いきなり寒くなりましたが、また暑さが戻るとの天気予報もあり、夏もようから冬もようへの支度をためらっていました。
今回の三連休中に、当地方面を仲間と旅する計画があるので、できたら、ちょっとお会いしたいとの連絡があったのは、室内が冬仕様だったころ。
天候不順もあり、すっかりその案件を忘れていました。コロナ禍の進捗状況?も懸念され、半信半疑の案件でもありました。
それが先月末に再度連絡があり、先方の旅計画は決行する運びとなり、ついては、当地にも立ち寄りたい、大勢を引き連れての邂逅では、不安があるなら、自分だけ玄関先にお邪魔したい、とのお知らせでした。
一行は総勢6名とのこと。お茶を一服お出しするだけですが、と快諾しました。
曇り空ながら予定の13時半まで何とか雨には見舞われず、予定より15分早く、到着されました。「少し早いですが、お伺いしてもいいでしょうか」との電話があり
どちらにいらっしゃいますか、お迎えにあがります」と申しますと「お宅の前におります。6人で」とのこと。慌てて、庭下駄をはいて、門まで走りました。
六人には、最初、後ろ座敷で、煎茶を。ちょっとした当地の軽いお菓子と。
お茶席では、最初のお茶は、昆布茶とか桜茶とか、時には白湯の場合が普通です。全てが略式の心づもりのちゃっかり手前勝手作法の私は、それでも、いつもどおり、心をこめて、お淹れした煎茶です。
皆さんが、口々に「なんと美味しいお茶なのでしょう」「よほど高級なお茶なのでしょうね」などお褒めくださるので、つい調子に乗りまして、わたくし、申しました。
「私は、常日頃お茶淹れ名人と称されております。家族にも、一度だけ到来の方にも、銀行員の方にも、友人知人にも、私のお茶をお褒めいただきます。
その秘訣は、あるとしたら、湯冷まし、ほんの少しだけぬるめになるまで頃合いを待つこと、そして、おいしいお茶をお出ししたいという私の思い、その二つです」とお返事したのでした。
後ろ座敷を待合にして、そこから二人ずつ、茶室もどきの小部屋に、庭から躙り口へ案内し、お薄とお菓子とを楽しんでいただきました。お茶名は「老松」(京都 美好園製) お菓子は「かのこ姫」(当地、不破福寿堂製)です。お茶は隔月にお煎茶、お抹茶、昆布茶を取り寄せているのでいつも潤沢にあります。お菓子は、前田利長の家臣だった不破家が、金沢から利家と一緒に当地にきて、のちに、前田家のお菓子処の専門職になったいわくつきの名家製。当然ながら不破家の墓所は、瑞龍寺にあり、前田利家のお墓近くに建立されています。(瑞龍寺は、我が家の菩提寺でもありますが、我が家は新参者なので、出口近く、門(国宝)から塀を隔てて真下にあります。余談です (笑))
不破さんのお店には朝早くに家人と一緒に出かけ求めてきました。帰りのお土産になるもの、と彼のアドバイスで、「桐紋」を選びました。
https://www.kanokomochi.co.jp/
かの林修先生が「日本一美味しい和菓子」と称されたお話をブログ内でご紹介したように思います。
全国のデパートなどでも扱っていますが、なんと、数年前に閉店した当地の大和デパートの地下、銘菓街からはデパート撤退のだいぶ前からテナントを離れていました。経営の才がある ともいえるのかも。。。
とにかく、昨日、予定の30分どころか、1時間以上滞在して地方のあばら家の風情を味わっていただくことが無事できました。
タイミングよく、その前々日と前日、日にちの設定もしていませんでしたのに、いつもの庭師さんが、剪定に加え、思い切っての除草(予想通り、お茶花とか苔の類もだいぶすっきりとってくれましたが。これは若い庭師さんの場合想定内です 。(笑))自宅にはびこっているキチジョウソウ、秋海棠など地下茎ごと、少し移植しておきました。自宅も続いて剪定してくれていましたが、移植の様子を見て、残してくれたようです。いつもは、陋屋の大きな松の木はレッカー車に上からの剪定ですが、今回は、とっても若そうな職人さん(しかもイケメン)と一緒にチョー長梯子に乗っての曲芸のような剪定だったようでした。
