而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

きょうはね・・・

2014-07-08 | 日々のなかで・・・
きょうはばぁちゃんの命日です。
角館に住む親類とばぁちゃんの思い出話をしましょう・・・
ということで角館まで行ってきました。
今は更地となったばぁちゃんの家があった場所へ
寄り道をしました。
そしたら そしたら・・・
後ろ隣の家のおばちゃんが草取りをしており
わたしが角館を離れてから45年もたつのに
わたしのことをよく覚えていてくれて、
娘さんが転校したばかりのころで、学校の行き帰りをわたしに頼んだとかで
娘さんがわたしのところにいつも行っていたこととか、目を細めて話してくれました。
わたしの記憶の中からすっかり消えていたことを埋めてくれる出来事でした。
家にあがって・・・という誘いを丁寧にお断りをして、ばぁちゃんが待っているお寺へ・・・
みんなでばぁちゃんのお墓まいりをして、
お寺近くの 料亭東海林 で会食をすることにしました。
学生の頃はこのお店の前を通って通学したものです。
まさか・・・このお店で食事をすることが出来るなんてあのころは思いもしませんでした。
角館の旬の食材をいかしたお料理がいっぱいで、
ミズもジュンサイもユリ根の入った茶わん蒸しも、冷たい稲庭うどんもデザートのトマトの蜜煮風も
どれも おいしくしっかりといただきました。
特に 近くの桧内川で取れた鮎は嬉しかった。
みなさん 喜んでおりました。
たくさんたくさんばぁちゃんの思い出話をして、懐かしんでおりました。
きっとばぁちゃんはあの笑顔で聞いていたことと・・・
よかったねばぁちゃん・・・うれしいね。こんなふうに懐かしんでくれるひとたちがいてくれて・・・
ばぁちゃんの弟の嫁さんが今年大病をしたとかで、3年は頑張ってみるわ!と話しており
入院中のばぁちゃんを見舞ったときに、ばぁちゃんが病室でくれた指輪をわたしに・・・とくれました。
きょう、こうしてばぁちゃんの指輪がわたしにめぐってきたということは、これも何かの縁なのでしょう。
親類もあちらへ旅たつ人が多くてあちらは賑やかなことでしょうが、こちらはめっきりさみしくなりました。
また こんな機会をもうけましょう・・・

なつかしい思い出に浸ったいちにちでした。









コメント (2)
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