をするなら、麦汁をやめるしかないのでしょう。

あともう少しで迷沢山というところでの撤退。
なんだかすっかり意気消沈して、来た道を戻り、平和の滝登山口へ向かいました。
登山口にはお昼過ぎに到着。
こんなに早く登山が終了するとは思いませんでした。
本当に残念でした。


GPSトラックです。





帰りは平和のバス停から琴似へ。
JRで手稲に戻り、今回は飲まなかったシュウさんの運転で小金湯温泉へ。



温泉が悲しい気持ちをちょっぴり癒してくれました。

来週は仕事で登山は無理。
お盆は登山にいけるかどうかちょっと難しい感じです。
できれば1回くらい出動したいですね。
コメント (4)
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羊蹄山から札幌の山へ 平成29年7月15日(土)

2017-07-16 21:07:40 | その他
札幌岳や無意根山に登ると、羊蹄山がきれいに見えます。
いつも、「ここから羊蹄まで行けないかなあ」とか「羊蹄からここまでこれないかなあ」と思っていました。
で今回、途中でリタイヤする可能性もありますが、まずはチャレンジしてみることにしました。

計画としては、倶知安駅をスタートして羊蹄に登り、中山峠を越えて、札幌岳を目指します。
ただし、スタートが遅くなり、下山時に暗くなる可能性がある場合は札幌岳はパスすることにします。
そして、この場合はちょっと遠くなりますが、目的地を藻岩山に振り替えることにします。
まあ、羊蹄山と札幌岳か藻岩山の縦走(?)を目指すということが今回の目標です。



ますは北広島の自宅を夜の8時半過ぎに出発し、JRで倶知安へ向かいます。
小樽発倶知安行きは1両のみの編成で乗車率150%くらいだったので、余市までは床に座ったりしました。
車内で麦汁を飲み、仮眠を取ろうと思いましたが、残念ながらほとんど寝られませんでした。

倶知安に到着したのは、23時42分。


トイレに寄ってから、スマホで地図を確認、23時50分に倶知安駅を出発しました。
で、手持ちの麦がないので(笑)、急ぎ近くのセイコーマートへ行き買い物へ。

0時ジャストに、麦とバナナで出発を祝いました。


この店では好きなおにぎりがなかったので、もう一軒の24時間営業のセイコーマートへ。
再度麦汁やおにぎりを調達し、疲れないようにスーパースローな歩くようなジョグで羊蹄山へ向かいます。
途中、月明りに羊蹄山のシルエットが浮かびあがり、素敵なので何度も撮影しましたが写りませんでした(涙)

登山口には1時25分に到着。
鈴を付け、ストックを出し、虫よけスプレーをたっぷりかけて登山を開始です。



夜明けを山頂で見られると最高ですが、長丁場なので無理は禁物です。
そう思って途中で休憩をとりつつゆっくり登りますが、7合目あたりで間に合いそうな気がしてペースアップ。



途中、1組のカップルを追い越し、3時53分、外輪山に到着。
よかった、間に合った(笑)

空が赤く染まり、もうすぐ日の出です。


東の空を見ながら、日の出が良く見える、山頂標識の方へ外輪山を移動します。

山頂標識に到着したのは4時10分。
日の出自体は4時8分のようですが、少し雲があって日の出るのが遅れており、まあ間に合った感じです。

第一の目的地到着を麦(汁)と米(おにぎり)で祝います。


少し太陽が出た頃。標識のところにはすでに4人が。みなさん日出の撮影してました。


4時半近くになると、太陽の赤みもなくなり、ショーは終了。
先に来た方たちもぱつぽつと立ち去り、自分も下山することにします。

山頂は寒くて上着を着ていたのですが、ちょっとばかり下っていくともう暑い!
標高1600mあたりの早朝でこの暑さ。
天気予報どうりで、今日は死ぬほど暑くなりそうです。

下山しながら、途中の木陰で涼みながら麦汁をいただきました。


喜茂別コースから下山して、喜茂別比羅岡の舗装道路に出たのが6時42分。
ここでものんびりと麦汁休憩したあと、喜茂別市街へ向かいます。

振り返ると羊蹄が。少し雲がかかってきました。


喜茂別のセブンイレブンには8時ちょうどに到着。

麦汁やおにぎりを調達してお食事休憩しました。


セイコーマートにも寄り 暑いのでアイスを購入。
さて、ここから中山峠に向けて出発です!

