お天気もいいので庭にでて、バラのツルをラテスに誘引し終わって家に入ろうとしたら・・・
手に段ボール箱を持って、グランドコートをきたお兄ちゃんがいきなりこれもあげます、あれもあげますと言いながらわたしの足下に水筒やら洗濯洗剤、台所洗剤、タオルにゴミ袋まで積み始めまして・・・
一通り積み上げ終わりましたら、「新聞をとってもらえませんか?」
「家はもう何十年も同じ新聞をとっているので代える気はないのですよ」と話しても・・・
何年後でもいい!ちょっとの間でもいいので・・・と引き下がらない!
そして、今度は1000円分の商品券までだしてきた
だからぁ~・・・ちょっとの間でもお宅の新聞に代えることは出来ない!っていってるのに
成績が悪くて秋田に来たのに、ここでもとれなかったら今度はどこに・・・
助けてください、と泣き落としできた。
あのね わたくしあなたを助ける義理も恩もありませんのよ
お奉行様が気に入ってとっている新聞を辞める気はサラサラございませんの!
一年を半年にしてくれるように責任者にはなしますから・・・
いつのまに新聞をとることになったんだい?一年?半年?
だからぁ~ お宅の新聞はとらないって言っているんでしょうに・・・
やくざ風のおじさんが来たのでもないし、ぼくだからお願いいたします・・・
ん?どういう意味かい?わたしはちょっとは面食いですのよ!
中村吉右衛門ばりの人が来たら考え直すかもしれないけれど・・・
ぺぇ~ぺぇ~のなよなよのウジウジ兄ちゃんでは絶対にありえません
あぁだこぅだとウダウダと・・・秋田のおばちゃんをなめるんではないぞ!
あぁ~もう うざったい!足下に積みあげられた品々に目をやりながら”どうぞお持ち帰りください!”
しょんぼりとうなだれて帰っていったような気がいたしましたが・・・
なにしろ兄ちゃんのその後など知るわけもなく、さっさと家に入ってドアを閉めたのですから・・・
兄ちゃん!
次はどこの空の下でしょうね・・・