最終章だけど、、、

日記や趣味を書く

たぶん、自分のことでしたら、こんなにカッカしませんが、

2022-11-12 18:35:05 | 日記
そして、次の日には、忘れて記憶の欠片も残らないはずです。

それが、3日目の今日もまだ忘れないでいます。ただし、もうカッカはしていません。

金曜日のお昼ごろだったでしょうか。
家人が、かかってきた電話に出ていました。
「3時ですか?それまでに行くのはちょっと無理かも。わかりました、で、担当のあなたのお名前は?」

家人が通常使用している銀行からだったそうです。もっとも、初めて連絡をもらった何とか支店から。
少し大げさに言えば、この銀行は、家人の、といいますより、我が家のメインバンク。地銀ですが、この辺では最大大手です。
結婚した時すでに、銀振でお給料は支払われており、退職金も、そして、最近では年金や税金、もうありませんが、以前には、貸していたマンションなどの小さな家賃、等々、我が家の全てを任せている金融機関です。

電話があったのは、45年以上関わりのある支店(準本店)からではなく、最近の各支店を統合するための新しい支店からです。新幹線駅のすぐそばにあります。
「こちらのミスで、××支店から当店に振り込む相手を間違えて、あなた(家人)の通帳に振込入金しました。つきましては、ハンコを持って、3時までに当店にいらしてください」という内容だったそうです。
家人は、まあ誠実な人なので、3時までにはわざわざ出向いて行って(車で10分程度しか離れていませんが、めんどくさいのは本音です)むこうのいうとおりの簡単な手続きをしてきたそうです。
「それは、大変恐縮されていたでしょ?そこの店長自ら、平身低頭でお見送りしてくれたでしょ?」と、私が好奇心たっぷりに聞きましたら「ぜーんぜん、あっ、どうもくらいだったよ」
「なんて失礼な。あっちのミスのために貴重な時間を割いて出向いたのに、プロ意識なし!頭にくるぅ!!!」
家人は、「自分が担当者の名前を失念して、淡々と手続したからかなぁ」とのんびり人のいいことを言っていました。

私は、遠きはるか昔のことを思い出しました。同じその地銀の私の口座にちょっとしたお金(2万円か3万円くらい?)が、県教委かどこかから入ってくるはずが、全く入金なしなので、確かめましたら、送り主は確かにちゃんと振り込みましたとのこと。
結局、銀行側のミスで、私ではない別の人の口座に入金されていたのがわかったのが、数か月後でした。私の照会に対しては、「間違いありません」と豪語した銀行側でした。
私は世間知らずもあって、自分が軽んじられた心地がして、そのときにその銀行の私名義の口座を解約し、以来、無関係の関係です。
人はみな、ミスはあるものです。
銀行さんだって、すべて自動処理ではなくて、人がぽちっと押してする動作もあるでしょう。そのときにどれくらい相手に納得されるように謝れるか、大切なことは今も昔も変わりません。

ところで、今日はとてもいいお天気でした。インディアンサマー、小春日和でした。
どこにも出かけませんでしたが、こんなにあったかいからもしかして?と我が家の庭に出てみると

白椿(露月)です。陋屋から挿し木したものです。



ついでに腰をかがえめていろいろ接写しました。

植木屋さんにほぼ伐採してもらったはずが、名残のようにこうして実をつけているむらさきしきぶ。


紫から白い花へと変化する吉祥草。


万両は実を結ぶのが遅いようです。


石製の親子カエルの向こうに真っ直ぐに伸びているのが橘で、百両でしたっけ?もう実が色もつけそう。
撮影はしませんでした(あまりの繁茂のひどさに)十両と呼ばれるやぶこうじも実はまだつけていません。
と、断言しそうになってよく見ますと、右奥に実をつけてはっぱもつややかなヤブコウジが見えました。赤松の木の
周り中がこのヤブコウジでおおわれています。
先日来のツワブキも、ヤブコウジも私の大好きな植物。私はやっぱり、ひっそり、静かに生きるのが共感するのですね(自分で言う?)

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