ゆっくりとジョグで進みますが、中山までは上り坂が基本なので、この暑い中では結構きつかったです。
そして歩道があるのは最初だけで、そのあとは狭い路側帯を通ることになります。

参ったのは、道路横の草刈りがされていないところが多く、路側帯が狭い場所が結構多かったことです。

道路に覆いかぶさる草。車からも自分の姿が見えにくく、危険でした。


あと、工事や橋で路側帯が極端に狭いところも多く、かなり命の危険を感じました。
危険を感じた場合には立ち止まったり、車のいない時を狙って進んだりと、苦労しました。

そんな感じでのろのろと、そして暑いので時々休憩を取りながら、11時53分、中山峠に到着。
喜茂別から3時間半もかかりました(涙)
くそ暑い中、長い距離の登りは本当にきつかったです。

中山でも麦と米でお祝いしました。アイスも食べました。


中山には30分近くいました。
ここで羊蹄山が見えれば最高だったのですが、雲で見えませんでした。残念・・・。

さて、ここから下りで楽だし、スピードも出るかと思ったのですが・・・
倶知安を出てからここまでで、すでに50㎞以上。
暑さ、そして羊蹄山とこの中山まででかなり体力を奪われ、下りなのに時速7から8㎞が精いっぱいでした。

おまけに、午後になって気温がさらに上がり、路上はボイラー室状態(苦笑)
徹夜で行動していることもあって、ぼーっとしてきます。

一番危険だったのは、トンネルです。
なんか歩道のようなものがついてますが、狭くて落ちるのが怖くて走れません。

トンネルの様子。もっと狭いトンネルもありました。



基本的にトンネルでは歩くようにしたのですが、一度眠りかけて歩道から落ちたことがありました(汗)
下手すると死ぬとこでした・・・・。
さすがに「これはまずいなー」と思い、眠気を覚ますために持ってきたカフェインを飲みました。
このほかにも路側帯が狭い上、落ちたら死ぬような橋も多く、大型車が来るとびびりまくりでした(涙)
このコースを徒歩で行くのはかなり危険。
お勧めしません。 ←あたりまえ(苦笑)

バスやトラックが来ると、風圧で踊らされ・・・橋の欄干に必死でつかまりました(涙)


そんな感じで下りものろのろで、定山渓の手前、札幌岳の入り口近くに来たのは15時14分。
これから登山口に向かうとなると、たぶん山頂に着くのは18時近くです。
雲で羊蹄山も見えそうもないし、札幌岳はパスして藻岩に向かうことにしました。

定山渓には15時半頃到着しました。


コンビニでは麦汁とスポドリを両方買うようにしました。暑いのでアイスもいただきました。


羊蹄の岩場で穴開けちゃいました(苦笑)


定山渓からも一応ジョグで進みましたが、それも簾舞あたりで限界になってきます。
足もむくんできてパンパンです。
休憩しつつ、ジョグ&ウオークに切り替えます。

簾舞では札幌岳がよく見えました。あと1時間早く進んでいればこの簾舞が終点でした。


さらに進んで十五島公園あたりになると、もうまったく走る気力は出なくなりました。
足が疲れてもうだめです。
とりあえず、コンビニで麦汁を飲み、ひたすらのろのろ歩き続けました。

藻岩下にはすっかり暗くなった20時ころに到着。
コンビニでバナナを買いましたが、最後の麦汁は迷った末に買いませんでした。
体力も集中力ももうかなり限界に近いので、事故を起こさないように自主規制です。
まあ、すべての登山でそうすればいいでしょうが(苦笑)

