天気は晴れのち曇、夕方には雨模様。 透明度は昨日に引き続き浮遊物がすこし多いですね。
いや~ 今日はビデオを持って入ってたら良かった・・・・
タツノオトシゴの仲間の通称ジャパニーズピグミーシーホースです。
よくみると2匹が並んでますよね? 実は尾を絡み合わせてお互いはなれないようにしてます。 こんなに仲良く並んでるなんて、想像するのは? そう、産卵の真っ最中!
タツノオトシゴの仲間は、オスのお腹にある育児嚢という袋の中で卵を守るのですが、その育児嚢にメスが輸卵管を使って産み付けるのです。 じっと観察していると、お腹を合わして卵を産みつけたあと画像のような状態になるのですが、5分くらい休憩してメスは(卵を輸卵管に押し出しているんだと思いますが)体を小刻みに震わせながらオスに体をすり寄せていきます。
そして、お腹をくっ付け合わして卵を産みつけるんです。 小さいですから輸卵管などは肉眼では確認できないんですけどね(^_^)v
輸卵管を使って一度に運べる卵の数は10個程度のようです。 長い時間をかけて産卵するんですね。 なんでもオオウミウマなどの大きな種類は600くらい、小さな種類でも40~50くらい産卵するようです。 ジャパピグはいったい、いくつくらいなんでしょう? 大きさから言っても50くらいでオスのお腹がパンパンになってしまいそうですよね。
自分達が観察していたのはちょうど最から4回目の卵の産み付け作業から観察できたのですが、その後2匹はおもむろに別々の方向へ泳ぎさって行きました。
良いものみちゃいましたヽ(^。^)ノ しばらくするとパッツンパッツンに大きくなったオスが見られるようになりますよ~ 楽しみですね。