語学に本当に奔走中(旧子供の夢をかなえたい 旧英語に本当に奔走中)

娘Noneは現在某国公立大学生、今年院を受験予定。現在自分はジオシティーズ時代からのネット界の知り合いを捜索中。

CMと男女平等

2011-01-09 18:11:23 | グチ話
ニチイ医療学館で医療事務の資格を持っている女性がお見合いをするCMに問題を感じている。

出産後も働いて家系を助ける覚悟のある女性を、あたかも男性側の母親に嫁の選択権があるみたいな内容になっているのが娘をもつ親として納得しがたいのだ。

「うちの息子こそよろしくお願いします。」だろう、そこは、とツッコミたくなるんである。
(というか、いいお家みたいに見えるので、嫁コキ使う気満々みたいに見える)

CMは資格の通信教育とか講座の宣伝盛りだね。

昔大阪市立大学の市民講座でCMが家庭像をイメージづけるとして、男女平等社会を実現するためのCMのあるべき姿のような内容を女性学の観点から習ったことがある

特に問題にされていたのは、洗剤などのCMにあたかも専業主婦のような人が「洗濯、炊事、掃除は女性の仕事」というような姿でテレビに出てくることがまず一つ

男女共働きなら洗濯を男性が任されてもいいはずで、そういうCMもあっていいし、洗濯というものがいかにも家事に専念できる女性のものであるかのような像ばかりが強調されることに問題があるのだそうな

こういう団体は問題があると思われるCMに抗議をして男女平等をうったえたりするそうな。

ほかに、本来健康管理は各個人のものであるのに、家族の健康管理が母親の任務であるかのように放送される薬品のCM

缶コーヒー、車、タバコのようにダンディズムを強調したがる商品に多い、女性をただの飾り物のように扱っているように見えるCM

などがよく問題になると言っていた。

私がその講座を聞いてから約15年経つ。

一時はボールドのように男性が洗濯をするCMが出たり、トイレやお風呂を旦那さんが掃除するCMが出たり、女性が乗る車のCMができたり、薬品のCMに男性が出るようにもなった。

でも、ときどき、「あ、このCMは女性学とかやる人が問題視しそうだな」というCMはある。

私自身の意見としては、男女共働きの多い現代で、女性が家計を助けているのだから、男性が家事を助けているイメージというのをもっと良くして男女参画社会を推進する力としてのCMやドラマがもっとあってもいいと思っています。
(そういうのって、昼ドラでしかやってない気がする)

実際働いている主婦をパートナーにする男性にできる家事をアドバイスする形での商品を開発したり、またそれをCMすることは悪いアイデアではないと思うのですが

まあ、今日はちょっとニチイ学館の医療事務のCMがムカついてしまったのでこんなことを書いてみました。

働くという形で社会貢献できる子に自分の娘をしたいと思っているために、娘の労働力まで嫁ぎ先の収穫物みたいに見做しているCMはちょっと黙っていられませんでした

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