藻岩下の教会。きれいでした。


藻岩のスキー場登山口には20時半頃に到着。
鈴を付け、虫よけスプレーをかけ、ストックを出して、ヘッドランプを付けて。
夜景が見えるゲレンデから登ることにします。
一応熊よけに声を出しながらゆっくりと登り、21時30分、山頂に到着しました。

山頂は若い人たちでいっぱい。なんか突然別世界に来たようでした。


夜景もいつもどおりきれいでした。


よかった。
札幌岳はだめだったけど、まずは一応目的達成です。
ほんというと、羊蹄で朝日、藻岩で夕日を見たかったんですが、実力不足でかないませんでした。

山頂で休憩していると、今度は急激に寒気がしてきたので、登山者休憩所で半袖1枚と上下の上着を着用。
しばらく温まってから下山を開始しました。
でも動き始めるとすぐに暑くなって、着た分はすぐに脱ぎました(笑)

ヘッドランプに蛾が集まってきて難儀しながら、お地蔵様にお礼を言いながら下山しました。

慈啓会登山口には22時52分に到着。


慈啓会口で、これから登ろうという若い男性グループに挨拶してセイコーマートへ。
これで、長い旅も終了です。
無事に終われてよかった。

店の前で唐揚げを食べて休憩しましたが、もう11時です。
早く札幌駅に行かないと家に帰れなくなるので、タクシーを呼び、地下鉄幌平橋へ向かいました。


GPSトラックです。



※藻岩の下りはスマホで記録。一部が記録されずに飛んでます。




たぶん途中でリタイアだろうなー、と思いながら出発した企画でしたが、無事に終われてよかったです。
羊蹄山から札幌岳は残念でしたが、車が怖いので再チャレンジはないと思います。
冷静に考えると、今回もおバカな企画ですよね。
というか、いつもですね(笑)
でも、自分の登山は、「こっからあそこまでいけるかなー」とか「こっからあっちへいったら面白いかなー」、
ということだけでやってるので、きっとずっとこんなんでしょう。
基本的にはですが、くだらなくても自分で考えたオリジナルな企画で楽しもうと思っています。


で、来週は町内会のお祭りで登山はなし。
そうこうしてるうちに夏も終わってしまうんだろうなあ。
お盆過ぎから忙しくなりそうなので、自分の登山シーズンは始まったとたんに終わるような気がします。
なんだかさみしいなあ・・・。

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小樽三天狗と春香山へ 平成29年7月8日(土)

2017-07-10 22:07:54 | 小樽積丹方面・夏山
小樽には、天狗の名がついた山が3つあります。
銭函天狗山、朝里天狗岳、天狗山です。
今回は、この3つの山を自分の足で歩き、走り、1日で回ろうという企画です。

銭函の海を出発して、銭天、朝里天狗、天狗山へ。途中、春香山にも寄ります。


今回は、家で1時間ほど仮眠を取ってから車で自宅を出発。
いろいろと迷いましたが、海から少し離れた公園の駐車場に車を置かせてもらいました。

そこから3㎞ほど、ジョグで銭函の海に向かい、予定より少し遅い2時40分頃に到着。

夜明けはまだですが、かすかに景色が見えます。


まずは、いつものように、防波堤の上で出発祝いの麦汁をいただきます。
そして、海にタッチするため海岸に降りたのですが・・・ブロックの上で足を滑らせいきなり転倒。
左手の薬指を突き指したうえ、音楽プレイヤーがふっとび、イヤホンが水没してしまいました(涙)

もう、最悪の出だしですが・・・気を取り直し、2時53分、GPSの記録を開始して出発です!
出発してすぐ、銭函のセブンイレブンに寄り、麦汁や食料を調達。 
そこから第一の目的地、銭函天狗山へ向かいます。

久々なので、ちょっと迷いながら、銭天登山口には3時半に到着。

熊注意の表示。ここで鈴を付け、虫よけスプレーを体中に振りかけます。


銭天も「天狗」の名を冠するだけあって、結構傾斜がきついですね。
今日は暑くなる予報だったので、麦汁のほかにスポドリなど、水分だけで5㎏ほど背負ってます(苦笑)
重いなーとか、もっと荷物減らしたいなー、と考えながら頂上近くに出ると、やった!日の出です!

