ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

悟空・F崎さんの伝説的登山

2013-06-22 11:59:48 | legend
 今週と来週は仕事の都合で長距離登山には行けません(涙)
 なので、伝説的登山の紹介を。

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 今年のスキーで何度かご一緒した悟空さん。
 実はすごい人です。

 いつも全開で激しい山行をしてらっしゃるようです。
 そのひとつひとつが激しいのですが、ここでは伝説的登山を2つ紹介します。

 まずは、富良野岳から旭岳の24時間縦走です。
 このコースは、みなさんご承知のとおり、十勝連峰と大雪山系を抜ける北海道最高最長の縦走コースです。
 美しい景色と大自然を楽しみながら普通は3泊4日くらいで歩きとおす道のりです。
 約70km、累積標高5000mというところでしょうか。

↓本当に壮大なコースですね。(カシミールで作成)


 
 彼がこれを成功させたのが15年前。
 HPでこれを紹介している方がいて、ネット上では知る人ぞ知る伝説になっています。

 その記録はこちらです(管理人さんにはリンク承諾済みです)
 
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 もうひとつは羊蹄山4往復。
 snufkinjrさんと同じく一昨年にチャレンジしています。
 所属の山岳会の50周年記念山行ということで単独でやっています。
 以下、記念誌に掲載された内容です。前文と感想の一部を割愛していますがご了承ください。

【記念誌から】 
2011チャレンジ羊蹄山(1日4往復)
                                          
6月25日(土) 天気良好(夏至から3日後、日照時間も長い)決行、
20:00 小樽(自宅)出発
21:30 倶知安、マックスバリューで食糧購入
      比羅夫、真狩、喜茂別、各登山口の入山届箱に水と食糧をデポ
23:00 京極登山口 出発前の準備、カンカアルの皆さんへメールで山行計画を直前発表!
23:40 京極登山口 スタート 8合目ガレ場もペンキがしっかり、9合目霜が降りていたが、問題は無い。
 1:40 京極ピーク 外輪は寒くウインドブレーカーを着て袖の中に手を入れる(指無しグローブの為)
 1:55 比羅夫下山口 2合目下山中、今回最初の登山者とすれ違う。
 3:40 比羅夫登山口 入山届箱に2人目の登山者が記入していた。
 3:50   〃    水、食糧を補給、登り返し、夜明けヘッドライトを消す、前の2人を追い抜く
 6:17 真狩ピーク  旧非難小屋跡、みんなへ2度目の一斉メール
 8:12 真狩登山口  下りて行くと次々と、すれ違う登山者、50人位、登山日和の人気ルート
 8:25   〃    水、食糧を補給、再び登り返し、ゴボウ抜き、塩が噴き出る。
11:00 真狩外輪   応援メールが続々と届き、気合いが入る。ここの外輪は岩場が多く慎重に進む。
11:30 喜茂別ピーク 下り8合目雪渓で滑り歩きにくい、7合目単独山ガール!とすれ違う。
             4人を抜いたが、他に登山者はいなかった。人気が無いルートのようだ。
13:15 喜茂別登山口 喜茂別ルートは、急な直線が多く、脚に堪える、膝が痛む。
13:30   〃    水、食糧を補給、三度、登り返し、下りてきた4人が目を丸くして不思議そうにこちらを見ていた。上り5合目先程の山ガールとすれ違う。
             さすがに4度目の登りはキツイ!応援メールがありがたい!!
16:15 羊蹄山山頂  やっと1898m山頂到着、仲平さんから、「ヤッタネ~!」と直接電話を頂き、
             嬉しくて、目がしらが熱くなる。
16:25   〃    下山開始、もう他の登山者は見当たらない、静かな山頂。
16:35 京極下山口  下りがやたらと長く感じる、膝が痛みペースが上がらない。
18:40 京極登山口  ついに『羊蹄山1日4往復』達成!!!!(19時間00分17秒)
21:30 小樽帰宅   各登山口にデポして置いた余った水、食糧を回収し帰宅。
【水、食糧】水6L、ポカリスウェット2L、ウイダー4個、ショッツ12個、カロリーメイト4袋、バームク
ーヘン小袋4個、カリカリ梅4個合計(水2L、ポカリ0.5L、カロリー2袋、 バーム2個、余り)
【装備】ハイドレーションザック、カーボンポール2本、トレランシューズ、熊鈴、帽子、ウインドブレーカー
ハイコンプレッション(シャツ・タイツ)、半袖シャツ、7分パンツ、ブリーフ、靴下、指無グローブ、携帯電話
【感想】応援メールのお陰でメンタル的には非常に楽な山行でした。身体的には、3日間超筋肉痛(腿、脹脛、胸)10日間のだるさと言う代償がありましたが、50周年を記念し、達成出来た事を嬉しく思います。これからもカンカアルと言う名(カンカアル=エベレスト=チョモ・ランマ)に負けない様、みんなで頑張って行きましょう。 

