世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

死して朽ちず

2017-11-28 | ひとりごと










先日 こんな言葉に出逢った

「老いて学べば、則ち死して朽ちず」
           佐藤一斎 言志四録 より


この言葉を見たとき
自分が若いころ言っていた言葉を思い出した


自分の精神が自分の肉体を使い果たして死んでいきたい


そんな 生意気なことを口はばからず
恥ずかしくもなく 言っていた

若かったんだな~
と 今にして思う

その当時は真剣に生きていたし
そう思っていた

いや いつだって真剣に生きてきたんだけどね・・・・

でも 若いときは体力があって
まだ人生の時間がたくさんあるから
自分が死に近づくなんていう実感がなかった

今 還暦を過ぎて肉体的にも精神的にも老人になって
だんだん死が近づいてくるのを実感するとき

はたして 僕はこう言えるのかな・・・・

いや 口はばからず 堂々と言わないといけないな


オレは 自分の体を使い切って死んでいくよ
身体は朽ちても 俺自身は朽ちないよ

ってね

でないと僕が僕でなくなる


だからね
日々 少しでも前に進むんだ


老いて学べば ということは
これから身体と頭を鍛えなおすこと

そのために 身体と頭に
焼きを入れている

そんな覚悟ができた 今日この頃です








イノベーション


時は流れる・・・・

そして
環境も変わるし
求められるものも変わってくる

諸行無常とは
あらゆるものは変転していく
という意味だ

でも
同じ変転していくのなら
自分で自分の理想の姿を描き
自分の理想の姿を目標として
それに向かって変わっていきたい

僕は
諸行無常という言葉が
ものの哀れを意味する言葉とは
理解したくない

変わることを
強要されるのではない

自分で決めて
変わっていくんだ・・・・

自分の価値は自分で決める

自分の変わっていく姿は
自分で決める

それが
僕のスタンダード



               by まあ