この山で日の出を見たかったので、うれしかったです。


山頂には、4時10分に到着。
1つ目の目的達成を麦(汁)と米(おにぎり)で祝いました。

朝日で缶がほんのり赤く色づいています。


あまりゆっくりはしていられないので、しばらく休憩してからそそくさと下山しますが・・・
靴紐をしっかり締めず、靴がゆるゆるな感じのまま降りてしまい、つま先側に少し痛みを感じました。
これが、後で影響してこようとは・・・。

登山道に朝日が差し込んで、すごくきれいでした。この光景、感覚は久しぶり。


国道5号線に出てから、GPSの電源が切れていることに気付き、再度スイッチを入れました。
春香山に入る桂岡のセブンイレブンでは麦汁を買い足し、トイレを借りました。

桂岡の住宅街をのろのろとジョグで登り・・・春香山の登山口には、5時41分に到着。

登山口で再び鈴を付け、虫よけスプレーをかけまくります。


銭天に比べると、春香山は距離は長いものの登りやすいなーと思いながら進み、銭函峠には6時48分に到着。

銭函峠の標識。春香山に登らず、ここから定山渓側に下れば早いです。


実はこの時点では「三天狗」という企画なので、春香山は登るかどうか決めてませんでしたが・・・
ここまで来たら登るでしょう!・・・ってことで春香山頂へ向かいました。

銀嶺荘。何度もこの前は通っているけど、寄ったことはありません。麦汁を売ってくれれば寄ります(笑)


春香山山頂には、7時23分に到着。
景色も良く、さっきいた銭天も見えます。

山頂は天気が良くて気持ちがよくって、ずっといたい気分でした。


今回はおまけという感じの春香山ですが、麦でお祝いしました(笑)


春香山を下りると、右側の定山渓側へ降りていく林道へ入ります。

こんな感じの林道がずっと続きます。スロージョグで進みました。


暇なので改めて周りを見ると、白樺がちょっといい感じだなー、という景色が。


足を止めて写真を撮っていると、高齢の方が乗った自転車が。

顔を撮らないつもりで後ろに回ったのですが、「悪いことしてないから」とこっちを向いちゃいました(笑)


ちょっとの間お話ししましたが、今回の自分の登山の企画を話したものの、あまりピンとこない感じです。
まあ、常識的な登山から考えると、わけわかんないですよね(苦笑)
これから山荘まで行くそうです。意外なところで人に会って、ちょっと嬉しかったです。

で、林道を進んでいくと、途中、なぜか何度も黒い蝶が顔にぶつかりそうになります。
ここにはめちゃめちゃたくさんカラスアゲハがいるんですね。

道路で水を飲むカラスアゲハ。そーっと近づいて撮影。蝶々も暑いんですかね(笑)


単調な林道ですが、かなり水たまりが多く、川もあってちょっと苦労しました。

道路に川が流れてます。結構川幅あります。渡れません(苦笑)前はもっと狭かったような。


やや大きめの石を集めて川に投げ込み、足場を作って渡りました。ストックがあってよかった。


途中、オタマジャクシのたくさんいる水たまりを発見。「昔取ったなー」と、懐かしい気持ちになりました。


楽しい発見もあったのですが、登り区間もあって結構長い林道です。
ほんとに長いなー、朝里峠はまだかなー、と思いながら進み、9時42分、小樽定山渓線の旧道に到着。
銀嶺荘からの9㎞を2時間弱かかって、やっとのことで抜けました。

おなかが減ったし疲れたので、ここでちょっと休憩。
麦で体を癒すとします(笑)