ここのところ、一切、写メなどしませんので、写真がありません。まだ庭が美しい間にでも、少しは、撮って、この場所にでも貼り付けたいと思います。結局できなかったのですが、庭の剪定前、剪定後の写真など、興味深いはずです。とってもロン毛だった男子が坊主頭ではないものの、五分刈りにしたような、それくらいの変化がありますからね。ではいったん、送信しておきます。
そうそう、ご一行さまは、先程、帰路に就くべく、最後に、白エビ、ブリなど、海の幸を物色中とのメールをいただきました。無事帰阪されることを祈っています。
秋の日は釣瓶落とし は文字どおりでしたΩ\ζ°)チーン
先程陋屋まで車で駆け付けましたが、もううす暗くなっていました。5時にもなっていないのに。
撮った順に4枚貼り付けます。
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↑
樹齢150年の松の木。台風や大雪にも耐えて、こうして剪定を終えると丸坊主っぽいので、ちゃんと光合成ができるのかな、とちょっと不安もありますが。春から夏にかけて心配をよそに繁茂するのです。選定しないと風通しが悪くなって腐ったり(松枯れ病)元気を失くします。地面の底深くに水のたまりもあるのでしょうか。。。
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或る程度の暗さになると自動的に照明がつく中門です
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ほぼ除草が完了したのが分かります。ただもう少し移動して中門から西寄りは、まだまだミョウガだけや、シダ類が残っていました。目立つほど大きくなったミョウガたけをいくつかひきぬいたら、立派なみょうががごろごろついてきて、この3日ほどお味噌汁の具に活躍してくれました。20個くらいとれたので、あと10個あまりは、酢漬けか糠漬けにしてみます。
以上、画面が暗くて相変わらず鮮明ではありませんが、雰囲気のみ。
今回の三連休中に、当地方面を仲間と旅する計画があるので、できたら、ちょっとお会いしたいとの連絡があったのは、室内が冬仕様だったころ。
天候不順もあり、すっかりその案件を忘れていました。コロナ禍の進捗状況?も懸念され、半信半疑の案件でもありました。
それが先月末に再度連絡があり、先方の旅計画は決行する運びとなり、ついては、当地にも立ち寄りたい、大勢を引き連れての邂逅では、不安があるなら、自分だけ玄関先にお邪魔したい、とのお知らせでした。
一行は総勢6名とのこと。お茶を一服お出しするだけですが、と快諾しました。
曇り空ながら予定の13時半まで何とか雨には見舞われず、予定より15分早く、到着されました。「少し早いですが、お伺いしてもいいでしょうか」との電話があり
どちらにいらっしゃいますか、お迎えにあがります」と申しますと「お宅の前におります。6人で」とのこと。慌てて、庭下駄をはいて、門まで走りました。
六人には、最初、後ろ座敷で、煎茶を。ちょっとした当地の軽いお菓子と。
お茶席では、最初のお茶は、昆布茶とか桜茶とか、時には白湯の場合が普通です。全てが略式の心づもりのちゃっかり手前勝手作法の私は、それでも、いつもどおり、心をこめて、お淹れした煎茶です。
皆さんが、口々に「なんと美味しいお茶なのでしょう」「よほど高級なお茶なのでしょうね」などお褒めくださるので、つい調子に乗りまして、わたくし、申しました。
「私は、常日頃お茶淹れ名人と称されております。家族にも、一度だけ到来の方にも、銀行員の方にも、友人知人にも、私のお茶をお褒めいただきます。
その秘訣は、あるとしたら、湯冷まし、ほんの少しだけぬるめになるまで頃合いを待つこと、そして、おいしいお茶をお出ししたいという私の思い、その二つです」とお返事したのでした。