(以上記念誌から)

羊蹄4往復の軌跡。カシミールで作成。


で、今年の7月22日、北海道トレイルランニングクラブさんが、練習会として羊蹄山4往復を実施するそうです。
これでまた4往復達成者が増えそうですね。


登山にはそれぞれの楽しみ方があります。
スピードを競うこともそうですが、花や鳥など自然を楽しむこと、景色を楽しむこと・・・
本当に人それぞれだと思います。

自分の楽しみ方は、どんな登山にするかを企画することから始まります。
そしてその企画を実行するにあたっては、お酒を楽しみながら、景色や達成感を楽しむ・・・そんな登山スタイルです。
まあ、基本はレジャーだと思っています。

これに対し悟空さんは、自分とはまったく対極にある、純粋な「全力登山」の方です。
常に全開で山に登り、降りていくスポーツ的なイメージで、そのために自身を鍛え続けています。
トレランやマラソンなんかにも参戦しています。
きっとこれからも激しい伝説を作ってくれるのではないでしょうか。

これからも悟空さんの全力登山に注目していきたいと思います!





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藻岩山10往復 平成25年6月16日(日)

2013-06-18 20:08:05 | 札幌・夏山
 藻岩山には5つの登山道があります。
 3年前、自分も全部のコースを1日で登る「藻岩山5往復」というのをやったことがありました。
 でもまあ、これはそれほどすごいことではなく、全コース5往復ならネット上でほかの方の記録も見かけます。

↓藻岩山の各登山口と5つのコースのイメージ。


 「藻岩の5往復くらいなら全然たいしたことないよ」って知人から言われたりもしました。
 そんなこともあって、全5コース2セット10往復してみたいという気持ちは前から密かに持っていて、
 去年も行けるとこまで・・・ってことでトライしたのですが、足を痛めて残念ながら6往復でリタイヤ(涙)
 今回もシーズン始めということで、10往復はだめかもしれませんが、できるだけってことでチャレンジしました。

 まずは前日夜11時半にスキー場駐車場に到着。
 徹夜で0時スタートと思ったのですが、食事をして麦汁を飲んだら眠たくなって1時間ほど仮眠(苦笑)
 そっからだらだら準備して、さらに麦汁をいただいて・・・1時29分、出発です!

↓スキー場登山口。なんか看板倒れてすさんだ感じですね(苦笑) 


 あまりペースを上げると体が持たないので、意識してゆっくり歩くことにします。
 前回感じたのですが、この藻岩山は登山道がすごく固くて、いつの間にか足にダメージが蓄積する感じです。

 そして登り始めると、深夜なのにかなり暑い!
 ゆっくり登っても汗が噴出します。

 1回目の山頂には55分かかった2時24分に到着しました。 ←とても遅いですね(笑)
 夜景を見ると、うっすらと雲がかかり、なんだかすごく幻想的な感じでした。

↓とてもきれいな夜景でした!麦汁をいただきながらゆっくり鑑賞したかったのですが・・・


 で、山頂で夜明けを見たいとも思っていたのですが、日の出まであと約1時間20分しかありません。
 まずはちゃっちゃと北の沢まで行ってくることにします。
 まだ真っ暗な登山道をちょっと急ぎ足で抜けて、北の沢口には3時2分に到着。

