ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

ニセコ沼めぐり(平成20年6月28日)

2008-06-30 23:29:04 | ニセコ・夏山
 家族の理解が得られ、これからは1日登山していいということに。
 ま、子どももだんだん父親とは遊ばなくなったし、そろそろいいという感じでしょうか。

 夜中3時過ぎに出発し、ニセコへ。
 サミット前なので、ルスツあたりは警官が検問をしており、なんとなく緊張。
 五色温泉に6時前に到着。
 今日は20Kmは歩く感じでしょうか?
 準備して6時出発です!
 最初は整備された道路をすたすた歩きます。

 

 そのうちに火山灰(礫)の登山道に。
 案内はきちんとしています。


 まずはイワオヌプリへ。
 登っていくと眼下は雲海です!




 出発からほぼ1時間で頂上へ。
 ちょっと景色を楽しんだら下山。
 今日は先が長いです。
 下山しながらイワオヌプリの火山っぽい雰囲気を楽しみます。



 帰りに通るニトヌプリの登山道が見えます。



 まずは、大沼へ向かうことに。
 体の調子は悪くありません。いい感じ!

src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/e9/35b1f64f7e2f3994abbbbd0a746b03f4.jpg">

 これがニセコの山なのでしょうか。
 緑と火山灰のコントラストを感じながら進みます。



 樽前のときと同じ花が咲いてきれいです。


 
 大沼に近づくと、なにやら変な電子音がします。
 そばに行くと、山菜取りのやつらが熊避けにメガホンで大きな電子音を出しています。
 興ざめです・・・。
 さっさと大沼を通りすぎ、大谷地へ。

 

 大谷地では木道が整備されていましたが、全然湿地ではなく乾燥していました。
 ここでも湿原が失われているようです。
 大谷地まで3時間ほど経過。
 舗装道路を渡って、神仙沼へ向かいます。
 20分ほどで神仙沼に。




 ちょっと幻想的なコースを歩きます。



 さて、次は長沼。
 神仙沼から長沼は前にも行ったことがあります。
 なんかなつかしい感じです。
 ドライブに来たご夫婦と立ち話したあと、
 沼の一番奥の方まで進んでラーメンタイムにします。



 ここまで4時間。
 大休止をとります。
 満腹になったところで出発。
 老人を連れた家族連れを追い抜きます。

 右手に山が3つ並んで見えます。
 シャクナゲ岳、白樺岳はこっちのようです。
 ただ残念なことに、今日の地図には白樺山までは載っていなません。



 まずはがんばってシャクナゲを登ります。
 登山道は驚くほどの岩の沢で急斜面。
 11時前に頂上到着。



 まずは小休止。
 となりの山との間に沼があります。
 シャクナゲ沼です。
 隣の山は白樺岳?
 とりあえず、行ってみることに。



 先ほど追い越した家族連れとまた会います。
 「歩くの早いですね。今日はどちらまで?」と聞かれます。
 本日の自分のルートを話すと、「気の遠くなる話ね・・・。」と言われます。
 まあ、確かに(笑)。
 
 シャクナゲ沼はそれなりにきれいでした。
 正面に見えるのは目国内岳でしょうか?



 隣の山に登るが、標識がありません・・・。
 白樺山はここなのでしょうか?
 地図も無く、わからないので山頂近辺を少し歩いて白樺はやめにします。



 さて、次はチセヌプリ!



 お昼になって、暑さがピークな感じです。
 非常につらい思いをしてなんとかチセの頂上に。
 外人の男性と女性が数名休憩中。



 目国内の方。今度はあそこにも行きたいですね。



 ニトヌプリ、イワオヌプリ方面。



 小休止してからニトへ向かいます。
 ・・・しかし・・・なんて険しい道でしょう。
 大きな岩だらけで激しい急斜面。
 疲れた体には少し厳しいです・・・。

 途中で小さな子どもと犬を連れた家族連れを追い越します。
 ・・・大丈夫でしょうか。
 子どもには厳しい道なので、他人事だが心配になります。
 チセを下り、ニトとのコルである道路に出ます。
 13時半過ぎ。
 ここでちょっと休憩です。



 小休止して出発。
 舗装道路を歩いてニトの登山口へ向かいます。
 これが今日最後の山です。



 体をだましだまし使う感じでニトを登ります。
 明らかに水分が不足しています。
 今日は3.5Lほど持ってきたけど、暑くて全然不足。
 汗かかないようゆっくり登りことにします。
 
 1時間弱でニトの頂上へ到着。
 標識が倒れています。
 若い男女が休憩中ですが、すごく疲れた雰囲気。



 振り出しのイワオヌプリが見えます。



 お湯を沸かし、インスタントコーヒーを飲むことにします。
 ・・・うまい!感動!
 甘いインスタントがこんなにおいしいとは!
 喉が渇いて、おなかが減っているとこうなるのでしょうか!

