世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

追憶の六月

2010-06-13 | ふぉと













追憶の六月



 


Adagio

2010-06-12 | Adagio













ガブリエル・フォーレ   レクイエム Pie Jesu



「 いつくしみ深き主イエズスよ
 彼らに安息を与え給え
 絶えざる安息を彼らに与え給え 」

何回もソプラノでこの歌詞が歌われる
そのメロディーの美しいこと・・・・


どうしょうもない
苦しみ悲しみが次々と襲ってくる
しかし
自分の力ではどうにもならない時がある

その時
苦しみ悲しみを受け入れて
その中で生きていくしかないことを悟る

このぎりぎりの悲しみの中で
はじめて切実に祈りをささげる

もう 祈ることしか出来なくなったとき
信仰が始まる

真剣にイエスの名を呼び
ただ 安息を願う

この切実さが この歌にはある

切実さから生まれてくる美しさ・・・・


このメロディーを聴くと
鎌倉・室町時代の阿弥陀仏信仰を思い出す
「南無阿弥陀仏」とメロディーをつけて唱えるのだか
そのメロディーがこの歌と似ていると思う

無常という言葉を連想させるメロディーを感じる・・・・





Pie Jesu






AKY 48

2010-06-12 | ひとりごと










前の金曜日に
上の二人の娘と買い物に行った
その帰り道
娘たちとの会話で
久しぶりに KYという言葉が出てきた
その流れで AKYという話になった

AKY ・・・・

KY は 空気が読めないのだけど
AKY は あえて空気を読まないということです

それで 僕は何となく

「 AKY48 なんて言ってな~ 」
と しゃれてみた

すると 娘が

「 あえて空気を読まない48歳かぁ~
おとうさん いくつだったけ 」
と 言ったので

「 53歳だよ 」
と 言って

「 まぁ このくらいの歳になると
空気を読んで 事を進めるだけじゃなくて
あえて空気を読まないで
嫌われることも
やらないといけないしな~ 」

と 言葉をつないだ
そしたら 娘が

「 そうだね~ 」
と 返事をした

娘たちも大人になってきて
それなりの苦労もしているのだなぁ~
なんて思ってしまった

いくつになっても
子供の成長は うれしいものだね




あいのわ