年末にニール・ヤングの新譜がリリースされました。
新譜といっても新録ではなく、過去の未発表ライブです。
1970年11月30日から12月2日の3日間、D.C.のセラー・ドアというミュージッククラブで行われたソロライブ。
セラー・ドアのライブは3日間、6回行われたようなので、可能性としては6回分のテープからのベスト・セレクションかも。
もし6回分すべて録音されているなら、CD1枚とはいわずにすべてフル・ボリュームでリリースしてほしいものです。
ニールヤングのツアー・デイトやその日のセットリストを調べるときは、sugarmtn.org というサイトを頼りにしているんですが、このセラー・ドアでのライブについては録音テープは存在しないとされているので、今回のリリースは貴重なものかもしれません。
ニールのソロライブには、聴いているこちらがヒリヒリとした孤独感で辛くなるものもありますが、このライブは終始楽しい気持ちで聴けます。
それにしても、ピアノの伴奏による「シナモン・ガール」はなんともはや、かなり珍妙です。