朝里峠あたりの旧道。ちょうど余市岳が見えて、「そのうちまた余市岳行こうかなー」と思いました。


さて、ここからは初めて通る道で、ちょっと冒険のような感覚があります。
朝里峠に向けてちょっと登った後は、基本下りで舗装で・・・と思っていたら違いました。
なぜか未舗装の区間や、通行できないように道を掘ったりした穴がいくつもありました。

激しくえぐった道路。歩いて渡るのもちょっと嫌ですね(苦笑)


でもその区間は一部だけで、あとは大きくカーブする峠道を、新道を見ながら下っていきます。

広い道を独り占めして、ど真ん中を走りました。ちょっと気持ちよかったです。


新道との合流地点には10時16分に到着。結構高低差がありますね。


ここから、道道をスロージョグでちょっと下って20分ほど、10時35分に朝里天狗登山口に到着。
さっそく登り始めます。

道路から見える登山口の看板。小さいですね。見落としそうです。


朝里天狗岳は、実は初めてです。
山スキー仲間のダーハマさん夫妻が登っているのを見て、こんな山があるんだと知りました。

朝里天狗の登山道の最初の方。後半かなりワイルドになります。


で、登っているうちに右足の小指が痛むようになってきました。
爪がやられてる感じです。
まいったなー、と思いつつ、我慢できないこともないので山頂を目指します。

で、ピンクテープなしでは絶対に登れない感じの不明瞭な登山道を上り詰めると、おおっ!山頂です!

11時25分に山頂着。天狗というだけあって、岩場ですね。


山頂には特に標識はありませんが、まだ先に行けと矢印が示しています。
えー、まだあるんだ、めんどくさいなー、と思いつつ10分ほど進むと・・・
おお!また山頂です!でもさっきの山頂より景色は断然いいです!
ここでしばらく素晴らしい景色を見ながら、また麦と米で祝い、休憩を取ることにします。



さて、これで、2つ目の天狗をクリアです。
で、景色を見ながら、この山に道をつけた方は、この景色をたくさんの人にみせたかったんだろうなー。
そのためにがんばって登山道をつけたんだろうなーと、思いました。

ここでしばらく景色を堪能し、下山を始めますが、足の小指の爪が相当痛むようになってきました。
靴を脱いで見てみると、足の小指の爪が少しはがれかかっている感じです。
下山途中で何度も靴を脱ぎ、絆創膏を貼ったり、巻いたりしますが、どうもだめです。

これは、絆創膏の上にキネシオテープで巻いた時のもの。汚い足すいません(苦笑)


なんども試行錯誤の末、キネシオテープだけできつく締めるように巻くと、ややいい感じです。
試したうちで一番痛みが少ないのがこれだったので、これでよしとし、ゆっくり下山します。
結構痛いので、のろのろと下山し、登山口には12時52分着。
この山に2時間40分もかかったことになります(苦笑)
で、いろいろ考え、ここにストックとカウンターアソールトをデポし、荷物を軽量化することにしました。

で、ジョグはどうかなー、とおそるおそる走り出すと・・・
ちょっと響くけど、ヒールストライク気味でゆっくりのジョグなら大丈夫な感じです。
暑い中、のろのろと海の方向に向かって走り始めます。

午後の1時を過ぎて、一番暑い時間帯。舗装は楽だけど、暑さにはやられます。


30分しないうちに、朝里天狗の北峰から見えていたオタルナイ湖と朝里ダムが。きれいですね。


ダムでは自動販売機でジュースをいただきました。

で、ダムを越えると、次はループ橋です。


実は最初、ここは走って抜けちゃあダメかなー、と勝手に思い、違う道を通ろうかと思っていましたが・・・
家でストリートビューを見たら走っている女の人が写っていて、勇気づけられました(笑)

ループ橋から下を見ると足がすくみました(笑)


この後は、暑さにやられ、途中の自動販売機を見つけては休憩し、水分や糖分を補給。
のろのろ進むと・・・やった!セイコーマートが!