 15分ほど休憩して、15時少し前に下山。
 イワオヌプリ方面へ。



 ゆっくりと緑の登山道を降ります。
 また、花が目立ってきました。



 下りきってから振り返ると、ジグザグな登山道がくっきり見えます。



 あとは一路五色温泉へ。
 16時少し前に駐車場へ到着。
 約10時間の散歩終了です!
 
 ジュースを買おうと自販機の前にいくと、「ニセコミネラルウオーター」と書いた蛇口に気付きます。
 試しに飲んでみると、冷たくてうまい!
 樹液にへばりつくカブトムシのようにしつこくしつこく飲み続けます。
 そして人目を気にせず、上半身裸になってこの冷たい気持ちのいい水を体にかけます(笑)。
 おおっ、さいこー!

 調子に乗ってズボンも脱ごうかと考えてると、30代くらいのちょっときれいな感じの女性が水を汲みに来たので動揺します。
 「すみません。」と、あわててTシャツを着る。・・・が気まずいなあ。
 と、女性の方から「今日はどちらにいかれたんですか?天気よかったから全部よく見えたでしょう?」などと声をかけていただいたので、今日のルートをお話します。
 すると、突然口調が変わり、
 「え~!!私もそんなことしてみたい!!」
 と訴えるように言うのでちょっと驚きます。
 でも話をしていてわかりました。
 この人は山が大好きなんだ。
 だからたくさん歩ける人が単純にうらやましいんだ、と。

 今日は一人で来て、イワオヌプリとアンヌプリを登ったらしいです。
 少し話しをした後、帰り際にその女性が
 「また山でお会いしましょう。」と、
 いい挨拶をしてくれたので、なんだか今日は気持ちよく終われた感じです。
 自分も水を汲んで家に向けて出発。

 本日の行程です。


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樽前山(平成20年6月21日)

2008-06-30 22:55:38 | 支笏湖周辺・夏山
 めずらしく会社方々と登ることとなりました。
 単独行じゃないのは久々です。



 残念ながら今日の樽前は雲の中のよう。
 展望は期待できないなあ。



 上り始めてしばらくして、りこたんぺが自分のペースでゆっくり上りたいので先に行っていてほしい、というので先に行ってコーヒーを用意することに。
 まっちゃんと先に行き、外輪山の手前でコーヒーを準備。



 コーヒータイムの後はドームを一周するべくゆっくりと歩きます。



 ここからは登りも少ないのでラクチン。
 花ざかりの樽前を楽しみながら登ります。



 途中ラーメンタイムをはさみ、西山、932、東山へと進む作戦。



 こういうのんびりした登山もいいですね。
 途中からガスがかかったが、なんだか花がたくさん咲いているので天国でも歩いている気分でした。



 東山で休憩。



 ひさびさののんびり登山でした。
 帰りはえこりん村のらくだ軒でパスタを食べて帰りました。



 これからも、ときどきこんなのしたいですね。
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長官山・静台(平成20年6月14日)

2008-06-16 21:20:46 | その他の道央・夏山
 今日は午前中はサイクリング。
 午後から暇になったので、隣町の長沼へ行くことに。
 前から気になっていた静台と長官山へ向かいます。
 馬追温泉の向い側から登山開始です!