↓北の沢登山口の看板。


 時間に余裕がないと思っていたので、すぐに折り返して山頂に向かいます。
 でも途中で時間にやや余裕がでてきたのに気付いて、またゆっくりモードに。

 2度目の山頂には3時43分到着しましたが・・・思い切りの雲海です!
 日の出まではまだ10分以上かかるので、またのんびり麦汁をいただきながら待ちます。

↓雲海に日の出。こんなすばらしい朝日が見れてよかった!満足です。


 日の出を見終わったら、明るくなった登山道を下り、旭山公園口へ。

↓旭山公園口。山頂から約1時間の4時58分到着。ここでまた麦汁をいただきながら休憩。


 折り返して長い道を戻り、3度めの山頂は6時8分到着。

↓青空万歳!麦汁万歳!もう雲海はなくなって青空が広がり、景色ばっちりな感じです!


 天気がいいのはうれしいのですが、かなり暑くなって来ました。
 そして麦汁もなくなったので、慈恵会口に降り、仕入れることにします。
 GPSの電源が切れていたため、正確な時刻は不明ですが、7時頃の到着だと思います。

↓満車の慈恵会口のお寺の駐車場。朝なのにもう路上駐車しまくり状態になってました。


↓命をつなぐセイコーマート(笑)ここでいろいろ補給。


 セイコーマートで100円のパスタやおにぎり、麦汁などを買い、店の前で食べました(^^;)
 お腹一杯になってちょっと休憩したら・・・4往復目に突入です!
 暑くてのたくた登っていると、小学生や女性登山者に追い越され・・・なんか情けない気持ちに(苦笑)

 で、4度目の山頂には8時1分に到着。
 山頂のお堂で読経が始まっていました。

 
↓麦汁を仕入れたので、また山頂でのんびりいただきます。


 15分ほど休憩して・・・一番長い小林峠へ。

↓T6分岐から小林峠へ向かう登山道。 


↓小林峠入り口には9時22分到着。3人ぐらいの方が休憩していました。


 ここでまた麦汁をいただき、5往復目に突入しますが・・・死ぬほど暑いです。
 朝から蒸し蒸しでもうなんか体中の水分や塩分が出尽くす感じです。
 「なんでこんな日にこんなことしてるんだろう」という気持ちになります(苦笑)
 もう眠くて睡眠歩行に突入したりしながら5度目の山頂に。

↓10時40分到着。もう本当ににぎやかな山頂。自販機で飲み物を買って休憩。


↓ちょっと休憩して下山。スキーの少年団?がゲレンデを駆け下りていきました。 


 スキー場の駐車場には11時30分到着。
 1セット5往復に10時間もかかってしまいました(涙)
 暑いから仕方ないのですが、前回6往復したときは9時間半で6往復ですから、比べると相当遅いです。

 ここで塩分補給ということで、カップ麺をとおにぎりを食べて、お酒も飲んで大休止することにします。

↓カップ麺は汁まですべていただきました(苦笑) 暑いけどめちゃめちゃおいしかったですね。

 

 30分休憩して暑くてバテバテで、もうこれでやめようかなー、と思ましたが・・・
 とりあえず去年以上の7往復は達成しておこうと思い、出発することに決めてTシャツを着替えます。
 それでももうなんだか気合が入らないので、一番短い北の沢コースへ向かうことにして、再スタートしました。

↓ますますにぎやかな6度目の山頂。12時47分到着。観光客だらけですね。


↓北の沢登山口。13時39分着。


 7往復目に入ると暑さと寝不足から足が出なくなり、睡眠歩行に突入してしまいました。
 はっと気がつくと、どこだかわからないところにいて、めちゃめちゃ動揺!
 知らないうちに枝道に入り込んでいましたが・・・GPSを見て登山道に復帰しました(苦笑)
 そして暑くて眠くてもうだめだー、と思いながら7度目の山頂に。

