最終章だけど、、、

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プラチナ・ジュビリー

2022-06-06 15:42:31 | 日記
在位が70年4か月になられるという英国エリザベス女王のお祝いは、プラチナ・ジュビリーと言われ、英国内のみならず、世界中から祝意が届けられたそうです。
パディントンの登場や、その際の女王のすてきな対応も、お見事でした。

タータンチェック(これは正確にはスコットランド産なのでしょうが、バーバリーやダークスは、UKの看板でもありますし、)と紅茶が大好きで、英国も好きになった私です。ムスコには3歳から18歳までダッフルコートを着せました。

ただのミーハーとして、女王殿下をお祝いするのも不謹慎ですが、遠く東の外れより、祝意を表したいと思います。
日本の皇室でも、昭和天皇の即位60年のとき、お祝いがいろいろな形で、行われました。記念硬貨以外に、西陣織の掛物を求めてお正月に飾っています。

今回は英国のことだし、六月のバラということもあって、バラ園の話題にでも発展できるとよかったのですが、出不精はいつものことで、何とか梅雨前にはちょっとだけバラ園ものぞいて来ようと予告しておきましょう。

で、相も変わらず、ささやかな和のほうへ。。。

ブログ友(こころ友)のブログの今回の話題は、ホタルブクロをはじめとしてお庭にある山野草のこと。
初夏のこの時期は紫と白い山野草が特に慰めになります。私の庭にはありませんが、ホタルブクロ、いいなあ~~


一輪だけですが、八重咲のドクダミと名前を忘れた小さい花。私の文机の上に置いて満足しています。
同じ部屋(茶室の茶道口にもなっている水屋です。4畳弱の狭さ)の反対側の棚の上にシャクヤク一輪。茶花の風情はありませんが、つぼみで行けた時は楚々としていました 笑)



ここからが、私にとって本題です(大袈裟な~~)
私の最も好きなこの時期の山野草、それは「キョウカノコ」です。漢字では京鹿子と書くらしいです。つぶつぶが鹿子、絞りのよう、ということでしょうか。鮮やかな(濃いピンク)赤色です。白いのもありますが、私は赤いのが好きです。
先日、とある花屋さんで見つけて10本ほどあったのを買い占めたら悪いと思い、それでも7本くらいは買い求めました(笑)
自宅の両親の遺影の前と玄関ホールに生けた以外はこの陋屋へ。


ニューサイランとカラーと一緒に生けました。だいぶ開いてしまいましたので、風情は半減、でも葉っぱの端までみずあげができていて、まだ見られます。

茶室には、矢車草とカワラナデシコなどと一緒にちょっと入れすぎました。メインはキョウカノコ!


やっぱり庭に植わっているといいなあ。ネットで苗木を検索しましたが、ほんの小さい苗しか売られていないので、土の加減か、私の育て方が悪いか、できっとうまく育てられないような気がします。

でもダメもとで頼んでみようかしら。。。心揺れながら、最後に後ろ座敷へきました。


ここでは、キョウカノコは残っていなくて、ありあわせの花材です。
そんなことよりも、ですね。
掛物は「亀」なんです。今までこれは、お正月あたりに小間の小さい床の間に掛けていました。
ふとしたことで、「亀」は夏の季語と知るところとなり、はじめてこの床の間にこの時期掛けてみました。表装も地味めで、すっとこの場におさまりました。
ささやかな発見を重ねて、今年もこの時期、それなりの楽しみ方を実践して、こころは美しく時を重ねたいと思います。
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