今夜は娘がショートスティで
まあさんは ぼっちの夜
明日の朝食のパンをコンビニで買ったとき
おっ 見かけないハーゲンダッツじゃん
ハーゲンダッツは新しいのを見ると
だいたいチェックしているので買ってみた
いつもの通り
ハーゲンダッツのウイ奴は誘惑してくるのだ
まぁ 味は書くほどのものではなかった
食べて楽しむのもできるけど
見て楽しむのもイイかも
自灯明 という言葉がある
涅槃経に書いてあったと思ったけど・・・・
お釈迦様が この世を去られるときに弟子に
「 自分を拠り所とし 法を拠り所とせよ 」
と おっしゃられたそうだ
自分を拠り所とするのが 自灯明
法 ( お釈迦様の説かれた教え ) を拠り所とするのが 法灯明
自分を拠り所にするとは どんなことなんだろう
なんかね
自分の こころの中にどんなに小さくてもいいから
光を灯すことなのかな~
なんて考えている
60歳になってね
これからどうやって生きていこう
妻もいない
障害を持った娘の介護で自分の人生をほとんど使って
自分の幸せを追い求めることができない
そんな身の上でね
暗く沈んで行ったり
自分の幸せばかり追うのは
僕のスタイルじゃない
お茶目に 明るく おもしろく
そして 知的に
自分をコツコツと創りなおしていく
そして そこから出てきた光が
少しでも まわりを明るくする灯火になればいい
そんな覚悟が やっと出来た
ハーゲンダッツのオペラで思い出した
ずつと前に soapbox opera という詩を書いた
僕は貴女がほしかったけど
思い詰めて 家に引き返す子供のように
この気持ちを隠してしまった
でも
優しい微笑みとふつうの言葉に想いをのせて
貴女を慎ましく抱きしめたかった
だから 僕は言葉と聞こえないメロディーで
このoperaを演じることにしたんだ
それは 甘い妄想が許される
わずかなステージのひととき
春と冬とが交互に通り過ぎ
人々が忙しく行き交うステージに
貴女は上から降りてくる
それが このoperaの始まり ・・・・
そして
ありきたりの言葉の中で
このoperaは
終わるともなく終わっていく
あとは ごく当たり前の
普通の生活にもどっていくだけ
soapbox opera by まあ
こころ が固まっていかないように
こんどは 相聞歌でも書き綴って行こうかな・・・・