やっと麦を補給できました(笑)


で、地図を見ると!!げげげ!
途中で左に入り、天狗山に向かおうと思っていたのに、どうやら行きすぎちゃいました。
仕方なく、遠回りですが、望洋台の住宅地の方に入り、道に迷いながらも天狗山に向かいます。

望洋台からは登り。緩い登りでも、まったく走れません(涙)


ふと時計を見ると、時間のがかかりすぎでGPSウオッチの電池残量が怪しくなってます。
仕方なく、一度スイッチをオフにし、時々オンにしてちょっとずつ記録することにします。

そして小樽市街に入ると、坂が多くてもう走れません。
まあ、仕方ないってことであきらめてアイスを買い、ゆっくり歩きながら食べました(笑)
アイスはめちゃめちゃおいしく感じましたね。

天狗山が近づいてきました。あと少し!


登山に備え、痛みを止めるため、麦と一緒にロキソニンを飲みました。 ←だめですね(苦笑)

足の痛みと疲れと暑さでボロボロになりながらも、なんとか最後の天狗山の麓へ。
最後の天狗山では登山口を間違い、相当行き過ぎてからまた戻ったりました。

そんなダメダメな感じで登山口に到着したのは、当初の予定よりだいぶ遅い17時ころ。


ここはやはり「天狗」山ですね。
疲れた体には、かなり傾斜がきついです。

足の爪が痛くならないように、ゆっくりと足を進めました。


山頂エリアに着いたのは、17時28分。
いつもはこのエリアに着いたら「山頂まで来た」ということにするのですが・・・
今回は3天狗巡りということで、きちんと天狗の山頂標識まで行くことにしました。
でもいままで山頂標識には行ったことがないので、GPSを持って草原を漕いで歩き回り・・・
17時52分、やっとのことで最終目的地の山頂に到着です。

あたりまえですが、標識まではきちんと道がついてましたね(汗)下調べが足りないですね・・・。


山頂標識からロープウエイ山頂駅に行き、景色を見ながら最後の麦で目標達成を祝いました。

いい景色です。先にカップルが2組いましたが、自分が麦汁を飲み始めるとなぜか去っていきました(苦笑)


ああ、よかった。
遅くはなったけど、なんとかやり遂げられました。
ちょっとの間、景色を見ながらまったりとします。
あとは下山して、小樽駅に向かうだけです。

ただ、薬を飲んだものの、足の爪の痛みはまだ止まりません。
考えた末、大きく遠回りになりますが、塩屋側をぐるっと回る車道から帰ることにします。



距離は長いけど、どうやらそのほうが痛みが軽くて済みそうです。
まだ少しGPSの電池がが残っているようなので、車道部分のGPSの記録を取りました。

天狗山からの舗装道路。自分の若いころは砂利道だったのを覚えています。


道路を走ると最初は少し痛みがありましたが、後半には薬が効いてきて、痛みはだいぶ薄れました。
なんとか明るいうちに市街地に入り、あとはのろのろと小樽駅へ向かい・・・最後にまたGPSをオン。
おなかが減ったので、駅近くのラーメン屋に入り、19時49分、今回の登山を終了としました。


GPSトラックです。
今回は電池切れでひどい有様。銭天の下りのほか、天狗山前後の小樽市街地は直線だらけ(笑)
後日、手でトラックを補い、きれいなトラックを載せたいと思います。


きちんとトレースしたら軽く70㎞以上ありそうです。



今回は反省点の多い登山でした。
使用した靴は、実はいつものよりワンサイズ小さい26cm。
先日買ったばかりで、一度も履いたことのないこの靴をいきなり実戦に投入しました。
これも悪かったんでしょうね。
そしてGPSの記録ですが、きちんと最後まで記録が取れないとやはりがっかりします。
バッテリーの予備を用意するなど、次回から対策を考えたいと思います。


でも、いつも思うのですが、海が見える小樽の山はいいですね。
また小樽に来たいと思います。

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自宅から白旗山、北広山へ。低山ジョグ登山 平成29年7月1日(いつか削除する日記)

