英国的読書生活

イギリスつながりの本を紹介していきます

Cabinet War Rooms

2007-12-12 | イギリス
首相官邸のあるダウニング街10番地から一筋違いの場所にCabinet War Roomsはあります。ここはドイツ軍によるロンドン空襲に耐えながらチャーチルが指揮を取った場所〔シェルター〕です。最近はチャーチル博物館も併設されているとか。私が訪れたのは93年の春、観光客の多いウェストミンスター広場から程近いのにけっこう人影は疎らです。入り口で入場料を払い日本語の音声ガイドを借ります。いかにも退役軍人といった風情の係員が「JAP!」と呟き、露骨に嫌悪の顔をこちらに示して器具を乱暴に渡してきたのには正直ムカッときました。「何ならもっぺんやるかい?!」とは言いませんでしたが・・・・。
中は、無線室、作戦会議室、チャーチルが寝ていたベッド、寛いでいた居間などが当時のままのレイアウトで保存されています。だから何なんだ?なのですが、ロンドン隠れスポットです。ちなみにその時いっしょに入った連れは「ここのどこが面白いのか?」と不機嫌でしたが。運営は帝国戦争博物館の分室という形で行われています。
コースの最後にはショップがあり、チャーチルと戦争に関するグッズが売られています。その時購入したのが写真のポスターです。我が家のどの部屋のインテリアにもマッチしないのでずーっと天袋にまるめて仕舞いっぱなしです。


Cabinet War RoomsのHPは