pink and blue
甦るティンカーベル・メモリー・・・・
目が覚めたら、
右手に pinkの光の妖精が
左手に blueの光の妖精が
ちょこんと手のひらに座って
じっと 僕を見つめていた
pinkの光の妖精からは
愛らしい澄んだ音が
聞こえてくる
blueの光の妖精からは
やさしい言葉の詩(うた)が
聞こえてくる
pinkとblueの光の妖精は
ティンクのように
僕の部屋のなかを飛びまわり
その光が交錯して
僕は 幻惑される
ここは ネバーランド?
そして 僕はピーターパン?
それとも フック船長?
ああ
pinkと blue の光が
僕の心を はるか遠く
未知の世界へと誘っている
耳の奥で 遠い未来の出来事が
潮騒となって聞こえてくる
そして 僕は
より自由になっていく・・・・・・・
ティンカーベル・メモリー ネバーランドの冒険後、現実にもどるウエンディに
ティンカーベルが、粉をふりかけてネバーランドでの
記憶を消してしまう。
その消された記憶のことをティンカーベル・メモリー
というというが、前世の記憶をさすときもある。
ティンク ティンカーベルのこと。みんなにティンクと呼ばれている。
「男の子や女の子ひとりひとりに必ず妖精はいるはずなんだ。
でも、このごろの子どもって何でも知っているだろ
すぐに 妖精のことなんて信じなくなるんだ。
”妖精なんて信じないや”って言うたびに、
どこかで妖精がぶったおれて死んじゃうのさ」 *
帰郷
そうそう、ネバーランドの行き方はね
「二つ目の角を右に曲がって、それから朝までまっすぐ」*ね~
*ピーターパン原作より