英国的読書生活

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フロスト警部、時短に挑む?

2013-09-30 | イギリス



R・D・ウィングフィールド「冬のフロスト」


お待ちかねのフロスト警部
天敵マレット署長がフロストに厳命するのが、
管理職にとってもっとも辛いお題「所定外労働時間の削減」です
残業を根底から削減せよ!
ただし、成果は決して損なわないように!
加えて署長、上役にもっとオベンチャラ使おうと、
よその署に人手を貸し出してしまう有様・・・・・
事件が無ければ、それもノープロブレムなのですが、
デントン署は今や事件の吹き溜まり状態になりつつあります
連続少女誘拐事件、売春婦連続殺人事件、コンビニ武装強盗に
フーリガンのご一行、怪盗枕カバーに、白骨死体遺棄事件・・・・

限られた人材と限られた時間で捜査を進めるフロストたちですが、
どの捜査も空振りばかり・・・
フロストの「勘」も今回ばかりは冬眠状態なのか・・・・

「時短」の推進!って部下をいかにも守ってる様な錯覚を与えてしまうけど、
実際、現場での「時短」ってキツイよね
定時になったから、早く帰れ!って怒鳴ってる上司、けっこういるけど、
モチベーションは落ちるし、中には仕事を持ち帰る「勘違い部下」も出てきちゃう
時短で成果を出したら、ウツが増えちゃった!っていう可笑しな部署もあるよね
皆さんの職場では、「時短」、上手くいってますか?









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