↓曇ってもやがかかった山頂。14時34分着。今度はなんだか急に寒くなってきました。


↓初めて入った登山者休憩所。寒くなったのでトイレに寄って、長袖シャツを着込みました。


 とりあえず8往復目もなんとか行けそうな感じなので、慈恵会コースにゆっくり降りることに決定。

↓馬の背でものんびり麦汁休憩(笑)お地蔵様すみません。帰りのこともあるので、これを最後の麦汁にします。
 

 慈恵会登山口に着き、15時40分にまたセイコーマートへ。
 またしても店の前で座り込んで勝手に飲食(苦笑) ←なんかみすぼらしい感じです。お店の方ごめんなさい。

↓120円のボンゴレビアンコ。おいしかったです!おかわりしました(笑)


 暑さが和らいだのもあってか、しばらく休憩して飲食したらしたら少し力が湧いてきました。
 

 8度目の山頂には16時49分着。
 で、山頂で若い女性が写真を撮ってくれるサービスをやっていて、今日何度か声をかけられました。
 無料だというので、まあ記念にってことで撮ってもらいました。

↓8回目の登頂記念(笑)バックのハートが怪しいですね。


 一応無料なのですが、向こうでも写真撮って1000円で希望者に販売する仕組みです。
 そちらはお断りしました・・・すみませんm(_ _)m

 さて、10往復するには、この後長い小林峠と旭山公園を往復して、最後はスキー場に降りなくてはなりません。
 もう今は5時なので、終了時刻はもしかすると12時近くなるかもしれません。
 相当迷いましたが・・・行きます!

 まずは暗くならないうちに寂しい小林峠へ。
 馬の背を過ぎるともう誰にも会うことなく、登山口に到着。

↓18時8分小林峠着。


 日没を山頂で迎えたかったのですが、ちょっと無理そうです。
 焦らずゆっくり折り返して9往復目に突入します。

↓日没が近くなってきましたが・・・山頂はまだちょっと遠い感じ。 
 

 9度目の山頂は日没を少し過ぎた19時20分過ぎ。(たぶん。GPS電源がまた落ちてました・・・)

↓たそがれ時の山頂には照明が。


↓街にも灯りがつき始めました。


 疲れたのでここで長めの休憩をとって、ストレッチしたりアミノバイタルを飲んだりしました。
 そして19時43分、旭山公園口に向かって再スタート。
 あと1往復半です!

 で、降りていくとここで突然ガスがかかってきました。

↓夜にガスがかかると歩きにくいですね・・・。


 ヘッドライトをつけても視界不良で、スピードが上がりません。
 暗くて見通しが悪くて景色も見えず・・・まあ、つまんない登山ですね(苦笑)
 お地蔵様にあと1往復半、面倒見てくださいとお願いしながら歩きます。

 だんだん足が疲れてきたところで視界不良で・・・特に下りではスリップして苦しみました。

↓少し降りるとガスが消えましたが・・・階段でも転ばないように、ストックを使ってゆっくり降りました。 


 旭山公園口には20時48分着。

↓なんとか着いた登山口。あと1往復分で終了です。


 ここでまたスポドリを飲んでストレッチをして・・・いよいよ10往復目に突入です。
 で・・・ここからが本当に長く感じました。
 疲れてペースがすっかり落ちて、暗くて寒くて酒も飲めなくて(笑)
 まあ、ほんとに苦行ですね。
 それでも歩いていると着実に山頂は近づき・・・22時12分、ついに10回目の山頂に到着。

↓10回目の山頂からの夜景は、雲がかかってまた不思議な感じでした。

 

 よかった・・・。
 あとは降りるだけです。
 寒いのでジャンパーを着て休憩。
 あとはゆっくり怪我をしないように下山することにします。

↓スキー場のゲレンデコース。急斜面は・・・怖くてのろのろ降りました(苦笑)


 ゲレンデコースは結構滑りやすくて、疲れた足にはきつくて超ゆっくり降りたのですが・・・
 緩斜面に出ると楽になり、「最後だし!」って思って、一気に駐車場まで駆け下りました(笑)

 22時59分駐車場到着。
 21時間半の山行が終了しました。
 まあ、ほんとにノロノロの亀山行でしたが、夏山シーズンの初めとしては上出来です。
 あとは、もう少し体重落として早く歩けるようになればOKかなー、と思いました。