2017-07-01 17:43:01 | 札幌・夏山
今日は、家に爺さんと犬だけになる時間帯があるので、夕方には自宅に帰らなくてはなりません。
朝ブン吉の散歩をした後、8時間程度なら、外出してもOKな感じです。
なので今日は、冒険はせず、トレーニングとして自宅からジョグ&低山登山をすることに。

家から白旗山、北広山に行く計画です。まあ、遠足みたいな感じですね(笑)



家を出てすぐ、暑そうなので服を脱ぎに家に戻り・・・
また出た後でラジオ付き音楽プレイヤーを忘れてたと戻り・・・
そういえば、もしものためのヘッドランプを持っていないとまた戻り・・・
朝9時ちょっと前、やたら家を出たり入ったりしながら(笑)自宅をジョグで出発です。

長丁場なので、FMラジオを聴きながら、のろのろジョグで進みます。

家を出て5㎞くらい進んだところの坂。恥ずかしいくらい遅い走りでした(苦笑)


国道36号に着いたのは、家を出て1時間10分。信号が長いので、スポドリを飲んでました。


大曲の奥の方から有明へ向かう林道へ入ります。途中、なんかかっこいい木が。


有明に出ると、スイーツ系のお店がたくさん。
アイスを食べてる人がうらやましかったです。


10時54分、自宅から2時間近くかかって白旗山登山口に到着。ジョグ&ウオークで進みました。


11時24分、白旗山山頂。先客は2人ほど。休憩して麦汁をいただきます。



山頂で地図どおりの道がなくてウロウロしました。
休憩してるご夫婦に道を聞いて下山。ありがとうございます。

トイレで自分撮り。最近得意としています(笑)


ふれあいセンターの自販機でミルクコーヒーをいただきました。


道路に出て右に曲がりましたが・・・
割とすぐあるはずのゴルフ場へ向かう道路がありません。
地図を見ると、逆(涙)
すぐにUターンしてしばらく進むと、ありました!


北広島方面は通行止めとありますが、歩きなら大丈夫だろうと進みます。

で、クラブハウスに着くと・・・北広方面に進むと不法侵入で訴えると書いてあります。
うーん、これはちょっとと思い、ハウスに入って、カウンターのおねいさんに事情を話しました。




「歩いてきたんですか!気を付けて通ってください。」とお許しをいただきました。
よかった、ありがとうございます。
実はぴよしろう、学生の時、このゴルフ場で男キャディをやっていたことがあります。
いつもジャージ姿でした(汗)
昔、原チャリで走ったジグザグな道を通り抜けるとき、ちょっと懐かしかったです(笑)
自分がバイトしてた頃は、セントラルゴルフクラブという名前でした。

さて、北広側に出て、林道を15分ほど進むともう登山口です。



思ったより疲れて、登りはのろのろでした。
山頂に着いたのは、13時5分。



自衛隊の演習場側に出ると、フェンスや鉄条網が倒れてました。

まるで、基地の方に入っていいよと言わんばかりですね。


少し基地側に向かって歩きましたが、なんかやっぱり危険な気もしてやめました。
で、そのあとは麦タイム。


10分ほど休憩して、戻ることにします。
ここから家まで19㎞。
疲れたので、写真のペットクラブの自販機や、コンビニで飲みものを買って、休みながら戻りました。



ペットランドの様子。犬も走り回れて楽しいんでしょうね。


大曲のコンビニで。うまかった!


家に着いたのは、午後4時前。
6時間55分の旅でした。
結構疲れました。
そして、暑かったです。
復帰したばかりなので、こういう感じで長く体を動かす練習をしていくといいのかな、と思います。



GPSトラックです。





グーグルアースで。クリックで拡大します。



家に着いたら、ブン吉と散歩しました。

久しぶりに登場のブン吉。最近はなぜか「犬次郎」と呼んでいます(笑)




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