天気:晴れ 水温:24度 透明度:普通
天気もばっちりで、ボートの上では暑くって仕方ありません!! 透明度もやっとこさいつもの柏島に戻りつつありますよ。
先日から気になって気になってしょうがない、リシオスキリーナsp.(ウニシャコを地味にして巨大化させたようなシャコ)の土管のような巣穴の中にへんてこなエビが共生しているんです、じっくりと確認するために行ってきましたが、撮影は困難を極めまして・・・後ろ向きです。すみません。
右上のほうに移っているのがリシオスキリーナsp.でその巣穴の壁面?にくっついているのがなぞのエビです。 写真には1匹しか(それも後ろ向き)写っていませんが、4センチくらいのから1センチくらいのまでが何匹も居ます。 いったい何者なんでしょう?? 何度か通って同定できるような写真を撮れるように頑張ります~ (どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらご教授ください。)←かなり他力本願です(笑)
その近くで、ヒメヒラタイザリウオを発見です。 平べったくって黒くってイマイチ写真栄えしないヤツですね~
あ~このまま梅雨の中休みが夏休みになってくれないかなあ~
天気:曇り 水温:23度 透明度:少し悪い
ファニーの月岡さんに教えてもらった口の黄色いジョーフィッシュが卵を口いっぱいにくわえています。 ファインダー越しに見るとうっすらと目も見え始めています。 さすがにデジカメ写真では見えません・・・
あちらこちらで普通に見られるアカイソハゼが最近何だか変です!! 通常はホバリングせずに岩などに張り付いているのですが、この時期のアカイソハゼは大きなお腹を抱えたメスとオスがホバリングしている姿を良く見かけます。 婚姻色なのかどうなのかいつもと違った体色です。 そっと近づいて観察してると目の前で産卵シーンが見られるのかも??
ツボカイメンまわりで2センチもないようなタキゲンロクダイのチビが泳いでいます。 まだ少し体色もできっていないようで半透明な部分も残っています。 ツボカイメンのピンクと絡んでいい絵になりそうです。
最後に、久しぶりに登場のナガレモエビ属の1種です。 まだ少し小さいですが背中の部分をじっと見つめると顔のような部分があるんですよ! (このカットでは少し分かりにくいですけれど・・・・・)
判明!
以前のログで登場していただいたアコヤガイの中に住んでいたえびの正体が判明いたしました。
カクレエビ亜科カクレエビ属のチョウガイカクレエビ Conchodytes tridacnae です。
甲殻類の専門家 千葉県立中央博物館 分館海の博物館 奥野 淳兒 様 より下記のように同定していただきましたのでご紹介いたします。
カクレエビ亜科カクレエビ属のチョウガイカクレエビ Conchodytes tridacnae という種で、インド・西太平洋熱帯域に広く分布しています。形態、生時の色彩ともに従来の記載に一致しました。日本では小笠原と八重山諸島から報告されており、これまで知られていた宿主はヒレジャコガイでした、柏島でシャコガイの個体数が少ないのであれば、今回の個体はシャコガイの代用としてアコヤガイを利用したものだと推察致します。
奥野先生ありがとう御座いました。