ロバート・ルイス・スティーヴンソン
「宝島」
子供時代の本棚に確かあった(福音館版)はずなのですが、読んだ記憶がありません。どうも冒頭で挫折していたようです。
少年ジムとその母親が営む宿屋「ベンボー提督亭」の場面がけっこう長く続き、子供ながらに退屈したのでしょうか・・・。
ジムが宝島の地図を手に入れる経緯が書かれたこの前半と、実際に宝島で「宝」を手に入れる話が書かれた後半と大きく2つの場面で物語は構成されています。最初から「宝」を狙い、昔の仲間と乗組員として船に乗り込んだ海賊シルヴァー。片脚でありながら松葉杖を屈指して健常者以上に飛び回ることが出来、残忍さの中にもジェントルな素顔を併せ持つ彼のキャラクターが何よりも魅力となっています。そしてジムの八面六臂の活躍!
戦闘場面はけっこうリアルかつ残酷に描かれており、大人の鑑賞にも堪ええます。
「宝」があっさりと発見されるのがちょっと拍子抜けですが、児童文学の「古典」として押さえとく必要があるでしょう。
ジョン・フォード監督の映画「わが谷は緑なりき」で、末っ子ヒューの本棚にこの「宝島」が置かれていましたね。
「宝島」
子供時代の本棚に確かあった(福音館版)はずなのですが、読んだ記憶がありません。どうも冒頭で挫折していたようです。
少年ジムとその母親が営む宿屋「ベンボー提督亭」の場面がけっこう長く続き、子供ながらに退屈したのでしょうか・・・。
ジムが宝島の地図を手に入れる経緯が書かれたこの前半と、実際に宝島で「宝」を手に入れる話が書かれた後半と大きく2つの場面で物語は構成されています。最初から「宝」を狙い、昔の仲間と乗組員として船に乗り込んだ海賊シルヴァー。片脚でありながら松葉杖を屈指して健常者以上に飛び回ることが出来、残忍さの中にもジェントルな素顔を併せ持つ彼のキャラクターが何よりも魅力となっています。そしてジムの八面六臂の活躍!
戦闘場面はけっこうリアルかつ残酷に描かれており、大人の鑑賞にも堪ええます。
「宝」があっさりと発見されるのがちょっと拍子抜けですが、児童文学の「古典」として押さえとく必要があるでしょう。
ジョン・フォード監督の映画「わが谷は緑なりき」で、末っ子ヒューの本棚にこの「宝島」が置かれていましたね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます