自分の潜在意識の底に 「 罪を犯した 」 と云う考えがある場合には、
自己処罰として 病気や不幸がやって来る場合がある。
「 罪を犯した 」 と云う考えが 現在意識にない場合でも
「 何(なあ)に、これ位のこと 」 と思っている場合にでも、
潜在意識の奥底には 良心の囁きがあって 「 罪人 」 としての観念があって、
「 自己浄化 」 の方法 又は、 「 贖罪(あがない) 」 の方法として
「 病気 」 や 「 不幸 」 を起したりし勝ちである。
しかし 人間は真性(super consciousness)に於いては 「 罪はない 」 のであるから、
自己の内に宿れる 「 真性 」 を呼び出せば、一切の罪は消えるのである。
「 自己に宿れる神性よ 輝き出でよ、
その輝きによって自分の潜在意識の中にある罪の観念は消え去った、
もう罪は無いのだ 」 と
神想観中に自己暗示せよ。
『 生長の家 』 昭和二十六年二月号 二十四日の法語 谷 口 雅 春 大聖師