 

 途中きちんと表示があり、わかりやすい山です。

 

 20分ほど登ると・・・もう頂上。



 頂上に「登山記録」があります。(届ではなく記録。)
 ちょっとめずらしい名前ですね。

 

 景色はが一応、というか、ちょっといい感じ。

 

 下山して、長官山へ向かいます。
 馬追温泉の横から登るようです。
 (写真は馬追温泉。)



  登山口。



 ちょっと気になるのは「登山」と言っていいかどうかですね(笑)。
 遊歩道と書いてあるし。

 

 その遊歩道をすたすた歩きます。



 でもまあ、静台よりは長官山の方がなんとなく「山」な感じの登りです。



 こちらも20分少々で頂上へ。



 展望台のようなものがありますが・・・景色はだめですね。



 2つの山(?)を登って1時間40分くらい。
 今日はトレーニングのつもりの、まあ1/4日登山でした。
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黒岳・北鎮岳 平成20年6月10日(火) 全日登山!

2008-06-15 07:47:34 | 大雪・夏山
 今日は平日だがお休み。
 久々に休暇をいただきました。
 誰にも気兼ねせず、今日は全日登山です!

 前日11時に寝ましたが、12時30分に目覚めてしまいます。
 眠れない・・・。
 仕方なく起きてパソコンの前へ。
 酒が醒めるまで出発不可能です。
 で、4時頃眠たいがですが準備開始し、4時39分自宅出発。
 ・・・しかし、眠いです。
 三笠の桂沢湖で車を止め、寝ようとしますが・・・眠れません。
 眠気と戦いながら黒岳へ向かいます。
 7時10分、なんとかロープウェイ駅へ到着。
 ゆっくり準備し、7時40分発に乗ります。
 降りてすぐ、リフトに乗ります。
 気持ちがいいです!

 8時15分登山口で記帳し、出発。
 黒岳登山道は半分くらい雪で覆われています。
 帰りは少し滑ってみることにします。
 9時25分黒岳頂上着。
 おお、雪があります!
 北鎮岳はスキーOKな感じです。



 旭岳と同じく、登山道はよく整備されています。
 これなら迷わないなあ。



 北鎮までは結構ある感じです。
 しばらく進むと、まるで民家(?)の黒岳石室が見えてきます。



 ところどころ雪のある登山道をどんどん進みます。
 硫黄のにおいがすると、左側の地獄谷が。どこでもこの名前ですね(笑)。



 10時45分、北鎮分岐に到達しますが・・・強風。
 景色はすごいが、立っていられないほど強い風。
 目から涙が出ます。



 少し戻り、休憩。
 おにぎりを食べ、ビールを冷やしながら飲みます。
 ふと見ると、単独の女性が近づいてきます。
 風が強くこれ以上行けないなどと話しますが、やっぱり悔しいので、登山道ではなく、風の当たらない側の雪渓から北鎮頂上を目指すことに決めます。

 高山植物ゴメン・・・。
 藪をこいで雪渓から頂上へ向かう・・・が、さっき飲んだビールが回ってきて遅々として進まない。
 がんばって雪渓を登ります。



 ・・・飲まなきゃよかった(笑)。
 斜面がやたら長く感じます・・・。
 そういや、睡眠時間も1時間半だし、きびしい・・・。



 11時50分、なんとか頂上到着。



 残りのおにぎりを食べ、小休止。写真を撮ります。
 右側に旭岳らしい頂上が見えます。
 お鉢に向けて、雪渓がずいぶん残っています。



 さて、休憩終了後はお楽しみのスキータイム。
 少しおりてから、雪渓の一番上でbigfootを用意。
 雪質はいまいちだが、まあ楽しいです。
 味わってシュプールを刻みます。



 で、途中からすべりにくくなります。
 なんだか縦に硬い隆起があり、ファンスキーではけっこう厳しい状況です。



 なんとかよさそうな斜面を選び降りていきます。
 ふと先を見ると、雪渓は複雑に分岐しており、どこまでスキーで行くか迷うことに。
 ・・・まっ、いいや、適当なところで登山道へ戻ろう!



 あっという間に雪渓下部へ。下りは早いです。
 あまり滑らなくなってきたあたりでスキーをはずします。
 上り返すファイトは無し・・・。下山することにします。



 どこから復帰するか迷いながら、薮こぎを数回して登山道に復帰。
 黒岳へ向かいます。
 黒岳頂上から見ると、石室までスキーで行けば一番よかったことに気付きます。
 次回はその作戦で行こうと思います。




 黒岳からの下山途中、圏内になったので、携帯メール休憩。
 その後は、少しの雪でもあれば無理やりスキーで降りてみます。
 途中、スキーでもたもたしているところを歩きの2人組みの方に抜かれます。
 スキーだけど歩くより遅いんですよね(笑)。

