松の内が過ぎ、今更新年おめでとうございますでもありませんが、
あらためまして、謹賀新年、そして、
心より皆さまのご多幸とご健康をお祈り申し上げます。
旧年中に賜りました数々のご厚情に感謝申し上げますと共に、
本年も変わらぬご厚誼をよろしくお願い申し上げます。
昨年いよいよ年の瀬もおしつまったころ、慌てて、ネズミ関連の絵などを探しました。
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好きで集めた Royal Doulton ブランブリーヘッジ ティーポットやカップ&ソーサーのコレクションもいくつか撮影してみました。
結局不採用となり、百年前の六枚折屏風の中の炬燵の図から、年賀状は編集しました。
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十二月二十五日、天神様のおでまし日。一月二十五日までいらっしゃいます。その家の長男にだけ、母方実家から贈られる学問の神様への崇拝、ジェンダーのあれこれをいう現代では考えられない習慣です。
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前座敷、
念頭のご挨拶に来訪なさったお嫁ちゃんのご両親の内、おかあさまと、ムスコ夫婦、そして私とがこの部屋で、音楽談義に花を咲かせました。
おかあさまは、昨年末に、娘であるおよめちゃんと会って、東京銀座のヤマハ楽器で、リコーダーを求めて今年はさらにリコーダーにはまる一年にしたいと、目をきらきらさせていらっしゃいました。
私は普段、この部屋で拙いヴァイオリンの練習をしているので、ムスコの指導?のもと、およめちゃんも、おかあさまも、私の楽器を弾いてご覧になり、みんな、興奮な時間を共に持ちました。来年のお正月は、むこうのおかあさまと、私と合奏しましょ、リコーダーとヴァイオリンとで、とこどものように約束をして、心弾ませました。
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後座敷では、食べ尽くせないお節を前に、飲まず、食べず、でむこうのおとうさまと家人が世相のころ、会社員時代のこと、など語ること語ること。
1月2日は午後1時から6時までの宴がこのように仲睦まじく行われました。