世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

pink and blue

2010-06-27 | ひとりごと











pink and blue
                              甦るティンカーベル・メモリー・・・・


  目が覚めたら、
  右手に   pinkの光の妖精が
  左手に   blueの光の妖精が
  ちょこんと手のひらに座って
  じっと 僕を見つめていた

 pinkの光の妖精からは
  愛らしい澄んだ音が
   聞こえてくる

  blueの光の妖精からは
    やさしい言葉の詩(うた)が
    聞こえてくる

pinkとblueの光の妖精は
  ティンクのように
  僕の部屋のなかを飛びまわり
  その光が交錯して
                    僕は 幻惑される

  ここは ネバーランド?

  そして 僕はピーターパン?
  それとも フック船長?

  ああ
 pinkと blue の光が
  僕の心を はるか遠く
  未知の世界へと誘っている

  耳の奥で 遠い未来の出来事が
  潮騒となって聞こえてくる

そして  僕は
    より自由になっていく・・・・・・・






      ティンカーベル・メモリー  ネバーランドの冒険後、現実にもどるウエンディに
                        ティンカーベルが、粉をふりかけてネバーランドでの
       記憶を消してしまう。
                        その消された記憶のことをティンカーベル・メモリー
                     というというが、前世の記憶をさすときもある。

           ティンク            ティンカーベルのこと。みんなにティンクと呼ばれている。






「男の子や女の子ひとりひとりに必ず妖精はいるはずなんだ。
でも、このごろの子どもって何でも知っているだろ
すぐに 妖精のことなんて信じなくなるんだ。
”妖精なんて信じないや”って言うたびに、
どこかで妖精がぶったおれて死んじゃうのさ」 *





帰郷









そうそう、ネバーランドの行き方はね
「二つ目の角を右に曲がって、それから朝までまっすぐ」*ね~





                                                                               *ピーターパン原作より