 GPSトラックです。
 最近GPSの調子が悪く、ちょっとしたことで電源が切れてしまいます。
 休憩などでザックを置くと、そのショックで切れるようです。
 なので、登山口から山頂までなどが直線になっているところが4箇所くらいあります。





 距離は正確ではありませんが59kmくらい。
 累積標高もたぶんもっと少ない5000m代ではないかと思います。
 で、麦汁等の消費量は4.45Lでした。(1時間仮眠前の0.7L含む。うちアルコール3%の果物系飲料が1.05Lです。)

 終わってみて、達成感はあったものの・・・普通の人から見ると「バカだよなー」という企画ですよね(苦笑)
 51歳にもなってこんなことやってる奴あまりいないと思います。

 でもバカなので・・・仕方ないのでもう少しこんなことを続けたいなと思います。

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馬追丘陵の北端から南端へ 平成25年6月8日(土)

2013-06-10 22:03:57 | その他の道央・夏山
今日は夏山に向けた体作りということで、麦汁を飲んでゆっくりと長距離のジョグ&ウォークをすることに。
まだ体重が重いので、夏モードの体にしていくために高低差の少ないトレーニングを、という作戦です。

で、自分のよく行く馬追丘陵ですが、いったいどこからどこまで続いているのか、と疑問を持っていました。
ウィキペディアを見ると、次のように書いてあります。
「馬追丘陵は、最北端は空知管内夕張郡長沼町の東部から、最南端は胆振管内勇払郡 厚真町の北西端にまで至っている。
 全長は約50kmで幅は5~8kmであり、北高南低のなだらかな背斜丘陵を形成している更新世段丘である。
 最高点の標高は275mである。」

↓馬追丘陵は南北に長いんですね。北側の方しか行ったことがありません。


そんなことで今回は、馬追丘陵の北端からスタートして、南端を見に行くことにします。 ←ちょっと強引

まずは、自宅をチャリで5時56分にスタートし、栗山駅に向かいます。
チャリは栗山駅に置き、あとでJRに乗って回収に行くという作戦です。

↓早朝の国道274号北広島市共栄付近。自宅の近所です。


チャリで疲れては元も子もないので、コンビニに寄り道して休憩しながらのんびり進みます。
そしてコースの下見も兼ねて、長沼スキー場のそばを通過して栗山駅に向かいます。

↓道道337号からスキー場への入り口。こんなサイロがあったとは。


栗山駅には約2時間かかった7時55分に到着。
悲しいことにここまででちょっと疲れてしまいました。 ←予想通り(苦笑)

↓すごくかっこいい栗山駅。初めてですが・・・驚きました。


トイレに寄って、飲み物を飲んでちょっと休憩して・・・8時2分、さて、駅前をジョグで出発です。

ちょっと進むと小林酒造が。
ここのどぶろくがとてもおいしいと聞きました。
寄りたいけど、まだ開いてないですね(笑)

↓なんかすてきな小林酒造。今度ここで飲んでからジョグという企画もいいかなー、と思ってしまいました(笑)


もうちょっと進んで夕張川まで行くと、長沼スキー場が見えてきます。
ジョグ&ウォークで進み、45分ほどかかってスキー場のそばに到着。
ここから麦汁を飲みながら歩きます(^^;)

↓天気も良くて・・・麦汁もうまいです!


↓スキー場からの景色。ここの景色は大好きです。


長官山には9時12分到着。
麦汁を飲もうと思いつつ、静台までとっておきます(笑)

長官山をゆっくりと駆け下り、馬追温泉の自販機でいろはすを買って飲み、のんびりと静台へ。

↓静台で、長官山に向かう遊歩道。「澄み切り」けっこうイケてますね。


ここからは音楽を聴きながら淡々と進み、遊歩道を抜けて由仁林道に入り・・・
国道274号へ向かいます。

↓274との合流点。11時50分、ここでまた麦汁休憩です。


さて、ここからは初めて歩く道です。
丘陵の中を抜ける道はないので、GPSを見ながら丘陵の東側の道を南下します。

↓このへんは東千歳になるようです。ちょっと離れた感じで馬追丘陵が見えます。


コース取りをきちんと検討していなかったのでここでちょっと考えます。
まっすぐ馬追丘陵沿いに行くのもいいのですが、麦汁が不足してひもじい思いをしそうです(苦笑)
なので、ちょっと遠回りですが、地図上で学校もあって集落もありそうな道道234号方向へ向かいます。

