その愛は母性からくるのか?
善を求める人間性からくるのか?
それとも
信仰を持っているからなのか?
家族を養うために
自分の体を売りに出かけ
帰るとひとことも言わずにベットにはいり
壁に向かってその痩せこけた肩を震わせている
そんな
毎日を繰り返しながら
彼女は
汚辱と絶望と罪の苦しみの中に生きていた
でも
彼女は彼の殺人行為を知ったとき
彼を抱きしめ接吻をし
「あなたより不幸な人は この世にいませんもの!」
と叫んで嗚咽する。
やがて
彼は彼女の優しさに包まれて
愛というものを知る
深い優しさ 愛情 献身 ・・・・・・・
貴女を通して 女性の本性を感じた
そんな物語だった
Serenade for Strings - Ⅲ Elegie