 雪渓の最後では外人を連れた方に会いました。
 雪は想定外だったようで、残念ながら途中で下山するとのこと。
 14時52分登山口到着。
 ゆったりリフトに乗ると・・・極楽気分です。



 ロープウェイを降り、15時37分層雲峡を出発。
 またしても富良野でケンタッキーを購入。
 19時40分自宅到着。
 ひさしぶりの全日登山。
 楽しかったです。
 
 GPSログ。


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旭岳 平成20年5月30日(土) ちょっと無気力登山

2008-06-15 07:40:22 | 大雪・夏山
 さて、今回から写真を少し大きくします。

 このブログを妻に見せたところ、かわいそうに思ったのか、「1日登山してきてよい」とのこと。明日は少しゆったり登山です。
 翌日は朝3時半出発。
 今日は、富良野岳、三峰山にあたりに雪があれば、あるいは2週間前に行った千春沢あたりに雪があればちょっと滑ってみようと思います。
 5時40分十勝岳温泉着。
 やたら風が強く、曇ってやな感じです。
 登山口は残雪はあまりなく、あっても気温が低く、がちがちに硬い感じ。
 多少の雪はあるものの、しばらく迷い、楽しくなさそうなのでやめることに。


 
 次に吹上温泉へ。
 三段山も前十勝も雪は相当減っています・・・厳しいですね。
 またしばらく迷い、うろうろしたあと、りんゆう観光のロープウェイのHPを昨日チェックしていたことから意を決し、大雪へ向かうことにします。
さて、黒岳はスキーができそうだが遠いし、旭岳は近いがスキーは無理。
 だんだんやる気もしぼんできたので、ロープウェイだけのるつもりで旭岳へ向かうことに。



 ロープウェイ乗り場に8時過ぎ到着。
 ・・・げっ、9時が始発。う~ん。
 歩くことも考えますが、軟弱な気持ちになってきたので始発を待つことに。
 山はぱっと見で雪が少ないので軽登山靴を選択、防水スプレーをかけておきます。
 寒そうなのでオーバーズボンも履きます。
 8時40分ごろ建物のドアが開いたようでどんどん人が入っていきます。
 自分も出発です。



 ロープウェイは9時過ぎにあっさり5合目へ到着。7分くらい。
 ゆっくり準備して9時25分頃出発。
 雪の上を歩き、姿見の池のほうから行くことにします。



 登山道はよく整備されています。観光客が多いせいだと思います。



 どんどん登っていくと雪がまだらに残っているのが見え、おもしろいです。





 トムラウシが見えます。



 山頂に近づくと、雪が増えてきました。



 11時頃、山頂到着。今日は力が出なくて時間もかかった感じです。



 旭岳の裏手は雪が多です。
 これは後旭という山のようですね。



 こちらはスキーができそう。熊ヶ岳というらしいです。



 さて、時間はまだ早いが、GPSを見ると電池が無くなりかけ。
 急遽ここに来たので、地図もありません。
 GPSには、昨年入力しておいたこの近辺の一周コースが入っているが予備の電池がないのではどうしようもないです。
 さらに、裏側は思ったより雪が多く、軽登山靴では厳しいものがあります。
 で、残念だが下山することに決定。
 ゆっくり下ります。
 降りていくと、天気がよくなってきます。
 まだたくさんの人たちが上がってきます。
 写真を撮っている方と言葉を交わしたりします。
 石室のあたりにもこれから登る方たちが。



 ほぼ降りてきて振り返ると、旭岳が青空に映えてきれい。
 きてよかった、という気持ちになりました。



 ロープウェイ駅に近づくと、「11:40発、まもなく発車」のアナウンス。
 急ぎ乗車(?)することに。



 次回は雪のあるときにスキーしたいな~、とか、雪の無いときにぐるっと回りたいなと、ロープウェイの中で考えます。



 さて、昼前に下山したものの、家までは遠い・・・。
 がんばって走り、富良野でまたケンタッキーを購入。
 意外と早い3時間10分で自宅到着。
 今日は非常に軟弱なロープウェイ登山でした。
 今回は時間からすると3/4日登山という感じでしょうか。

 GPSです。登りの途中から電源投入のため、姿見の方は記録ありません。



 
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