※口絵の写真は拡大できません
岡山県玉野市に本社をおく「備南開発株式会社」が保有する
大型特殊貨物を海上輸送するバージ(台船)「天佑」が
佐世保造船所(SSK)の第3ドックに入渠しました
「天佑」の船尾?には、ひときわ目立つ大きな構造物が搭載されています
この構造物は佐賀県が協力し三井海洋開発が進めるプロジェクトで造られたもので
一基で「風力」と「潮流」の両方から発電できる
浮体式潮流・風力ハイブリッド発電装置「skwid(スクウィッド)」という
海洋発電システムだそうです
「skwid(スクウィッド)」は2013年10月17日に
佐賀県唐津市で予定されていた落成式のために
香川県多度津から目的地に向かって海上輸送されていたのですが
その途中の10月12日、福岡県門司港沖約25キロ付近でトラブルが発生しました
写真で見えている直径29mの黄色い円盤状のものが海面に浮かぶ浮体部分で
その上に高さ47mの「ダリウス風車」が立っており
海中部分には高さが約15mの円筒状の「サボニウス水車」が付いています
このトラブルは海中に沈めた状態で運搬されていた
白く見えている「サボニウス水車」の固定索が何らかの理由で外れ
海中に没したのだそうです
その後、三井造船大分事業所にて保管されていたとの事ですが、
約1年後、
佐世保へ曳航され水車部分の取り付け補修工事が行なわれました
これによりこのプロジェクトの実証実験の計画や日程に大幅な遅れや変更が生じました
※以上、各関連WEBサイトより引用しました
横の道路を通る車と比べると大きさがよく分かりますね
その後「蛇島岸壁」に移動し、延べ約1カ月間、補修工事が続けられていたのですが・・・
「skwid(スクウィッド)」を搭載した「天佑」が、本日(28日)午前10時頃、出港いたしました
左側のタグボートはSSKのものでは無いようなのですが、
この状態で呼子町北西海域に向かうのでしょうか?
※下の写真は妻が撮影していたものです
※画像は2回目のクリックで更に大きな写真になります
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