↓麦汁を求めて大きく遠回りしました(苦笑)


しかし、残念ながら途中にあった東千歳のJAの支所には麦汁は売っておらず・・・
道道に出ても全然店がなくて、結局麦汁は調達できませんでした(涙)

さらに道道234は途中から歩道がなくなりとても危険な感じです。
仕方なくまた少し遠回りですが、西側の農道に入ります。
農道は静かで快適で・・・畑もきれいで良かったです。

↓ちょっと斜めですが、畑がきれいでした。その向こうに馬追丘陵が。


追分に入ると、昔よく追分メロンを買ったお店があったので立ち寄ると・・・
おおっ!!
札幌クラシックの富良野ビンテージがまだ残っています!
喜んで2本1Lを買い、ゴクゴク飲みました(笑)

↓お店の前で。うまかったです。


そして追分では、是非行きたい思っていた馬追丘陵の山のひとつ、安平山へ向かいます。

↓安平山スキー場入り口。


スキー場ゲレンデから登り・・・15時18分、山頂に到着です。

↓山頂には石の標識が。


↓長沼方面にさっき歩いた山々が。馬追丘陵北側がきれいに。


ここは今日の目標のひとつだったので満足しました。
天気もよくて景色は最高でした。
ちょっと休憩して再スタートして・・・途中でまたのんびり麦汁休憩をしながら早来方面へ向かいます。

↓橋本牧場の看板が見えて、早来だなー、と(笑)


早来には安平山山頂から3時間かかって到着。
コンビニで麦汁や食べ物を買い休憩。

・・・さてもう夕方18時30分です。
ここでやめる選択もありましたが、まだ少し歩けそうなので、南に進み馬追丘陵南端に向かいます。

少しずつ日が傾き、ガスが出てきましたが、早来を出てしばらく進むと・・・
おおっ!!
馬追丘陵南端らしきものが見えました!

↓馬追丘陵南端(たぶん)見れて良かった(笑)


なんとか今日の目標を達成しました。
で、あとは帰るだけですが、このまま沼ノ端まで歩き、千歳線で北広島に帰ることにしました。
チャリの回収はまた今度にします。

暗い道をのろのろ進み、途中でコンビニに寄って、麦汁をいただきながらジョグ&ウォークし・・・
21時半過ぎに沼ノ端市街に到着して、またコンビニで休憩。

ここまで来たらもうすぐ海なので、行っちゃおうかなーと思ったりもしました。
でも翌日は早朝からイベントの準備をしなくてはならないのでそろそろ帰ることに。
まあ、かなり疲れましたし(苦笑)

9時54分発のJRが少し遅れてくれたので、それに乗って北広島へ。

↓沼ノ端の駅も初めてでした。


JRに乗ると乗客がこちらをジロジロ見ます。
どうしてかなーと考えると・・・頭にヘッドランプを装着してましたね。
まあ・・・酔っ払って顔赤いし、なんか怪しい人ですよね(苦笑)

GPSトラックです。





区間1がチャリで区間2がジョグ&ウォーク。


沿面距離でチャリが24km、ジョグ&ウォーク66km。
今日の麦汁消費量3.75L(笑)

北広島の自宅には11時前に到着。
のろのろジョグ&ウォークでしたが疲れました。

体重が去年より4kgくらい多くて、まだ体力も去年のレベルに戻りません。
今月もう少し鍛えて、なんとか夏に長距離登山がしたいところです。


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暑寒別岳 しつこくスキー 平成25年6月2日(日)

2013-06-06 23:10:58 | 樺戸・増毛山塊・冬山
 今年はもうスキーは終了!・・・のはずでした。
 この日も夏山に向けた長距離飲酒歩行訓練を予定していたのですが・・・
 O畑氏の「暑寒別でラストランはどう?」という誘惑に敗北し、またスキーに行くことに。
 ああ、これでまた夏山に向けた体作りが遠のきます(苦笑)

