判明!
2006-06-26 | 写真
以前のログで登場していただいたアコヤガイの中に住んでいたえびの正体が判明いたしました。
カクレエビ亜科カクレエビ属のチョウガイカクレエビ Conchodytes tridacnae です。
甲殻類の専門家 千葉県立中央博物館 分館海の博物館 奥野 淳兒 様 より下記のように同定していただきましたのでご紹介いたします。
カクレエビ亜科カクレエビ属のチョウガイカクレエビ Conchodytes tridacnae という種で、インド・西太平洋熱帯域に広く分布しています。形態、生時の色彩ともに従来の記載に一致しました。日本では小笠原と八重山諸島から報告されており、これまで知られていた宿主はヒレジャコガイでした、柏島でシャコガイの個体数が少ないのであれば、今回の個体はシャコガイの代用としてアコヤガイを利用したものだと推察致します。
奥野先生ありがとう御座いました。
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