後ろ座敷を待合にして、そこから二人ずつ、茶室もどきの小部屋に、庭から躙り口へ案内し、お薄とお菓子とを楽しんでいただきました。お茶名は「老松」(京都 美好園製) お菓子は「かのこ姫」(当地、不破福寿堂製)です。お茶は隔月にお煎茶、お抹茶、昆布茶を取り寄せているのでいつも潤沢にあります。お菓子は、前田利長の家臣だった不破家が、金沢から利家と一緒に当地にきて、のちに、前田家のお菓子処の専門職になったいわくつきの名家製。当然ながら不破家の墓所は、瑞龍寺にあり、前田利家のお墓近くに建立されています。(瑞龍寺は、我が家の菩提寺でもありますが、我が家は新参者なので、出口近く、門(国宝)から塀を隔てて真下にあります。余談です (笑))
不破さんのお店には朝早くに家人と一緒に出かけ求めてきました。帰りのお土産になるもの、と彼のアドバイスで、「桐紋」を選びました。
https://www.kanokomochi.co.jp/
かの林修先生が「日本一美味しい和菓子」と称されたお話をブログ内でご紹介したように思います。
全国のデパートなどでも扱っていますが、なんと、数年前に閉店した当地の大和デパートの地下、銘菓街からはデパート撤退のだいぶ前からテナントを離れていました。経営の才がある ともいえるのかも。。。
とにかく、昨日、予定の30分どころか、1時間以上滞在して地方のあばら家の風情を味わっていただくことが無事できました。
タイミングよく、その前々日と前日、日にちの設定もしていませんでしたのに、いつもの庭師さんが、剪定に加え、思い切っての除草(予想通り、お茶花とか苔の類もだいぶすっきりとってくれましたが。これは若い庭師さんの場合想定内です 。(笑))自宅にはびこっているキチジョウソウ、秋海棠など地下茎ごと、少し移植しておきました。自宅も続いて剪定してくれていましたが、移植の様子を見て、残してくれたようです。いつもは、陋屋の大きな松の木はレッカー車に上からの剪定ですが、今回は、とっても若そうな職人さん(しかもイケメン)と一緒にチョー長梯子に乗っての曲芸のような剪定だったようでした。
ここのところ、一切、写メなどしませんので、写真がありません。まだ庭が美しい間にでも、少しは、撮って、この場所にでも貼り付けたいと思います。結局できなかったのですが、庭の剪定前、剪定後の写真など、興味深いはずです。とってもロン毛だった男子が坊主頭ではないものの、五分刈りにしたような、それくらいの変化がありますからね。ではいったん、送信しておきます。
そうそう、ご一行さまは、先程、帰路に就くべく、最後に、白エビ、ブリなど、海の幸を物色中とのメールをいただきました。無事帰阪されることを祈っています。
秋の日は釣瓶落とし は文字どおりでしたΩ\ζ°)チーン
先程陋屋まで車で駆け付けましたが、もううす暗くなっていました。5時にもなっていないのに。
撮った順に4枚貼り付けます。
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樹齢150年の松の木。台風や大雪にも耐えて、こうして剪定を終えると丸坊主っぽいので、ちゃんと光合成ができるのかな、とちょっと不安もありますが。春から夏にかけて心配をよそに繁茂するのです。選定しないと風通しが悪くなって腐ったり(松枯れ病)元気を失くします。地面の底深くに水のたまりもあるのでしょうか。。。
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或る程度の暗さになると自動的に照明がつく中門です
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ほぼ除草が完了したのが分かります。ただもう少し移動して中門から西寄りは、まだまだミョウガだけや、シダ類が残っていました。目立つほど大きくなったミョウガたけをいくつかひきぬいたら、立派なみょうががごろごろついてきて、この3日ほどお味噌汁の具に活躍してくれました。20個くらいとれたので、あと10個あまりは、酢漬けか糠漬けにしてみます。
以上、画面が暗くて相変わらず鮮明ではありませんが、雰囲気のみ。