 で、いつもどおりレジャーということで車中でたっぷり麦汁をいただき、朝9時に暑寒荘に到着。

↓準備するO畑氏。もうすっかり暖かくて初夏の雰囲気です。


 で、トイレを借りようと暑寒荘の方を見ると、なんか不思議な感じです。

↓暑寒荘。なんか、たくさんの布のようなものがにぎやかに・・・。


↓階段を上がると、こんな感じ。思い切りたくさんの布団を干してました。


 小屋の前で作業していた方のお話しを聞くと、山小屋開きの準備をしているとのこと。
 「雪が多いので、迷わないように立てるんだよ」と、登山道用の目印の旗を作ってました。

 焼肉の準備もしているようで・・・ちょっとうらやましい感じです。
 うちらも焼肉セットも持ってくればよかった!

 で、昨日までは林道から上がるコースが雪がつながっていたそうです。
 それならばということで、今日は夏道側からではなく、林道から登ることにします。

 で、9時20分、スキーを履いて出たものの・・・残念ながらすぐに雪が切れてシートラに切り替え(涙)

↓スキーを担ぐO畑氏。林道は雪が途切れがちで1km弱つぼで歩きました。


 まあ、これだけ暖かければ、あっという間に雪も解けちゃうんでしょうね。
 もう、Tシャツでも汗だくです。

 ちょっと道に迷いながら、1時間20分ほどかかって尾根に到着。
 ここで麦汁タイム。
 普段飲まないO畑氏もひとくち飲んで「うまい!」って言ってましたね(笑)

↓残雪に春もみじがきれいでした。麦汁飲みながら景色を堪能しました。


 青空と残雪の白、そして新緑を楽しみつつ、暑くて死にそうになりながらのたくたと登り・・・

↓暑さと闘うO畑氏。残雪に新緑が不思議でした。


 時々だらだらと休憩して麦汁をいただきました。
 もう本当に、「夏スキー」という感じでした。

↓今日は本当に麦汁のうまい日でした!もっと持ってくればよかった・・・。


 でも暑くてへばってなかなか進みません(苦笑) 
 大斜面のが見えるところまで来るのに3時間半・・・。

↓山頂はあの向こう。・・・遠い・・・。


 途中で登り返すテレマーカーの方に抜かれつつ、苦労しながら大斜面を登り・・・
 14時になんとか登りきりました。
 山頂まであと少しですが・・・ここでなんとO畑氏が昼寝を宣言(笑)
 それじゃあということで、スコップを出してO畑氏の寝床を作り、自分はとりあえず山頂を目指します。

↓雪の融けた夏道。


 スキーを担いで、のたくたと山頂へ向かいますが、突然ガスが出て、寒くなってきます。
 14時28分、なんと出発から5時間もかかって山頂に到着です(苦笑)

↓久しぶりの山頂。誰もいなくてなんかさみしいですが、麦汁はいただきました。


↓期待していた景色はまったく見えませんでした(涙)
 

 暑寒別岳での景色は今回はだめでしたが、考えてみると今まで登った5回中3回はばっちりでした。
 3勝2敗なので、まあいいことにします。

 あとは急ぎO畑氏の元に戻り、下山することに。
 ガスのせいでO畑氏の居場所がわからず、「おーい!」「おーい!」と呼び合って確認。
 
 滑り始めの最初の方はガスっていましたが、徐々に晴れてきていい感じになりました。
 で、動画です。

↓O畑氏 その1



↓O畑氏 その2



↓自分。



 もうかなりガタガタ斜面で、ファンスキーではなかなか思い切って滑れませんでした。
 最後は雪の無くなるところまで林道を滑り、最後はまたシートラ。

↓O畑氏 その3 林道をしつこく滑るO畑氏。



↓林道を歩くO畑氏。


 暑寒荘に戻ったのはなんと17時。
 長い1日でした。

 GPSトラックです。







 帰りは岩尾温泉あったまーるに寄って帰りました。
 すっかり日に焼けて、手や首が痛くて大変でした(苦笑)


 おまけ。
 登り返して滑っていたテレマーカーの方。
 ちょっとだけお話ししました。
 見てくれるかな・・・。 




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