昨年の「世界万年筆祭」では、プラチナ#3776の芭蕉を購入。
美しいシャルトルブルーの軸に映えるシルバーのプリントにやられました。
そして今年の祭では、パイロットのカスタム742 18Kを購入しました。
イベントなどで限定販売される万年筆は、軸の色をデフォルトカラーと変えているものが大半で、ニブの刻印を変えてあるのがたまに見つかるくらい。
しかし、今回購入したカスタム742は、「18K」。そう、通常のカスタム742には14金のニブがついているのに対して、 18Kつまり18金のニブがついているんです。
軸の色、ペン先の刻印にとどまらず、その素材まで変えてくるとは、パイロットさんもやってくれます。
というわけで、2年連続で祭で万年筆を買うことになりました。
軸の色はレッドとブラウン。朱色に近いレッドも良かったんですが、この万年筆は、他のパイロットの限定品と同じように、天冠と尾錠はデフォルトの黒なので、より目立たないブラウンを選びました。
18金のペン先には、"MITSUKOSHI LION 100th"と刻んであります。
これは三越の象徴のライオン像が設置から100年を迎えたことからきているようです。
どうせなら、セーラーの限定品のようにライオンの横顔をモチーフにしたデザインのほうがよかったんですが、それは無いものねだりというものです。
やや変則的ですが、初めてのカスタム742です。
私は、2012年に神戸を訪問した折、Pen and message.にて購入して以来、万年筆は買っておりませんな。
欲しいと思うような万年筆が出てこない。
私は、ペン先はシンプルなのが良いと考えます。
「Less is More」ですよ。
物欲からなかなか脱却できない60歳です。
以前ほどではないにせよ、年に2〜3本は行ってしまいます。
「ペン先がシンプル」とは、刻印のことですか?
文字化けしたようですが、年に2,3本です。